表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
182/235

幕間 メリーってどんな人? 女性の意見

天狐蛇ポチ様からリクエストがあったものを参考にしました

side ヴァルト・プルング


 メリーがエレンガスに行った帰りにジュンゲル村によってくれました。

 自分の娘ながらメリーの変わり様には驚きを通りこして呆れています。

メリーの子供の頃の夢はお父さんみたいな猟師。

それが村祭りに来た劇団を見てから夢は女優に変わりました。

そう言えば、あの頃はこんな事を言ってましたよ。

「女優には生涯独身で過ごす人も少なくないの。メリーは恋をする暇があったら、演技の練習に使うの。恋人?そんなの時間の無駄だよ」


それが今じゃ

「将来の夢?エルフィンで劇団を作る事かな。コウサとの幸せな結婚?それは夢じゃなくて何人も覆せない決定事項だもん。だってメリーはコウサと一緒にいるだけで幸せなんだから」

本当に調子が良いと言うか何と言うか。

だからメリーがコウサさんを連れて来た時は本当に驚きましたよ。


―――――――――


領主様やエルフィンの王族の方々を待っていたら一台の豪華な馬車が停まりました。


「プ、プルングさん馬車から降りてきたのメリーちゃんじない?」

確かに馬車から降りてきたのはメリーとハンナちゃん。

しかも2人共彼氏を連れて来ていたんですよ。

最初、コウサさんを見た時は見合い話を断る為に連れてきた劇団の三枚目俳優かと思ったんですよ。

でもコウサさんは、メリーが惚れるだけあって領主様の兵隊に一歩も退きませんでしたし、自分を嫌ったジュンゲル村の為に命懸けで対応してくれましたし。

何であんな態度をとったのかは、後からメリーがのろけながら教えてくれましたよ。


「お母さん、次はどうするの?お袋の味をマスターしてコウサに食べさせてあげたいの」


「はいはい、隠し味にこれを入れるのが秘訣なのよ。でも一番のコツは愛情を込める事ね」


「えー、それじゃメリーがコウサの為に作ったら甘くなり過ぎないかなー。でもコウサはメリーが作った料理は何でも美味しいっ言ってくれるから大丈夫だよね」


全く、私に恋なんて必要ないって言ってたのはどこの誰かさんなのかしらね。



side 財津栄華


メリーちゃんを初めて見た時の感想?

絶対に、この娘は功才を騙してるだったわね。

でも1分もしないうちに、そんな疑いは粉砕されたわ。

メリーちゃんと2人で服を買いに行った時も

「コウサはどんな格好をした娘が好きか教えて下さい。それと功才に彼女がいなかったって本当なんですか?」


服を買ったら

「コウサ可愛いって言ってくれるかな?そろそろコウサの所に帰りませんか?もう寂しくなっちゃっいました」


見事なまでのバカップルだったんですから。

コウサのアルバムを見て涙を流して喜ぶ娘なんてメリーちゃんしかいないじゃないですか。



side ハンナ・ハンネス


 メリーから久しぶりに来た手紙にはこう書いてあった。

ハンナ元気?

メリーにとっても格好良くて、スッゴく優しくて、信じられないくらいに強い彼氏(未来の旦那様)が出来たんだ。

ハンナも早く彼氏を作ればいいよ。

だってコウサは……

それから延々と惚気が書き綴られている。

でも今見返すと文章もいまいちだし、比喩の使い方も間違っている。

何より時節の言葉を入れた挨拶がない。

今こんな手紙が来たら添削をして送り返すだろう。



side 夏海結


 功才の彼女を見た時は本当にビックリした。

功才に彼女が出来ただけでも驚きなのに、それが外国人の美少女だったんたよ。

でも一番驚いたのは彼女が功才の為に本気で怒った事。

私達は功才の為に本気で怒った事はあったかな。



幕間が思いつきません

あと連載を増やしました

曹仁伝を知ってる人は喜ぶかも知れません

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ