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序章(1)
別のサイトで、ルリという名前で書いている話をこのサイトでも書いてみます。
たくさんの感想をもらいたいです。短くてもいいので、感想をお待ちしてます。
どうぞよろしくお願いします。
どこからか、誰からか流れた噂。
彼女は確かに存在します。
証拠なんてありません。けれど、存在するのです。
彼女は神出鬼没で、様々な場所に姿を表します。それは何故か執着を感じさせられます。
そんな彼女は夜闇の中白く輝くため息が出てしまうほど大きく立派で不思議な、レンガ造りの洋館に住んでいます。
そして、洋館を訪れた貴方に言うのです。初めて会ったにも関わらず、ぶしつけに言うのです。
「初めまして。貴方に願いはある?」
過去が在り、現在と繋がり、未来が編みあげられる。