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ザコとメリーVSミント

昨日 アップしようとしていたら寝てました

メリーのパーソナルカードを見せてもらった。

てゆうか見せられた。


名前

メリー・プルング


種族

人間・猿人族


年齢

15


身分

一般市民


職種

女優の卵


メリーの身長は160㎝くらい。

長い茶髪に白い肌、少し垂れ目で愛嬌のある美少女。

なによりの特徴は、立派すぎるその胸。

その美少女が何をすき好んでか俺と一緒にいる。


不思議だ、謎だ、有り得ない。


「ねぇねぇ、コウサは何であんなに演技がうまいの?でも、あの○○っすって言葉遣いはメリーの前では禁止だよ」


「俺の家族は俺以外は全員現役の役者なんだよ。だからよく台本読みに付き合わされていたからじゃないか」

 

家で暇なのは俺ぐらいだし、家事か台本読みぐらいしか役にたってなかったし。


「それじゃ今度メリーにも台本読み付き合ってよ。コウサお願いー」


「暇ならな。でも言ったろ?俺は冒険者だから暇は少ないかもな」


「冒険者かー。ねっ今度メリーも依頼に連れて行ってよ。冒険者の役を演じる時の参考にしたいし」


「ぜっーたい駄目。依頼は命懸けなんだからメリーには無理」


「いやーだ。それに私は弓が得意なんだよ。お父さんが猟師だったから仕込まれたの」


「だーめ。怪我したらどうすんだよ。女優が顔に怪我したら終わりだぞ」


「いやーだ、絶対について行くんだから。もし怪我をしたらコウサに責任とってもらうし、


コウサなら絶対にメリーを守ってくれるって信じてるから」


(ちっ、口ではメリーに勝てないか。それなら内緒で依頼を受けりゃ問題ないな)


「もしコウサが1人で依頼を受けたりしたら、コウサのお部屋の前で、ずっと泣いてやるんだから。メリー泣く演技は得意なんだからね」


「だー、わかったよ。でも条件がある。依頼中は俺の指示を聞く事、それと依頼中の俺の口調に文句を言わない事」


何回か怖い目にあえばメリーも諦めるだろうし。


「さっすがコウサ。素直にコウサの言う事を聞くし、口調はむしろ嬉しいよ」



side ミント


腹が立つ。

僕とシャイン様は進展どころか、ずっーーーと会えてないのに。

待ち合わせ場所にコウサ君が女の子を連れて来てイチャイチャしてるんだよ。

それにあの女は、僕の敵だ。



「コウサ君、その娘は誰だい?僕は別に君の色恋に関心はないけども、これから依頼を受けに行くのに、あまり感心しないな」


「あー、この人はメリーさんっす。俺の住んでる下宿屋のお隣さんで役者を目指しているんすよね。それでこないだ大活躍したミントさんの腕前を見て演技の幅を広げたいらしいんすよ」


「それなら納得だよ。こんな可愛い娘がコウサ君なんかと色恋沙汰になる訳がないんだからね」


(コウサ、コウサ。ミントさんって、もしかして胸も残念な人なの?)


「今、今いーまー。

僕の繊細で傷つきやすい胸を馬鹿にしたな。君みたいな娘にわからないんだ。僕達みたいな努力が身を結ばない胸をもった乙女の気持ちが」


「そっちが先にメリーとコウサの仲良しさんを疑ったのが悪いんだよ。それにコウサは魅力的な男性だよ」


「僕にはコウサ君の男性的な魅力はわからないね。いいさっシャイン様は、きっと僕みたいな可愛らしい胸が好きなんだから」


「そう?残念胸ねえーにならなきゃいいね」


「それを言うなら残念無念だろ?それとおあいにく様、最初から僕に胸なんてないんだよ。……って誰が胸なしだっていうんだい」

いいさ、戦闘のプロ魔術騎士の僕が実力を見せつけてやる。



side コウサ


巻き込まれないで良かった。


ブルーメンの依頼はっと。


ジャアントシープ、傷が少なければ30万デュクセン?

何この高額依頼は。


「ジャアントシープの毛は貴族に珍重されているし、腸はバイオリンの弦に使われるんだよ。お肉も皮も売れるみたいだよ。メリー物知りでしょ?」


「メリーさすがっすね。良く勉強してるんすね」


「くっ、コウサ君。羊を数えると夜に寝やすいぞ。どうだ」


とりあえずミントは置いといて


データボール参照


ジャイアントシープ


体長最大4m近くになる巨大羊ですよ功才君。その角を使った破壊力は凄まじく岩も砕くそうですよ。

ちなみに羊の目は、結構怖いんですよね。


ロッキ師匠、俺達の会話を聞いてないよな?

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