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にゅーらいふ‼︎  作者: いとか♂
2/7

はじめてのまりょく

少し題名詐欺してます。短くてすみません。

 魔法を試した日から4日が経った。魔力操作の練習をするためにまずは魔力を感じ取るところから始めている。しかし、4日経った今も感じ取ることは出来ていない。魔力なんて触れたこともない俺には魔力を感じ取るなんてできなかったのだ。しかし…ここまで来ると自分に魔力の才能が怪しくなってくるな…。いや、母親は魔法を使っていたんだ。才能はあるはずだ…。いや、しかし父親の筋肉を見てると不安になってくるな…。まぁ父親もエルフなのだし、俺に魔法の才能を期待していいはずだ。せめて、もういちど母親に魔法を見せて貰えたらな…。俺のどこに魔力があるんだ?心臓?へその下のとこ?全く検討がつかない。いったい何処なんだ…。まさか空気中から集まるパターンとかか?ありえるな…その線から攻めてみよう。やってみるか。


やってみるか…じゃねーよ!!そもそも集める元手が無いから集められねーよ!!魔法は一度置いておこう俺も忘れがちだが俺はまだ生まれてから二週間経ってないのだ。ゆっくりすすめればいいさ。


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 あれから一ヶ月が経った。うちの親は一向に魔法を見せてくれない。どうやら俺の前で魔法を見せるのを控えているようだ。何か子供に害があるんだろうか?あるなら大変だ俺は成人するまで魔法が使えないことになる。魔法はロマンだ。ぜひとも早く使いたい。しかし、まだ筋肉が発達していないので全然体を動かすことが出来ない。あぁもどかしい…。魔法をまだ使えないとなるとベットの上ではやることが無い。さて、どうしたもんか…。いや、少しづつ動かせる所から動かしていこう。なにしろ時間はまだいっぱい有るのだから。


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 あれから、もう5ヶ月がたった。ようやく体に筋肉がついてきて座れるようになった

……それだけかって?赤ちゃんなめんなよ。筋肉が発達しなくてびびったわ。でも確かいとこの赤ちゃんは7ヶ月で不安定ながら座れるようになっていたはずだ。そう考えると俺はほぼ安定して座れるし早いほうだと思う。しかし、動けるようになったということはカロリーを消費する量が増えるということで…。母親の乳をたくさん飲まなくてはならない。しかし、俺の母親は俺がよく動くのが嬉しいらしく喜んで乳を飲ませてくれる。6ヶ月も飲んでるからもうさすがに慣れてきた。だけど、さすがに味に飽きてきた。早く離乳食が食べたい。

 俺のベッドの周りにはぬいぐるみやら積み木など遊び道具が置いてある。その中には前世にも会った積み木に文字が書いてあるものが置いてある。たまに母親が並び替えて俺に教えているからそうだろう。まぁ母親も分かっているとは思っていないのだろう。あまり熱心に教えているというより分かんなくて首をかしげている俺を可愛がっている感じだ。俺も最初は素で首をかしげていたけど、その後は首をかしげると新しい言葉を出してくれるのでわざと首をかしげている。これで、何とか言葉を覚えたい。それにしても、この世界?国?の言葉が中国語のような言葉じゃなくてよかった。並び替えを見るには日本語や英語のような40音から構成される言葉のようだ。頑張って覚えよう。


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もう一ヶ月経った。ようやくはいはいが出来るようになった。まだ正確には少し足を引きずっているのではいずりだけどもこれで行動範囲が広がった。まず、家の中を探索してみよう。幸運にもドアは開いている。他の人に見つかったら戻されるから、人に見つからないようにスニークミッションだ。


探索して分かった。この家、リッチな家だ。自分の身長と比べてもいろんなものが大きい。部屋もそこそこの広さだったからもしやとは思っていたが、ここを2人だけで住んでいるのだろうか?こんだけ広いのに使用人はいないのだろうか?部屋によっては掃除していない部屋もあるんじゃ無かろうか?

そう考えながら探索していると玄関かな?外のにおいがする。扉の前へ出た。こんだけ広いのに玄関は普通だ。玄関は顔とも言うしもっと豪華なのかと思った。文化の違いかな?いやしかし、さすがに外へ出るのは、危ないしそもそも扉を開けられない。俺は次は何処へ行こうと悩んでいると扉からガチャと音がする。まずい、誰かが入ってくる父親か?母親か?どちらにしてもスニーク失敗だ。そう考えている間に扉は開く。そこに居たのは…知らない男女だった。男は20代くらいの若い人で女も男と同い年くらいの若い人だ。2人とも両親には負けるがそこそこきれいな顔をしている。そして2人の共通点は大きな鞄を持っていることだ。どうか、盗賊の類でないことを祈る。その2人はこちらを驚いた顔で見ている。こちらも多分同じような顔をしているだろう。しばらく、固まっていたが、男がいきなり大声で誰かを呼ぶような素振りをする。すると、俺の母親と遅れて父親が来る。両親は男女を見て笑顔になるが俺を見て驚いた顔をする。どうやら両親の知り合いらしい大きな鞄を持っていたし、もしかしたらここへ遊びに来た親戚かもしれないし元々ここで住み込みの使用人かもしれない。しかし、唯ひとつ確定してる事は、どうやら俺のスニークミッションは失敗に終わったらしい。







しばらくは、少ないのを早め早めに出していこうと思います。長いのはキツイ…

誤字脱字報告お待ちしております。

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