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冒険のあゆみ  作者: 大和奏時
異世界の召喚士

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男女4人の宿泊物語

Ayumitales by Souji Yamato

 結局《けっきょく》、あれから、新《しん》従属《じゅうぞく》者《しゃ》のミトンが、ごねにごねて‥‥宿《やど》屋《や》への到着《とうちゃく》は、深夜《しんや》になってしまいました。



 それでも、アユミたち一行《いっこう》は、宿の4人《にん》部屋《べや》を確保《かくほ》できました。


 そこで、客室《きゃくしつ》では、早速《さっそく》、蛮族《ばんぞく》戦士《せんし》ウルガが、召喚士《しょうかんし》アユミを、堂々(どうどう)と、ベッドに押《お》し倒《たお》して、アダルト行為《こうい》が始《はじ》まります。

 もちろん、ウルガ(肉食《にくしょく》系《けい》の美女《びじょ》)が、一方《いっぽう》的《てき》に、アユミ(草食《そうしょく》系の美《び》男子《だんし》)を、責《せ》めている展開《てんかい》です。


 残《のこ》りのメンバー『魔道《まどう》士《し》ミトンと治癒《ちゆ》士《し》セシル』(どちらも処女《しょじょ》)は、純情《じゅんじょう》赤面《せきめん》しながら、直立《ちょくりつ》不動《ふどう》で固《かた》まってしまいますが、二人《ふたり》の視線《しせん》は、アユミとウルガの『男女《だんじょ》の部分《ぶぶん》』を、しっかりと凝視《ぎょうし》していました。



 やがて、2時間《じかん》程《ほど》で、アユミが、精根《せいこん》尽《つ》き果《は》て失神《しっしん》すると、ウルガは、汗裸《かんら》のまま、とっとと、アユミの上《うえ》で爆睡《ばくすい》しました。

 おかげで、処女二人は、精神《せいしん》ショックと恥《は》じらい興奮《こうふん》で、まったく、眠《ねむ》れなくなってしまいました。


 仕方《しかた》なく、二人とも、それぞれが、眠れるまでのつもりで読書《どくしょ》です。

 セシルが、薬草《やくそう》図鑑《ずかん》を見《み》て、ミトンは、魔導《まどう》論文《ろんぶん》集《しゅう》を読《よ》んでいます。


 けれども、結局、眠れないので、二人で、自己《じこ》紹介《しょうかい》からの雑談《ざつだん》です。

 しばらくして、ミトンが、涙《なみだ》ぐみます。


「私《わたし》、結婚《けっこん》相手《あいて》を、自分《じぶん》で選《えら》びたかったな‥‥」

「えっ、ミトンさん貴族《きぞく》だし、許嫁《いいなずけ》とかは?」


「相手が無能《むのう》で、魔法《まほう》学園《がくえん》を落第《らくだい》したから、破談《はだん》になった」

「そうなんですか‥‥」


「そういう、セシルは、お嬢《じょう》さまっぽいけど、許嫁は?」

「わたしは、5女《じょ》だから、好《す》きに生《い》きられるので、居《い》ません」


「5女って、結構《けっこう》、お金《かね》持《も》ちなのね?」

「一応《いちおう》、父《ちち》が、商会《しょうかい》を営《いとな》んでいます」


「‥‥そっか」

「ミトンさん‥‥」


 ほどなく、二人は、眠り始めました。

 月《つき》明《あ》かりが、辺《あた》りを、やんわりと照《て》らしています。



「むり、もう無理《むり》だからぁっ!」

「皆《みな》まで、言《い》うな♡」


 翌朝《よくあさ》、ミトンとセシルは、賑《にぎ》やかに、起《お》こされてしまいます。

 見れば、ウルガの方《ほう》から、アユミと全裸《ぜんら》で、取《と》っ組《く》み合《あ》っています。


 これには、ミトンも、セシルも、昨夜《さくや》とは、打《う》って変《か》わって、白《しら》けた雰囲気《ふんいき》です。そこで、セシルが、アユミに、回復《かいふく》魔法を使用《しよう》します。


「スタミナ回復!」

「私たちは、先《さき》に、食堂《しょくどう》に行《い》くから!」


 ミトンが、そう言い、彼女《かのじょ》とセシルは、食堂に向《む》かいました。それと、気《き》付《づ》けば、彼女たちは、自然《しぜん》と、手《て》を繋《つな》いでいました。

 歩《ある》きながら、ミトンが、セシルに言います。


「私たち、百合《レズビアン》にでもなる?」

「ダメです。わたしは、アユミさんが、大《だい》好きですから!」


「そっか、実《じつ》は、私も、百合《ゆり》には、興味《きょうみ》がないんだ」

「そうですね♪」


 そのまま、彼女たちは、手を繋ぎながら、食堂に入《はい》って行《ゆ》きました。

 食堂では、美《お》味《い》しい香《かお》りが、やさしく漂《ただよ》っています。



 こうして、ミトンとセシルは、友達《ともだち》になりました。

Ayumitales by Souji Yamato

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