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under 500 Ⅱ

初心者マーク

掲載日:2022/08/12

運転は苦手だ。


必要以上に確認してしまう。


今日も、首の筋肉を傷め中だ。


黄色と緑のマークを付けて、今日も走る。


「本当に着くんでしょうね?」


「着くよ。道は間違えてないから」


「でも、確認しすぎでしょ? そのままじゃ、首、もげるよ?」


「黙っていてよ」


彼女は、いつも口を出してくる。


これが3回目のデート。


でも、彼女の馴れ馴れしさは、20回目のデート並だ。




「着いたよ」


「やっと着いたか。お疲れ様」


「うん」


でっかくそびえる、観覧車が見える。


子供の、はしゃぎ声が聞こえる。


これから、遊園地を楽しみたい。


「免許を取って、10年でしょ?」


「うん。でも、全然慣れなくて」


「その、初心者マークみたいなやつは?」


「オリジナルのステッカーだよ。10年経つけど、初心者だって分かってほしくて」


"ピピピ、ピピピ、ピピピ、、、、、、"


「お時間です」


無情にも、終わってしまった。


トイレ休憩や、カーナビ無視で、時間を食ってしまった。


「レンタル彼女は、これで終わります。これからすぐに、予約が入っていますので」


彼女の右胸にも、小さな小さな初心者マークが、付けられていた。

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