表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
now loading  作者:
30/57

29内情

「何でこんな…」


思わず口から出た言葉は虚しく辺りに消えていった。

取りあえず引き返して何があったのか通りすがりの人に聞いてみる。運の良い事に、その人はジャーナリストだった。


「あの、ローイはもっと栄えている所だと聞いて来たんですけど…」

「そうなのか。栄えてたのはとっくの昔の事だよ。まぁ、とっくの、と言っても半年前位だけどな」

「どうしてこんな事に?」

「あんたも知ってるだろうが、ローイ帝国は3年程前から急成長を見せ始め、今や世界の一角を担う大国だ。だが、その無理な急成長の所為でありとあらゆる問題が発生した。それが今になって表に出てきた、それだけさ」

「どんな問題ですか?」

「やっぱり一番は人口爆発にもにた状況に陥ったが為に起きた食糧不足だな。金持ちと強い奴が生き残る国になった。ただ、内側のことは分からないな。何たって、閉ざされてるし」


そういう法律だしな、と苦笑いする。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ