表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/235

ザコとガーグ その17 インプラスエルフ

ガーグ編が予想以上に長くなりました。

side 功才


これはガーグさんやエルフによるイジメなんだろうか?


あの後部屋に執事エルフが来て案内されたのは、重厚な作りの謁見の間


そこで膝をついて女王様が来るのを待っているんだけども、玉座の隣にいるのは、派手な刺繍が施された服と、半ズボン白タイツを身にまとったガーグさん……。


笑いを堪えるのがキツい。

に、似合わねー、写メを撮ってドルムーンにバラまきてー。

隣を見るとメリーやイントルさん、ハンナさんも笑いを堪えている。

当のガーグさんも俺等の様子に気付いており額がぴくついている。

 

(やべっ、他のエルフも同じ格好しているのに、ガーグさんだけコントの馬鹿王子じゃん)


早く謁見を終えて笑い転げたい。


笑いの我慢が限界に達した時にようやく女王様が謁見の間に現れた


「客人、面をあげい。儂がシャルレーゼ・エルフィンローズじゃ」


シャルレーゼ女王は見た目は20代前半、10代でも通るだろう。

見た目が美しい以上に人目を惹くのは、エメラルドを思わせる光り輝く緑色の長い髪。


(そういやガーグさんの年って何才なんだろ?見た目は30代か40代だけど)


「汝等には儂のひ孫ガーグが大変世話になったようじゃな。ひ孫に変わって礼を言おう」

 

(ひ、ひ孫?見た目はガーグさんが親でもおかしくないのに、シャルレーゼ女王がガーグさんのひいおばあちゃん?)


「してミッシェルの言った事は本当か?もしやデュクセンでは他種族を操る魔法を作るつもりなのか?」


やばっ、下手したら戦争になりかねない


「お言葉ですがシャルレーゼ女王様、私にはデュクセンの貴族に知己の人がおります。名前はシャイン・マクスウェル、デュクセン皇帝の側近でございます。その方に確認した所、魔法作成の指示及び無断使用はチャラ・イースの独断と思われます」


「ふむ、その辺はデュクセンに確認しよう。汝等はエルフィンの客人だ。後ほど歓迎会を開く故、部屋で待っておれ」 


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


部屋に戻ってきた俺は笑い転げるよりも、冷や汗を拭うのが先になった。


「しっかし偉い迫力がある女王様でしたね」


「あれ位じゃなければ女王は務まらないのかも知れませんよ。しかしガーグさんは本当にひ孫なのでしょうか」


長い付き合いのイントルさんでも未だに納得ができていない用だ。


「そうだと思いますよ。でもガーグさんは純血エルフではないと思います。それなら色々と辻褄があいますから」


「辻褄ですか?」


「ほらロディーヌに入る時にガーグさんがパーソナルカードを見せて有無を言わせずに通ったじゃないですか?あの時ミッシェルさんは無理だったんですよ。つまりガーグさんはエルフィンの王族に連なるミッシェルさん以上の立場じゃなきゃおかしいんですよ」


ミッシェルさんはスターローズ家の3男だけど王位継承権はない。

つまりガーグさんは王位継承権を持っている可能性が高い。


「コウサ、それじゃガーグ殿はエルフじゃない可能性もあるだろ?」


「ハンナさん忘れたんですか?ガーグさんミッシェルさんセシリーさんは幼馴染みなんですよ。王族に連なっているミッシェルさんがエルフィン出身じゃなきゃおかしいじゃないですか。ましてやガーグさんがタダの人族ならエルフィンに住める訳がない」

  

エルフィンは人族が入国するのさえ難しい国なんだし


「ガーグさんは純血エルフじゃないからエルフィンから出れたんだよね。冒険者をしているのは身分より実力が評価される世界だからなんでしょ?ねっコウサ」


「純血で王位継承権があるエルフが国外に出る可能性はないからな。もし出れたしても、そんな人を雇う所なんてないでしょ。あってもお飾り、あのガーグさんがお飾りになる訳ないでしょ」


ガーグさんが魔法研究所の所長なんかをしてたら所員に戦闘訓練をやらせてそうだし

でもこのタイミングで呼ばれたのは裁判の為だけじゃないと思うんだよなー


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


でましたガーグさんの嫌がらせ第2段。 

俺にもあのコントの馬鹿王子みたいな衣装を用意してくれた。

歓迎会に出席する為の衣装らしいけど、メリーやハンナさんは美少女だからドレスが似合うからいいさ。

イントルさんはサイズの関係でスーツに、ガーグさんから事情の説明があったから覆面もなし。

だから俺だけがコントの馬鹿王子。

メリーに写メを撮られまくったし。


「よう、ザイツ似合うじゃねーか。中々笑えるぜ」


「ガーグ王子様、庶民は普通の服で良いと思うのですが…」


「うるせーよ。人の格好を見て笑いやがった癖に。それに俺は王子じゃねぇ、ババアが女王なだけだ」


 

あの女王様もババア呼ばわりできるのは、ガーグさんだけかと


「それよりもガーグさん、何で俺等が呼ばれたのか分かりますか?裁判の証人だけじゃないでしょ?」


できたら飯を食う前に逃げたいよなー


「あのババアから逃げようとしても無駄だぞ。国内でなら軍隊を動かしかねないからな」


だからガーグさんも大人しく馬車に乗ったのか


「そう言えばガーグさんって何才なんですか?」


「俺は24だぜ?それが何かしたか?」


嘘……


「何でエルフの血を引いていて年より老けて見えるんですか?俺はてっきり40近いかと」


 

確実に子供とかいいそうなのに


「誰が40だ。それに俺はエルフの血が薄いんだよ。爺さんでハーフエルフだからな」


つまりガーグさんの親がクォーターエルフで、ガーグさんはインプラスエルフ?

エルフの血が8分の1しか入ってないと。



クォータの下がインプラスと言うらしいです。

ネット調べで自信はありません。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ