恋の行方と肖像権
Ayumitales by Souji Yamato
西暦2020年4月1日(水)夢幻世界『オサーカの館』午前8時――
ふと、皆が、気付くと、この館が、完全システム化されていました。
例えば、花瓶を鑑定しようと思うだけで、花瓶に仮想ボタンが出現して、そのボタンを押せば、鑑定結果がウインドウ表示されたりします。
これには、皆が、喜ぶというよりも、只々、驚いています。
やがて、シス子さんと、女子高校生らしきが登場しました。その女子高校生を見て、召喚士アユミ(男子18才)が、唖然としています。
女子高校生(絶対美少女)が、自己紹介をします。
「実を言えば、私は、アユミ君が片想いしていた『優香』の実母です。
‥‥理学博士『江戸前彩香』と言います。
ちなみに、体外受精で優香を妊娠したので、男を知らない処女です。
今後とも、よろしく御願いします」
「えっ、生徒会長のというか、優香さんの御母さん?」
「そうよ、アユミ君」
彩香は、微笑んでいますが、アユミの方は、緊張し始めました。
そこで、彩香が、アユミを揶揄います。
「アユミ君は、優香のこと、好きなんでしょ?
私に、告白してみない?
‥‥しっかりと、受け入れてあげるわよ♡
ねえ、どうするの?」
「嬉しいけど、それは、無理です。
俺は、優香さんの『元気なところも駄目なところも』全部が大好きでした。
――けど、彩香さんと優香さんは、違います。
だから、ごめんなさい!」
「そっか‥‥本当に、うれしい、感動した♡
‥‥だから、合体しましょう!
コマンド『排卵』の指定は、優香の遺伝子と同じ側で、良いわよね?
優香を、妊娠させるのと、同じ子供が作れるわよ♪」
「え‥‥良いんですか?」
「いいわよ」
アユミと彩香は、寝室へと向かいました。
他の仲間たち(全員女性)は、素敵な笑顔で、二人を祝福しています。
ところが、数十分ほどで、アユミだけが、寝室から戻って来ました。
魔道士ミトン(美少女)が聞きます。
「どうしたの?」
「優香さんの肉体って、貧乳分の取柄が、股間に上乗せされていて‥‥
彩香さんが、凄まじい名器に耐えられなくて、大往生しながら気絶した」
「なに、それ‥‥?」
ミトンには『優香とか彩香とか』の意味が、分からない様子です。
アユミが、ミトンに説明します。
「言い忘れたけど、今の彩香さんの肉体は、優香さんと同じ形状だから‥‥」
「つまり、彩香さんが、優香さんと同等の名器に、耐えられなかったのね?」
「そうなんだ」
「納得した」
この会話で、仲間たちも、納得しました。
治癒士セシル(可憐女子)が、心配しながら、アユミに聞きます。
「じゃあ、途中やめですか?」
「いや、彩香さんが、失神したとき『素敵な刺激』で‥‥」
「思いっ切り、出しちゃったんですね?」
「‥‥まあ」
アユミは、少しだけ、恥ずかしそうです。
ですが、周囲の女性たちは、素敵な笑顔をしています。
こうして、理学博士『江戸前彩香』が、仲間になりました。
Ayumitales by Souji Yamato




