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足を斬られてダンジョンに置き去りにされた少年、強くなって生還したので復讐します(習作2)  作者: 田中寿郎
王都編

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第184話 目玉小僧は恥ずかしがり屋?

次の階層(第二階層)へと進む。

 

この階層では、通常のスケルトンの他に、一階層のボスだったスケルトンナイトが通常のモンスターとして出てくるようになった。偶にレイスやウィスパーが出てくるのも変わらない。何体か倒した後、状況が分かったのでリューは階層内の魔物を纏めて倒して先に進む事にした。

 

2階層目のボス部屋。なんと室内は真っ暗であった。(リューには神眼があるので暗闇でも関係ないが。)部屋の奥には見えにくいボスモンスターが三体。鑑定してみると“ブラックスケルトン”であった。骨の色が漆黒のスケルトンで、暗い場所では非常に見えにくい。神眼で分析してみると気配を断つスキルと暗殺のスキルも持っているようだ。照明の魔道具や明かり(ライト)の魔法を使って明るくしてしまえばそれほどでもないが、暗い場所で戦うと厄介かも知れない。

 

能力はスケルトンナイトと同程度のようだ。移動は高速で、死角へと回り込み一撃必殺の攻撃を仕掛けてくる。初心の冒険者には危険な相手かも知れない。

 

だがやはり、リューの敵ではない。一階層と同じように、二体を剣で倒し、一体は魔石抜き取りを試してみた。(初めて出会ったモンスターは一応試してみるのである。)ブラックスケルトンも、他のモンスターと同様に魔石を抜き取ってしまえば死んでしまうようであった。

 

次の階層(第三階層)もだいたい状況は変わらず。出現モンスターにブラックスケルトンが加わった。

 

階層ボスはスケルトンブラックナイト。スケルトンナイトのブラックスケルトン版。能力はスケルトンナイト/ブラックスケルトンをさらに強化した感じ。ランクC以上の冒険者でないと危ないかも知れない。

 

もちろんリューの敵ではない。

 

第四階層。

 

ボスはスケルトンメイジ。闇系魔法を使うスケルトンである。召喚魔法で大量のスケルトンを召喚してくるのがやっかいである。(もちろんリューの敵ではなかったが。)

 

第五階層。

 

ボスはヘキサスケルトン。腕が6本あるスケルトンナイト。かなり強い。B~Aランクでないと倒せないかもしれない。(もちろんリューの敵ではなかったが。)

 

第六階層。

 

ボスはスケルトンキング。スケルトンの親玉である。サイズも巨大で戦闘力も高い。(もちろんリューの敵ではなかったが。)

 

第七階層。

 

ボスは死神(レイスの上級種)ドレインタッチの上位版、エナジードレインを使ってくる。これを受けると一撃で生命力をゼロにされ死んでしまう。(もちろんリューの敵ではなかったが。魔石がないタイプなので魔力分解で消滅させた。)

 

第八階層。

 

ボスはメタルスケルトン。骨が金属でできたスケルトンであった。防御力が非常に高く、その他の能力も高い。(もちろんリューの敵ではなかったが。)

 

メタルスケルトンは並スケルトンに比べて骨が非常に貴重な素材になるらしい。チェリーに教えられ、骨を全て収納しておいた。重金属の骨は重く、チェリーは僅かしか持ち帰れず残念そうであった。

 

第九階層。

 

ミスリルスケルトン。骨がミスリルのスケルトン。防御力が極めて高い(もちろんリューの敵ではなかったが。)素材としても超貴重(レア)。全部収納。

 

第十階層。

 

この階層はちょっと様子が違っていた。リューの知識にもない魔物が出現した。幼児程度のサイズの人型だが、頭部が大きな目玉になっている。リューは日本で見た某妖怪漫画に出てくる小さいオヤジを思い出した。ただ、日本の小さいオヤジは裸であったが、こちらのは爬虫類のような分厚い皮に覆われている。

 

チェリー 「あれはシューゲイザーだ。気をつけろ、奴らが足元を見つめてきたら熱線や冷凍光線が飛んでくる」

 

ヴェラ 「動き回っていれば大丈夫ですよ、シューゲイザーは攻撃前に必ずしばらく見つめて来るので、立ち止まらない限りは攻撃される事はないんです。それに足しか狙ってきません、なんでも、シャイで相手の顔が直接見らないんだとか? こちらをちゃんと見ていないので回避能力も低いので、剣でも魔法でも簡単に倒せる楽勝の相手です。あまり浅い階層には出てこないので、私も一度くらいしか遭遇した事ないのですけどね」

 

リューはシューゲイザーを剣で瞬殺。なるほど、防御力が高いわけでもなく、素早く動いて倒してしまえば楽勝である。リューは一匹だけ殺さずに残し、観察してみた。手に小さな槍のような道具を持っており、そこから熱線などを放ってくるようである。リューはその道具を転移で奪い収納してしまった。どうやら、武器がなければ特に危険もない生物のようである。収納した武器は後でよく観察してみよう。

 

手の中の武器が突然なくなって「???」となっていたシューゲイザーは、我に返って走って逃げようとしたが、その進行方向にリューが立ち塞がる。

 

立ち止まったシューゲイザーはリューと目が合うと慌てて目を逸した。リューが逸した視線のほうに顔を持っていってその巨大な瞳を覗き込むとまた顔を背けて目を逸らす。そんな事を何回か繰り返したあと、リューはおもむろにシューゲイザーの頭部(目玉)を両手で押さえ、顔を背けられないようにして、正面からその瞳を覗き込んでみた。すると…

 

シューゲイザーはジタバタしたあと、眼球が真っ赤になり……爆裂した。咄嗟に次元障壁を張るリュー。ヴェラとチェリーもカバーしたので全員無事であったが、そもそも障壁がなくても問題ないような爆発であった。ただ、飛び散った血や肉片で汚れてしまうので、止めたほうが良さそうである。

 

リュー 「なるほど、こうなるのか……」

 

ヴェラ 「馬鹿な事やらないでください」

 

リュー 「すまん、つい……」

 

 

― ― ― ― ― ― ―


次回予告


不死王城(ダンジョン)攻略3


乞うご期待!




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