小説などの創作物から何かを学ぶこと、あるでしょうか?
小説などを読んで、読む前と世界が変わったような気がすること──
私はあります。
そこまで劇的なものでなくても、たとえば作中に出てくる人物を見て、『こういう人間にはならないようにしよう』みたいなこと、ありますよね。
客観的に自分の行いを見られるようになるというか……。
たとえば主人公がサッカーが上手で、女の子からも人気があるとする。
それを横から妬んでいるAくんというモブがいる。
Aくんは嫉妬のあまり、ネットで主人公の悪口をばらまき、陥れようとする。
嫌なやつだなあ……
こういうやつみたいにはならんとこ。
あるいは主人公が強い戦士だとして、多くの強者や賢者からその強さを認められているとする。
それを横から妬んでいるモヒカンのモブがいる。
モヒカンは言う。「あんなやつ、大したことねーよ。俺のほうが絶対強いって!」
そう発言しておきながら、モヒカンは決して主人公と戦おうとしたりはしない。
みっともないなあ……。
こういうやつみたいにはならんとこ。
私ならそう思うところですが──
なぜかリアルにもこういう人たちって、いるんですよね。
他にも例を挙げたらきりがないけど──
小説やマンガや映画の中に出てくる『よくいる雑魚キャラ』と同じようなことを言ったりしたりする人って、少なくとも私の周りにはいくらでもいます。
そういう人ほど『文句が多い』『他人を馬鹿にする』という印象があります。
なんでなんだろう……。
それは創作の世界では『あるある』なダメなやつなのに──
小説とかマンガとかを読まない人なのだろうか……。
それとも小説やマンガの中のことはフィクションで、現実とは関係ないと思ってるのだろうか。
それとも『自分はこういうモブキャラでいい』と思ってらっしゃるのだろうか。謙虚なのだろうか。
あるいはモブのほうがリアルな人生では得をするのだという考えの、モブ志向?
よくわからないんです……。
もちろん、自分の頭で考えて『これは違う』と思ったら、私も真似はしませんが。