しらないふたり
昨日はお盆でお墓参りに行って来てので、更新できませんでした。
スンマソン(;u;)
どーも皆さん、俺です。
どうやら、あの二人はここで働いていた使用人のようだ。理由は、二人とも制服らしきものを着て今、一生懸命働いている事とその仕事ぶりが慣れた手つきをしているからだ。やっぱり、使用人居たんだね。使用人達が来てくれたお陰で母親がよく俺の相手をしてくれるようになった。元々母親は仕事は嫌いじゃないようだが何か仕事をしようとするたび使用人達に止められているようだ。まぁ俺としては、文字を教えてくれる時間が増えるのでとても嬉しいけどね。後、この間のスニークミッション失敗のせいでドアはきちんと閉めるようになり出られなくなった。(後、めっちゃ怒られた。うちの父親ってあんな怖い顔するんだね。)だけど、はいはいが出来るようになったことも分かったので最後はものすごく笑顔で撫でてくれた。(まだ言葉わかんないからニュアンスだけどね)しかし、これで余り怪しいことは出来なくなった。今は文字の練習に勤しむか…。いつになったら魔法が使えるのやら。
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はい、さらに二ヶ月たった俺です。俺は今ではまだ頭が重いけど歩けるようになりました。これで、移動距離アップだね。軽くなら歩けるようになったのでこの部屋以外にも行けるようになった。行けるように許可された中に父親の書庫があったので文字の勉強には困らなくなった。今では、読みならば出来るようになった。ようやくいろんなことが分かってきた。大きな進歩だ。
まず、ここは『グランドフォース』という世界らしいフォースは『力』という意味ではなく『4』という意味で使う。これは単純明快でこの世界は4つの大陸があるからである。大陸はそれぞれ『1の大陸アインス』『2の大陸ドス』『3の大陸トゥロワ』『4の大陸フィーア』という名前があり、今俺が住んでいる大陸は『4の大陸フィーア』である。4の大陸フィーアは自然にあふれた大陸で主にエルフが住んでいるが他の種族も少なからず住んでいる。しかし、自然が多いため危険な生物多く他の大陸よりも危ない大陸らしい。他の大陸も独自の文化を持っているけどそれは又後にしよう。
まぁこんな後で知ってもいい事は置いといて重大なことが分かった。それは、魔法の使い方だ。魔法は俺の思った通り詠唱するときは声に魔力を乗せて行うやり方で合っていた。まぁそのための魔力は体全身に流れているらしい。どこか一箇所にあるのでは無く全身に有ったのだ。それは、完全に盲点だった。体全身にある魔力を動かすことで魔力を活性化させることが出来るらしい。そして、活性化させた魔力を喉の辺りに集めるて声を出すことで声に魔力が乗るらしい。
ようやく、やり方がわかった。後は、実践に移すだけだ。俺は早速実行してみる。全身の魔力を動かすように…。駄目だ、出来ない。いや、まだだ。まだやってみよう。
この後、数時間ほど試したけど魔力を見つけることも出来なかった。しかし、本にもすぐには出来ないとも書いてあるし、気楽に行こう。目標が出来たんだ、前よりはマシだろう。
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さらに1週間後。
俺は、魔力を感じ取れるようになっていた。今は、もう動かせるようになっている。この魔力を感知するコツは脈をイメージする事だった。血管のすぐ横に魔力の管があるようにイメージして感じ取るとあっさり見つけることが出来た。また、魔力を動かすことは案外簡単だった。前世で読んでいた某ナ○トの主人公がやってた、某らせ○丸の特訓を思い出しながらやったら出来た。この活性化はなんというか感覚だけど筋肉を暖めるのに似てる気がする。俺は前世では陸上をやっていて大会の競技前はよくアップをしていた。しかも、俺はアップの体がだんだん暖かくなっていく感覚が好きだった。魔力の活性化は感覚がそれに似ている。この感覚はとても好きだ。これなら、毎日魔力を動かす練習をしていても飽きなさそうだ。
それで、魔力を動かせるようになったところで魔法の練習をしてみよう。ついにこの日がやってきた。もうやる前からわくわくがとまらない。ではさっそく俺が唯一知る魔法を詠唱する。
『光よ』
あの時とは違い喉の筋肉が発達して来たため喉が痛くなることは無いが少し気だるい。それで結果は?
あった…蛍光灯と白熱灯を足して2で割ったような色をした光の玉が浮かんでいる。やった!やったぞ!!俺はついに魔法を使えるようになったんだ。ためしに触ってみても全く熱くない、というよりも実体が無いから触れないので正確には「手を突っ込んでも熱くない」だけど…。まぁそんなことはどうでもいい位、今は嬉しい。うれしいからついでにもう一個作ってみよう。俺は、もういちど魔力を動かし活性化させる。しかし、明らかに先ほどよりも魔力の量より少なくなっている。まだ、慣れてないからどの位すくなっているかは、分からないけども半分よりは少なくなったんじゃないんだろうか?これで魔法を発動できるかは分からないけれども俺は実験としてもう一度魔法の詠唱をする。
『光よ』
今度は気だるさが感じられなかった。周りを見回してももうひとつ光の玉が作られる気配は無い。どうやら失敗のようだ。多分消費する魔力は決まっていて消費する魔力より魔力が少ないと発動しない仕組みらしい。本によると魔力は使用すると量が増えていくようなので地道に増やしていこう。
めざせ!!魔法マスター!!
ようやく魔法にまでこじつけました。長いね。修行編はさっさと終わらせたいね。