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ザコとエルフ 代表戦士決まる

1月に入ったら四半期ランキグがダウンしてました。

更新速度だけでは上位は難しいんですね

side 功才



ガーグさんが正式な王位継承者となったから、ガーグ冒険者隊は選抜された戦士と顔合わせをする事になった。

ガーグ冒険者隊からは3人がでるから残るメンバーは補欠枠も合わせて3人となる予定だったんだけども


「ミッシェルさん、つかぬ事をお伺いしますが1人足りなくないですか?」


ミッシェルさんが連れて来たのは金色短髪なエルフと青色長髪エルフの2人。


「足りなくないですよ。ここに合計6人が揃っています」


果てしなく嫌な予感がする。


「えーと代表はどの様になったんでこざいましょうか」


「紹介しますね。先ず騎士団団長のレオ・ライオニック」


「押忍!!拙者はレオ・ライオニックであります。故国エルフィンの為、そして敬愛するガーグ王子の為にも全身全霊をもって試合に望む所存でありますっ!!」


暑苦しい挨拶をしてくれたのは金色短髪エルフ。

ちなみに挨拶の時は直立不動だった。


「次にレンジャーとして活躍しているガーネ・クライン」


「ガーネ・クラインです…。よろしくお願いします…」


なんでそんな爽やかな顔で髪も空みたいに爽やかな青色なのに暗いの?

声がやたら小さいし


「今回の代表はガーグだから決意表明をしてもらう。冒険者隊からの参加者は女性枠にはハンナ・ハンネス、そしてイントルとザイツ・コウサの計3名が代表となる。

それではガーグ挨拶を頼む」


へっ?俺?


「ちょっーと待って下さい。ミッシェルさん何を言ってるんすか?俺はマネージャー枠ですって。俺、了承してないっすよ」


「嫌だなー、コウサさん私がエルフィンの中から選出するって言ったのを了承したじゃないですか?ガーグ冒険者隊はエルフィンの所属はコウサさんの意見ですよ」


俺とした事が抜かった、そう来たか。

久しぶりにミッシェルさんと絡んだから油断をした。


「ザイツ文句はねえな?南エルフの奴等に俺達の力を見せつけて二度とくだらねえ因縁つけさねえ様にするぞ!!」


くっ、こうなったら狙うは補欠枠だ。


「あっコウサさん、例の傭兵隊の隊長の件で面白い事がわかりましたよ」


――――――――――


「ルーンランドにイ・コージがいる?確かイ・コージって牢獄にいる筈ですよね」


確かにあのマッドマジシャンは魔法王国としては、喉から手が出る程欲しいだろう。


「ええ、間違いない様です。傭兵隊の隊長ガドイン・ロックオーガ伯爵やその伴侶エリーゼ・ロックオーガとも親しくしている様です」


つまり下手に刺激しない方が安全、むしろ…


「確かチャラ・イースはデュクセンに送られる途中バルドーとデュクセンの国境付近で行方不明になったんですよね」


早い話がデュクセンはチャラ・イース関連の事件を無かった事にしたいらしい。


そりゃそうだ、バルドーで犯罪を犯した上にエルフィンの王子に剣を向けたんだから、で哀れとは思わないが、チャラは亡き者にされたと。


「ガーグ王子お願いがあります。それと俺は…俺とメリーは先行してデュクセンのシャイン・マクスウェル伯爵に会って来ます」


「ザイツ、お前が王子なんて言うと嫌な予感しかしねえぜ」


失礼な、傭兵隊の隊長にとびっきりの贈り物をしたいだけなのに。


「コウサ久しぶりにミントにも会えるね」


ミントは、少しは残念さが軽減できているだろうか。


「デュクセンまで3週間か…。長旅になるな」


師匠にお願いしたら一瞬なんだろうけども、微妙に不安があるんだよな。

嫌な予感が的中、携帯のメール着信音が鳴り響いた。


功才君へ 今ならなんと、試合に立候補するだけでデュクセンに転移してあげますよ。

功才君からもらったネクタイを締めて試合を見に行きたいんですよねー。


「……ガーグさん俺を試合に出してくれませんか?」


「あんっ?最初からそのつもりだっが、もう断れねえからな」


ですよねー。

もう補欠にはなれないですよねー。


「メリー、準備が出来たら師匠がデュクセンに送ってくれるってさ」


「わかったー。そう言えばコウサとデュクセンの城下町に行くの初めてだよね」


「それじゃ俺達はシルフィードホースで追いつくからな。まっ3日もあれば十分だろ」


えっ?


「何であの規格外馬車が使えるんすか?それなら早く言って下さいよー」


「使えて当たり前だろ。今回の試合は国事なんだからよ。」


ガーグさん、そんなあっさり言わなくても…

リクエストもあったので久しぶりにミントがでます

人気投票って最近出ているキャラが強いですね

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