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犬の太郎
大好きだった犬の太郎
生れてからずっとぼくの友達
たくさん遊んで一緒に眠った
もう決して動かないぼくの太郎
ねえ太郎どうかぼくに教えて
生きているってどういうこと
大好きだった犬の太郎
いつも一緒だったぼくの友達
たくさん涙がこぼれて泣いた
そのあと自然にお腹が鳴った
ねえ太郎どうかぼくに教えて
生きているってこういうこと
大好きだった犬の太郎
天国にいってもぼくの友達
たくさんたくさんさよなら言った
もう泣いたりなんかしてないよ
太郎がぼくに教えてくれた
生きているってすばらしいこと