肉食小夜子登場人物【ヴァンデール帝国編】
ネタばれ無し
※閑話の登場人物も含みます
【ヴァンデール帝国】
◎山間辺境の集落
・カルロス
小夜子が出会った第一帝国人。
隣の集落に解熱の薬草を分けてもらいに行く際に、山から滑落しそうになり小夜子に助けられる。
・サニー
カルロスの息子。14歳。とても賢く、ふもとの町の役所の臨時職員として働く予定。
・ローラ
カルロスの姪 熱病に罹り死にかけていた。生命力あふれる元気な山の子供。
・デニス
カルロスのいる集落の代表者。
・マークス
隣の大集落の代表。デニスの集落に物資や薬草を分けてやった。
・ピエト
マークスの集落の住人。カルロスの友人。
◎マルキア町
・グレイ マルキアの自警団兼冒険者。
・ジュード マルキアの冒険者ギルドのギルドマスター。
・ライアン・スチュアート(65)
スチュアート侯爵家の前当主。小夜子と出会った当時はスチュアート商会の会長。年明けに会長を退任予定。幼馴染との約束を果たすために、コルネリア公国を目指す。
・シンシア(14)
スチュアート商会に勤める父親が亡くなりライアンに引き取られる。本人は護衛になる気満々だったが、小夜子にボコボコにされて素質が無いと諦め、ライアンに仕える侍女を目指す事にした。帝都からライアンのコルネリアへの旅に同行する。
◎スリッケル以降
・デイジー・ウィリアムズ(22)
帝国国防整備部門所属(臨時)。辺境の国土整備、測量、その他、その地で必要な事をデイジーの裁量で行う権限を持たされ、修行行脚していた。皇弟預かりの研究者。ワーカホリック。仕事が大好きで結婚する気はない。ウィリアムズ男爵家次女。近代的な帝国においても貴族子女としては少し変わっている。
・カリン(カリーナ・ハリソン)(26)
デイジーの護衛。元皇弟殿下近衛兵。怪我が治って近衛兵に復帰。陽気で明るい。
・ジム(ジークフリート・ロズウェル)(28)
デイジーの護衛。元皇弟殿下近衛兵。怪我が治って近衛兵に復帰。常に無表情。ロズウェル伯爵家3男。
◎ベルトレイク
・ドレイク・カスケイド ベルトレイク冒険者ギルドギルドマスター
◎帝都ゴールドブリッジ
・ジェイムズ・スチュアート(40)
ライアンの息子。スチュアート侯爵であり、スチュアート商会長(ライアン退任後)。
ライアンの恩人の小夜子を家族、使用人総出で歓待する。
・ロレーヌ(34)
ジェイムズの妻。スチュアート商会に出入りしていた子会社の社長を父に持つ。ジェイムズがロレーヌに一目ぼれをして、貴族としては珍しく、大恋愛の末に結ばれた。ライアンは自分の妻も身分が低かった事も有り、すんなりと2人の結婚を認めた。
・エリザベス(13)
ジェイムズの娘。小夜子のドレスに触発され、小柄な女性向けのブランドの立ち上げに邁進することになる。
・パーシー(16)
既にスチュアート商会を手伝っている。商魂たくましく小夜子の持つ道具に目を光らせている。
・ルシアン(52)
スチュアート家の敏腕執事。ロマンスグレーのダンディなイケオジ。
・アレクシス・レイラ・ヴァンデール(30)
王弟であり、ヴァンデール帝国国防整備部部門の長。帝国軍元帥。帝国の更なる発展と、国民の豊かな生活の為に才覚をふるっている。近々王族籍を返還し、ヨーク公爵となる予定。国民人気が高い。漆黒の瞳の中に黄色い斑点が光の加減で見える。聖ハイデンの色として、時々皇族に現れる。皇族としてこの瞳を継ぐ子供を強く望まれている。
兄とは腹違い。
・ヘンリー・ルクセーヌ・ヴァンデール(40)
現皇帝。中世的な美貌を持つ。ヘンリーは自分を平凡な皇帝と自認しているが、アレクシスは兄を理性ある賢王と尊敬している。兄弟仲は良い。
王子が3人。王女が2人いる。妃は正妃の他に妾妃が2人居る。公爵家から一人ずつ妃を娶った。前皇帝の正妃(大皇后)の子。
・エミール
主に皇弟の執務室に詰めるベテラン侍従。小夜子に美味しいお茶とお菓子を出してくれる。
・アンドリュー
皇弟の離宮を管理する執事。
・サーシャ・シルキー(55)
アレクシスの乳母。乳母の役目を終えて王宮から下がっていたが、小夜子の世話を頼むためにアレクシスが王宮へ再び招いた。アレクシスの母のレイラとは学生時代の友人。現在はシルキー伯爵夫人。
オリビア・マディソン(59)
宮廷医。妃たちの助産医の内の1人。
30年前にレイラの出産に立ち会いアレクシスを取り上げた。
セレナ・アンダーソン(55)
アレクシスの母に付き従い離宮入りした元侍女。レイラが亡くなった後はメイドとしてアレクシスの離宮に身を置いていた。小夜子に堕胎薬を盛る。
・フレデリック・バンクス
ゴールドブリッジ冒険者ギルドの役人タイプのギルドマスター。
【ゴウ国 豪国】
・ワン
ゴウ国使節団代表。小夜子を舐めてかかっていたが、小夜子に躾けられて従順になる。
・ゴウ・シンユー(24)
ゴウ国王太子。目元涼やかな美男子。顔と金で小夜子を手に入れようとして嫌われた。
【コルネリア大公国】
・パズルカ・ヘイスティングス(70)
心臓病を抱えながら、コルネリアから小夜子のSランク推挙の為に長旅をしてきたお爺ちゃん。サンタクロースのようなルックス。10年前まで帝都の中央協会の司教をしていた。今は総本部の司教、教会のナンバー2。
・レオナルド・コルネリア大司教(68)
ハイデン教のトップ。ライアンの幼馴染。ライアンと再会を果たせた。
【ガルダン王国】
・シール伯爵
グレーデンとポート町一帯を治める領主。安定した領政を長きにわたり行い、東方辺境の守りの要を務めてきた。人格者。
・セシル侯爵 ガルダン王国宰相




