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木曜会  作者: 芥川何某
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木曜会2

木曜会 2


下野文学賞に応募てから三ヶ月 私は自分が大賞を受賞するのは ほぼ間違いのない事のように考えておりました 受賞したら地元の新聞に顔写真や名前が載るのも恥ずかしい

親戚やら昔の同級生などから連絡が来たりするのも煩わしいと後悔さえしていた次第です


ですが 結果は佳作にも入らぬ始末

私は軽い怒りさへ感じました

そんな筈は無いのです あれほどの自信作が

下手をしたら芥川賞受賞するかもしれぬほどの名作なのですから

何かの手違いで名前が抜けていたとか?

故意に作品が紛失されたのかもしれません

私は事務局に問い合わせしてみることにしました

『そういう問い合わせ多いんですよね

こちらとしても 残念ですが対処できかねます なんだったら来週 文学賞応募者対象に評論会があるんです 審査員の先生方が作品のアドバイスをしてくれるんですよ 詳しくはホームぺージに書いてありますんでよろしく』

担当者はそれだけ話すと唐突に電話を切りました

よし こうなったら どんなボケナスが審査したのか 見てみよう ということで私は会場の市民会議室へと出かけていったのでした


続く……


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