表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
now loading  作者:
28/57

27船で

何なんだ一体…。


オーウェンは船の中で目を覚ました。

オーウェンが港についたのはもう既に日が沈んだ後で、流石に船は無いと思い宿を探そうと考えていた時、この船を発見したのだ。この船はローイに物資を運ぶ船だった。


「おいおい、大丈夫か?急に倒れるからびっくりしたよ。何か飲むか?今水持ってくるからな」

「…え…」

「しっかりしろよ」


別の人が言う。


「あ…はい、大丈夫です。すいません、何かぼーっとしてて…」

「ほら、水飲め」

「ありがとうございます」


冷たい水は頭をすっきりとさせた。


「もう大丈夫です。心配かけてすみません」

「心配なんかしてないさ。ただ俺の船で死人がでたなんて、船の飯が不味くなるからな」


船長は戻っていった。

他の人達も


「なんかあったら言えよ」


と言いおいて、それぞれの持ち場に戻った。


その言葉に頷きながら、オーウェンは考えていた。


…『急に倒れるから』

…『急に』?

何で俺は倒れたんだ?

あの時俺は船に酔ってはいなかった。例え酔っていたとしても突然倒れたりはしない。…夢には眠っていないと入れない。でもあの時俺は眠くも無かった。なのに何で夢なんかに…?


ロイズ


あいつが関係しているのか?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ