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ジョーク・カフェ♪♪

私のエッセイ~第五十七弾:「ジョーク・カフェ」♪♪~本日のメニュー:最悪のブラック・ジョーク(2022.8.12付)

 皆さん、おはようございます!お元気ですか・・・?


 いや~、夜間は、トンデモネー湿度でしたよね!


 眠れましたか・・・?私は、全身汗べっちょりで、なかなか眠れませんでした。


 持病の糖尿病もありますので、夜中におしっこした後は、必ず「コップ一杯の水」を飲む・・・これを心がけております。


 血液が、どうしても、ドロドロになりやすい体内環境ですからね・・・皆さんも、夜間の「うっかり脳梗塞」などには注意してくださいませ。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 さて・・・今朝のブラック・ジョークですが、内容が下品でエゲツなく、それこそ「最悪レベル」ともいえるブラック・ジョークです。


 ジョーク自体が長いものなので、今回は、この「単独ネタ」とさせていただきます。


 このジョークに関しましては、多少の「前フリ」と「後解説」が必要ですので、ソースから、そのまんまお借りしてきちゃいました。


 私が書いた書評や解説ではありませんので、今回だけは、そこんとこヨロシクッ!なんちゃって(苦笑)。


 では、「前フリ」に、行きマッカーサー元帥げんすい!(← 昔のあたいの口癖よん。誰か、はやらして!)


 ~  ~  ~  ~  ~


 いわゆる「ブラック・ジョーク」と呼ばれるものは、神経質に分類するなら、二つのグループに分けることができる。


 ひとつは、単純に「ブラック・ジョーク」と呼ばれるものであって、従来からある、いわば「正統派ブラック・ジョーク」。


 もうひとつは、「病的シックジョーク」と呼ばれるものである。


 これは、「神経症的ジョーク」といったらよいのか、恐怖や不安や強迫観念などがむき出しになっていて、もはや「ユーモア」とは言いがたいものが多い。


 次に、最もひどいものを紹介しておこう。


 ~  ~  ~  ~  ~


 【最悪のブラック・ジョーク】


 アフリカにやってきた白人の貿易商が、村のバンガローに泊まっていた。


 彼は巨大なピストルを二丁、腰にぶら下げ、電池で鳴るプレーヤーにホット・ジャズのレコードをかけ、朝からウィスキーをあおっていた。


 やがて、白人は黒人の給仕ボーイを呼びつけ、ニ、三度、給仕ボーイ睾丸こうがんを蹴っ飛ばしてから、用事を言いつけた。


 これから強姦ごうかんするから、村から十二歳の処女を連れて来い、というのである。


 少女が連れてこられた。


 白人は少女を前と後ろから犯した後、腰のピストルを抜くと、バン、バンと射ち殺し、またホット・ジャズのレコードをかけた。


 「おい、この死骸しがいを引きずり出せ。そして、別の娘を連れて来い!」と、白人は給仕ボーイに命じた。


 白人が二人目の少女を強姦していると、村から不気味な太鼓たいこの音が聞こえてきた。


 (ドロドロドロ、ボンゴボンゴボンゴ・・・)


 「なんだ、この太鼓は?」と白人は、ヘロインを自分の腕に注射しながら給仕ボーイにたずねた。


 「俺は、このくそったれ太鼓にがまんがならんぞ。酋長しゅうちょうを呼べ、酋長を!」


 酋長がやってくると、白人はものも言わずにピストルで殺し、死体を庭先に蹴り出した。


 (ドロドロドロ、ボンゴボンゴボンゴ、ドンドンドン!・・・)


 太鼓の音が、突如、高く鳴り出した。


 「なんだ、この太鼓は!?」と白人は怒鳴って、ジャズのレコードを全部叩き割り、踏みにじった。


 「旦那が射殺なすった酋長のための、の太鼓でごぜえます。」と、給仕ボーイが説明した。


 「畜生、俺は我慢がならん!」と、白人はがなった。


 「いったい、いま何時なんだ?」


 「真夜中でごぜえます、シュバイツァー博士。」


 ~  ~  ~  ~  ~


 このジョークには、多少の解説が必要かもしれない。


 『シュバイツァー博士』という名は、アフリカの「救らい事業」に生涯をささげ、1952年にノーベル平和賞を受けた医者、神学者、バッハの伝記作者、オルガニストの『アルバート・シュバイツァー博士』を想起させる。


 博士は、あらゆる点において「現代の聖者」というべき偉大な人物であって、先のジョークが描き出した下劣きわまるサディストの白人とは、その「皮膚が白い」という一点を除けば、正反対の人物である。


 博士は、白人たちがアフリカの黒人に対して犯した非人道行為を、自らの行動によって告発したのである。


 博士の行動は、多くの心ある欧州人を恥じ入らせたが、同時に、ひねくれたインテリの中には、まさに、その「非の打ち所の無さ」、その「崇高すうこうな精神」ゆえに、博士を憎悪ぞうおする者もいた。


 彼らは、好んで博士を「スカトロジカル・ジョーク」の題材とし、邪悪なドス黒い笑いを作り出そうとしたのである。


 先のジョークには、「ユーモア」というものは、ほとんどない。


 フロイトのいう「魂の偉大さ」などというものは、全くない。


 あるのは、「病的な悪意」と、「ヒステリー症的いらだち」だけである。


 これは、「ジョーク」というものが行き着いた、極北の地点なのだ。


 病的シックジョークは、ブラック・ユーモアが落ち込む危険な「陥穽かんせい」ともいえる。


 では、次のようなものはどうか?


 「それはともかくとして、リンカーン夫人、お芝居の方はいかがでしたか・・・?」


 「リンカーン夫人」は、もちろん、リンカー大統領夫人であり、リンカーン大統領が観劇中に暗殺者の凶弾に倒れたことは、周知のこと。


 やはり「病的シックジョーク」は、荒廃したブラック・ユーモアであろう。


 ~  ~  ~  ~  ~


 ・・・いかがでしたか?


 この長~いジョーク・・・一言で表現するならば「シュールである」・・・こんな感じが私にはしたんですが、皆さんはどう感じられましたか?


 次回は、また通常のジョーク紹介に戻りますので、よろしくお願いします。


 今朝も、ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました。 m(_ _)m 


 ~  ~  ~  ~  ~


 (※) ジン竜珠 様、誤字報告の件、本当にありがとうございました。自分でも、なるべくこういった、つまらないミスは、なくしていきます。では・・・。 m(_ _)m

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― 新着の感想 ―
[一言] お邪魔致します。 では、わたくしも、自作の病的ジョークを。    ◇    ◇    ◇ ある動物(例えばシカ)の成長映画・完成記念上映パーティーにて。 「動物映画って、いいわよね。…
2022/08/18 23:18 退会済み
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