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守衛の証言

その日は朝6時から夕方18時までの勤務でした。



……ええ、その日は見ていません。



……ええ、朝も昼も、もちろん夜もです。



……さぁ、でもそういうことはしょっちゅうあったみたいですよ。

よく会社に泊まってるって聞きました。


……裏口、使う人はいるみたいですけど、鍵が必要ですからね。

使う前に借りて、使ったあとに返してって、面倒くさくないですか?

だから皆ここを通るんですけど。



……さぁ、何かから隠れてるとか?



……言いたいこと。

……月白さんは尊敬出来る同僚、いや、仲間です。

責任感の強い、立派な人です。

だから彼女が何も言わずに居なくなったなんて、まだ信じられません。皆もそう言ってます。

ええ、仕事も出来る人でした。

そう聞いています。

恨みを買うような人でもありません。



……え?……いや、知りません。

具体的に彼女が何の仕事をしてるのかは詳しくは知りません。

まぁ、俺は目立つけど、彼女は地味ですからね。

でも裏方だろうと立派な仕事です。

皆の力があるから、俺達も頑張れるんです。

本当にそう思っています。



……え?プライベート?

月白さんの?

知りませんけど。

会社の外で会ったこと無いんで。



……あれ?

もういいんですか?

わかりました。

彼女のためにやれることがあれば何でも言ってください。



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