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ポエムな世界  作者: T-99
カタカナのない世界
37/40

無意味にするもの

海辺の素敵な場所へ

彼女をつれていく

絶対に告白すると

意気込んでみたものの

車が渋滞につかまり

空からは大粒の雨

用意したはずの言葉

今日も使わず繰り越される


お気に入りの音楽まで

彼女の趣味に合わなくて

会話はとぎれぎみ

思いだけがからまわり

夕立はすぎたのに

車内の冷房がきかなくなる

神様はなんて残酷

今日も嘆きが繰り返される


どうにでもなれと

車をよせて窓を開ければ

彼女が僕に振り向いて

無邪気に微笑みかける

はてしなく伸びる虹が

二人の未来に続く道のように

七色に光り輝いていた

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