肉食小夜子登場人物【ガルダン王国編】
ネタばれありません。
閑話の情報も交じっています。
・中川小夜子(18)
主人公 元日本人
モラハラDV男と晴れて同棲を解消したその日の夜に交通事故に遭い死亡(享年36歳)。交通事故の原因を作った女神ティティエを恫喝し、思いつく限りのチートスキルをもぎ取り異世界に転生する事となったが何故だか運のランクだけが異様に低かった。小夜子の不運が巻き起こす事故、災害、魔獣被害を未然に防ぐべく、嫌々ながら各地にちらばる女神ティティエの石像修復をする事となる。
夢は大邸宅で使用人に傅かれて不自由なく暮らす事。
・女神ティティエ
三つの世界を作った創造神。
地球(上位世界)の神々との勢力争いに敗れ、中位世界で神力を取り戻そうと小夜子に世界各地に散らばる女神像の修復を頼む。神力を大きく失っており、現在の姿は黒髪おかっぱの幼女の姿。創造神だが万能ではない模様。本来は美しい成人女性の姿。小夜子の夢によく現れる。よっぽどの事(小夜子による石像破壊等)が無ければ目の前に現れない。
【オーレイ村】
・トーリ・オルソン(58)
捨て子のレインを10年前に引き取り、オーレイ集落の外れで一人で育ててきた。元はオーレイ鉱山の管理のために王都から派遣された官吏(40年ほど前)。村で知り合った娘と所帯を持つが、不幸にも妻と幼い息子をはやり病で無くしてしまった。家族の菩提を弔いながら、さびれていく村でレインと暮らしていた。新たに生まれ変わったオーレイ村のまとめ役に何となくなっている。
・レイン・オルソン(12)
10年前に村の外れに捨てられていた所をトーリに引き取られる。
どんどん村全体が貧しくなる中、多少の手伝いをしながらもトーリの世話を受けるだけの日々だったが、小夜子と出会って自分が出来ることを模索し始める。心根が真っ直ぐで優しい。
・ジャック(22)
まだ村がもう少し元気で人も多かった頃を覚えている青年。
集落の年寄りと子供に威張り散らし、日々の鬱屈を晴らす日々だったが小夜子に殴られて目が覚めた。ポート町で少し仕事をするが、数カ月で妻子を連れてオーレイに戻る。サリーの孫。
・セイラ(24)ジャックの妻。温泉宿の調理担当。
・アン(5)セイラの連れ子。
◎オーレイの婆達
・サリー 昔オーレイの宿で料理を作っていた。集合住宅の料理長。肝っ玉ばあさん。ジャックの祖母。
・マーガレット 家事オールラウンダー。手先が器用で裁縫が得意。簡単な朝食担当。
・カレン 掃除が大好き。料理は苦手。裕福な商家の出でおっとりした乙女な可愛い婆。
◎オーレイの爺達
・ダン 力自慢。力仕事全般を請け負う。
・ショーン 釣りが得意。小夜子に生け簀の管理を任される。温泉郷の名物、イワナの塩焼きの安定供給を目指す。下水浄化槽のスライム管理も担当。
・ニール 採取が得意。ホワイトアスパラを自力で栽培していた。畑仕事の他に、野山での採取も得意。
◎温泉宿従業員
・フリック(48)管理人
・ニーナ(45)フリックの妻。宿の厨房の調理担当。
・ウィル(25)フリックの息子
・マーク(23)フリックの息子
・ラウール(50)管理人
・ハンナ(48)ラウールの妻。宿の厨房の調理担当。
・ポール(30)ラウールの息子
リリ(28)ココ(8)ルル(6)
小夜子が王都で保護した母子3人。
ココは男の子。ルルは女の子。
【ポート町】
・ノエル・グリーンウッド(38)
ポート町の冒険者ギルド職員。元冒険者で、足の怪我が元で現役引退。
元々面倒見が良く、ポート町での子供達の教育を頼まれ現在に至る。城塞都市グレーデン出身。
・エディ(50)
ポート冒険者ギルドの解体責任者。
ガタイが良く、力が強い。口数少ないが、会話は出来る。
強面だが面倒見がよい。
・ジェフ(ジェフリー)・クルーセン(45)
ポート町冒険者ギルドマスター兼ポート町長。
ボート町の人手が足りず兼務。
小さな産業も無い町を冒険者ギルドの機能だけでどうにか運営してきた。有能ではあるが保守的。気難しく見えるが、生真面目なだけ。
・ジョアンナ・クルーセン(45)
ジェフの妻。ジェフとは幼馴染。
昔から少し知能の遅れがあった。ジェフとポート町の住民達から愛されて幸せに暮らしている。
・ロッド(38)
森の小鳥亭の食堂兼宿屋のオーナーであり調理人。寡黙なマッチョだが、お茶目な所もある。森の小鳥亭のエールも料理も物凄くおいしい。
ロッドが作るオーレイの果物を使ったスイーツがポート町の女性達の評判となる。
・シャロン(28)
森の小鳥亭の店員。町の未婚の男全員に粉をかけている。赤毛の巨乳。
最初は小夜子にも敵意を向けていたが、今は良好関係。
◎町の子供達(駆け出しFランカー冒険者)
チェルシー・キース・チャド(各11歳)
チェルシーは紅一点。
町では働く場所が無く、冒険者を選ぶ子供たちが一定数いる。チェルシーは、本当は接客業をやりたい。チャドは、本当は料理人になりたい。
【城塞都市グレーデン】
・アレン・ウィンスロット(24)
ウィンスロット侯爵家次男。黒髪、黒目。麗しい美形。国内で女性に大人気。
城塞都市グレーデンの防衛軍軍団長。ガルダン王国軍中将。
辺境の魔獣と、隣国の帝国への抑えが任務となっている。
若くして実力で団長に上り詰めた。
小夜子の索敵スキルで腹黒がバレ、小夜子に盛大に警戒される。
・グレゴリー・ベーカー(45)
グレーデンギルドマスター。昔ノエルとパーティを組んでいた元冒険者。
ノエルが怪我をした際に、ギルド職員に採用してくれるようにジェフに掛け合ったのがグレゴリーだった。冒険者は自己責任という理念の元、ギルド運営は放任主義。
◎疾風の一撃(Dランクパーティ)
・ジェシカ(14) 補助魔法、火魔法 体の発育が良い。ふんわりボディ、たれ目の癒し系。
・ケイン(13) 前衛 剣士 すばしこい。活発。小柄だが、伸びしろがある。
・リカルド(13) 盾役 大柄で無口。気は優しくて力持ち。
小夜子のBランクアップの同行任務に付き合ってくれた。
・イーサン・バトラー(24)
Sランク冒険者。プラチナブロンドの長髪を無造作にハーフアップにした凛々しい美形。瞳は水色。色素が薄い。
ガルダン王国 バトラー伯爵家3男。
軍が性に合わなくて冒険者になった。アレン・ウィンスロットとは軍の同期。
魔術と剣両方をバランスよく使える。
旅の途中に小夜子と恋仲になる。
・聖ハイデン
ハイデン教の始祖。
ミドル世界の殆どの国がハイデン教を国教にしている。
ティティエよりも知名度高い。
【グランシール】
・ローラン
グランシールのギルドマスター
イーサンを貴族として扱う。長いものに巻かれるタイプ。
・トマス・ウォリック(52)
ファリンとグランシール一帯の領地を治める伯爵。
悪ふざけが過ぎるイーサンの伯父。
キャロラインとの婚約をイーサンに断られた事を根に持ち、グランシールに訪れた小夜子とイーサンに腹いせにちょっかいを出す。
王都を含むグランシール近隣へ狂暴な冒険者(小夜子)の情報を流す。
・キャロライン・ウォリック(17)
トマスの一人娘。
悪ふざけがすぎる父親に頭を悩ます良識のある娘。
非常にしっかりしており、自分が伯爵家を継ぐべく言いなりになる可愛い入り婿を探している。
【王都 ブラッドレー】
・アルフレッド・バトラー(31)
イーサンの上の兄。バトラー家の長兄。
王都の屋敷で妻子と実母と共に暮らしている。
・グレース・バトラー(25)
アルフレッドの妻
・エドワード・バトラー(28)
イーサンの下の兄。
ガルダン王国王都防衛軍大佐。
王都東門を守っている。王都内に屋敷を構えて妻子と暮らしている。
・ジェーン・バトラー(49)
イーサンの母。
ガルダン王国貴族女性にしては先進的な考えを持っていて、冒険者で庶民の小夜子をイーサンの恋人としてバトラー家に受け入れる。
美魔女。イーサンがまだまだ可愛い。
・ブライトランド公爵(60)
現ガルダン王国王妃の父。
ブライトランド公爵家の派閥(王妃派、王族派)にバトラー家は与している。
ブライトランド公爵家はガルダン王妃の実家。
・ダグラス・ブルームハルト(38)
ガルダン王国軍大将であり、軍団長。
ブルームハルト侯爵家当主。豪快で柔軟。小夜子を気に入る。
・ジャスティン・ガルダン(45)
ガルダン王国国王。
強力な力を持つ小夜子を欲して国に紐づけようとするが失敗。
小夜子から国の体制も含め痛烈に批判を受ける。
・エルメイン・ルシル・ガルダン(38)
ガルダン王国王妃。
クイーンリリーを入手してくれた小夜子とイーサンに好意的だったが、日和見が過ぎ小夜子に思い切り嫌われる。
・アリア・ラドクリフ(13)
ハイデン教会所属の聖女。
ガルダン王国ではただ一人の聖女。
イーサンに懐いていたが、興味は小夜子に移る。
・ランスロット司祭(68)
聖ハイデン教会所属。
好々爺とした高潔な聖職者。イーサンを子供の頃から知っている。
・ドミニク・ジーン・セレステ(42)
聖ハイデン教会ガルダン王国教区の司教。
聖女を手籠めにして洗脳している疑いあり。不気味な粘着さを垣間見せ、小夜子に嫌悪される。ガルダン王城では小夜子にぶっ飛ばされ面目をつぶされ退場。
ランバート・フィッツロイ(48)
ブラッドレーギルドマスター。
長年、王都のギルマスをつとめる。
フィッツロイ伯爵家の3男。元Aランク冒険者。
小柄な細マッチョ。年齢を感じさせない俊敏な動作は猫のよう。




