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追憶2

* * 


アキューラに来て間もない頃。自身になついた黒豹を残酷な方法で奪われたシェーナは自分の世界に閉じこもってしまったことがあった。

まるで現実を見ず、反応と感情を無くして人形のようになってしまった。

だが、今回はまた違っていた。

自分の世界にとらわれているところは同じであるが、まったく現実を認識していないわけではない。

むしろ認識しているがゆえに、他人を恐ろしく怖がるという“反応”を見せるのだ。

それはすでにカナスとて例外ではなかった。

むしろ、今では一番ひどい拒絶反応を見せた。

男性というカテゴリから、父親を連想するらしかった。

姿を見て震え上がり、半狂乱で謝り続ける。


「ごめんなさい、ごめんなさい、お母様を殺してごめんなさい、生まれてきてごめんなさい・・・」

「何言ってんだ!落ち着け、ゆっくり息してみろ。ほら」

「お願い・・・叩かないで。いくらでも謝るから、謝りますから。だから、こっちに来ないで、お父様、っ神官様」

「おい、シェーナ!俺が誰だかわかんねえのか?」

「ひ・・・、イヤ、嫌・・・っ来ないで・・・痛いの、もうイヤ。怖い・・・ごめんなさい、ごめんなさい、だから叩かないで、来ないでぇえ・・・・っ」

「・・・・シェーナ・・・」


何を言っても、シェーナはカナスの存在に気が付こうとしない。

瞳をゆがめたカナスに、シェーナは頭を垂れた。

そしてその瞬間、肩にかかっている黒髪に飛び上がるほどに怯える。


「あ・・・い、イヤ・・・髪・・・・き、切る、から・・・こんな色した髪、ナンデ、長い・・・ぁ・・・」

「シェーナ!?」

「切る、切ります。すぐに、だから、だから・・・っ」


がたがたと近くの棚からナイフをさがすシェーナにカナスは立ち尽くした。


「すぐに、すぐ・・・です。こんな呪われた髪・・・。切るもの、ない・・・?う・・・、待ってください。待って。待って、こんな髪・・・」


しかしナイフがないと知ると、今度は自分の手で髪をひっぱり始める。

それで切れると思っているところが、シェーナの精神状態のひどさを思い知らせる。


「本当に、お見苦しい・・・すぐに、髪・・・、ほんとうです!すぐだから、どうか、近づかないで。私も嫌いです、この髪も目も。ほんとうです。反省しています。懺悔します。これから、より一層、神に仕え、皆のために歌います。だから、どうか慈悲を・・・もぅ、これ以上・・・叩かないで・・・・・・・。怖いよぅ・・・怖い、痛い・・・痛い・・・。お願い、許して・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・」

「・・・っ、くそ・・・頼むから、もうやめろ!」

「ひ・・・!!」


シェーナが怖がっていることはわかりつつも、とても見てはいられずにカナスはシェーナの腕をつかんで自傷をやめさせた。

しかし、やはりシェーナの弱々しい悲鳴が上がる。


「い・・・やぁああ・・・、叩かないで、叩かないで」

「違う。お前を傷つけたりしない。絶対に」

「イヤ、イヤ・・・・離して、ごめんなさいごめ・・・」

「誰もお前を責めたりする権利はないんだ。だから、やめろ。もうやめてくれ」


カナスの苦しげな声は、シェーナの耳をただ通り過ぎていくだけだ。

彼女はただ泣きながら首を振り続けていた。


「お願いです。痛い。痛い・・・謝るから。皆がつらい思いしているの、知ってます。だけど、おとうさま・・・私、わたし・・・」

「っ俺はお前の父親じゃない!お前にそんな思いなんかさせねえ。俺を見ろ、シェーナ。ちゃんと、俺を見ろ!」

「・・・っ、・・・・」


たまらずに上げた強い口調に、シェーナが大きくしゃっくり上げた。

動きが止まったことをいいことに、カナスはシェーナを肩口にきつく抱きしめる。

腕の中で震えが走ったのが分った。


「お前が謝る必要はない。お前は何も悪くない。悪くないんだ」


言い聞かせるように言ってみたが、シェーナからの反応はやはりなかった。重みが増したのを感じてカナスが見下ろせば、シェーナは意識を失っている。

その髪をそっと撫でながら、カナスは無力さに歯噛みした。


「・・・どうしたらお前を、救えるんだろうな・・・」


つながれ続けた重い枷をいつになったら外してやることができるのか。

カナスは涙に濡れたシェーナの体を強く抱きなおした。


カナスがシェーナの誕生日が近いことを知ったのは17年前、神国フィルカにおいて盛大な葬儀が行われたとの記録が見つかったためだった。

シェーナの誕生日はシェーナの周りにとって忌まわしい日だっただろう。

無論、シェーナに対しての風当たりがより強くなるだろう。しかも自国の王妃が亡くなった日とあれば余計に。

シェーナが恐慌に陥るほど怖がっているのもうなずけてしまう。

それと同時に、ひどく腹が立った。

何の罪もないシェーナを疎み、憎み続け、あれほど怯えさせたフィルカの者々の身勝手さには、怒りを覚えるしかない。


黒髪でなければ、黒瞳でなければ、王妃の死があったとしても、フィルカの“歌使い”として国中から祝福をうけただろうに。

ただその容姿だけで、一度も祝われないどころか、無意味な罰を与えられ続けたなんて。

シェーナは、16回、ただの一度も望まれぬ誕生日を過ごしてきたのだ。

あんなにも怯えて。

不条理さにやりきれなかった。


「・・・身勝手に行動してもいいのだったら、あの国を壊してやる」


ラビネもグィンも双子も、そうつぶやいたカナスを諫める者はいなかった。



それからカナスはできるだけシェーナのそばにいようとしたが、肝心のシェーナはまるでアキューラに来たばかりの頃のように、ほとんどのものを食べることができなくなり、他人が寄ればその場で小さくうずくまってしまう。

もはや、他の誰をも認識しなくなり、女が寄れば「侍女(ルーナ)」に怯え、男が寄れば「お父様」と震え上がる。

一人きりのときですら、謝罪の声が止むことがなかった。

あまりのことに、双子の侍女が自分たちのせいだと憔悴しきったほどだった。


**


そして双子の姉妹の誕生日から5日が過ぎた。

シェーナは、変わらず暗闇の中にいた。

目を凝らせばたくさんの人影。それがぐるりと自分を取り囲み、沈黙を続けている。けれど彼らは怒っているのだ。

憎んでいるのだ、シェーナを。

だからシェーナの存在を否定する。

まるでそこにいないように話しかけない。

けれど、憎しみが深くて、存在を無視しきることもできない。


「・・・ぅ・・・あ・・・」


それは、あまりに重い沈黙。


「ごめんなさい、許して・・・許して・・・」


生きていることが罪だと言われたとき、どうしたらいいのだろう。

それでも、国のために歌えと、誰も殺してくれないとき、どうしたらいいのだろう。

シェーナはその場にうずくまった。


するとシェーナの周りの人影の一つが近づいてくる。そして、シェーナを呼んだ。


「・・・・・・おと・・・さま・・・」

“シェーナ”


その影は真っ暗なままで、顔が見えない。

けれど、シェーナの名前を呼んでくれるのは、唯一、父だけだと知っている。

その他の人は・・・忌むべき名だけでシェーナを表す。“神に見捨てられた子”と。

けれど名を呼んでくれる父もまた、シェーナをその穢れた呪われた存在としてしか見ていないことをシェーナはよく知っている。

そう、だから彼の口元はいつも不快そうに歪んでいる。

そして手には、鋭く撓る鞭が握られているのだ。時にはそれは、赤く焼けた鉄の棒のこともある。

気が狂いそうな痛みに泣いても、誰も助けてくれないことをシェーナは知っている。

むしろ彼らはシェーナを痛めつければその分、笑う。晴れやかな顔で。


――――殺してくれればいいのに・・・


シェーナの中に、いつも現れてはすぐ消える思い。


――――もういやだ。こんなところにいたくない・・・


願いというよりもそれは、真実、魂からの叫びだった。

けれどそれが現実にならないこともまた刻みこまれているシェーナは、自らの苦痛に満ちた思いを自覚しようとはしない。


――――殺してくれればいいのに、こんなに痛いのなら、もういなくなりたいのに・・・


だが、時々。

本当に時々、シェーナはその思いに支配される。

すべての恐怖が消えうせ、どろりとにごった瞳は世界を写さなくなる。

そうして、たったひとつだけある白い塔の窓に手をかけるのだ。


――――アトチョットデラクニナレルヨ・・・


まるで何かに手招かれるかのように、そっと足を掛ける。


けれど全体として小さく、体力もないシェーナでは高さのあるその窓を超えることができない・・・自分の体を持ち上げることすらできないシェーナでは。

そのうちに下から吹く強い風に恐怖を感じ始め、正気に戻るのが常だった。

しかし、何故か今度は簡単に窓枠に足が乗った。体も軽く、まるで飛べるようだった。

いや、真実、シェーナはふわりと浮いた感覚を覚えた。

麻痺した頭の片隅で、今から落ちるのだということも分かっていたが、特段に何の感情も浮かばなかった。


――――・・・オチ・・・ル・・・オワリ・・・


ただ、終わるのだと。

もう終わるのだと、それだけを思っていた。


「シェーナ!!」


だが突然、ぼんやりとしたシェーナの頭に強引に割り込んでくる声があった。

同時にガクリと浮いたはずの体が奇妙に止まった。


「なにやってるんだ!!シェーナ!大丈夫か?!」


怒鳴り声だ。その音量は恐ろしいと思うのに、急にはっきりと聞こえ始める。

いままでは何もかもぼんやりと気味の悪い響きを持ったものだけだったのに。


知らない声だと思った。言葉が咄嗟に理解できない。フィルカの言葉じゃないのだと不意に気がついた。


お父様じゃ、ない。


父以外誰も呼ばないはずのシェーナの名前を呼ぶのに、父親とは違う響きの、はっきりとした心地よい声。

もっと若く、凛とした声。

その声は何度もシェーナを呼ぶ。何度も、ためらいもせずに呼ぶ。シャンリーナのシェーナの名を。


(・・・・・・だれ・・・?)


繰り返されるたびに、知っているような気がするのは何故なのか。

繰り返されるたびに、胸の中が温かくなっていくのは何故なのか。


力強い何かが自分の体に巻きついていることに気がついた。なぜか、それは不思議と恐怖ではない。

とくり、とくりと心臓の音が聞こえる。自分のものと、別のもの。

止まってしまえばいいと願っていた心臓の音が、とても大切な、いとおしいようなものに感じてくる。


「・・・・・・・・って・・・る・・・」


シェーナはぽつりと呟いた。

そして、そっと何も見えない暗闇に手を伸ばす。


「・・・・し・・・ってる・・・わたし・・・」

「シェーナ?」


シャンリーナ、ではなく、シェーナ、とただそれだけで呼んでくれる声。


大好きな人が、いたはずだった。

とても優しくて、温かくて、シェーナをからかうのが好きで、よくシェーナを怒り、そしてシェーナの代わりに怒ってもくれる人。

ときどき、悲しそうな顔をすることも知っている。

その人が笑ってくれると、とても嬉しかった。

知ってる。その人を知ってる。

やはり、これが、夢なんかじゃない。幻想なんかじゃない。


現実に、「いた」。


ここは、あの真っ白な狭い部屋なんかじゃないのだ。

そうだ。知ってるはずだ。

その人の名前は。


「・・・・・・・・カナス・・・さま・・・?」

「おい、シェーナ!」


まぶしい。

それがはっとした瞬間に、一番最初に思ったことだった。


目は開けていたはずだったが、何故か急にまぶしいと感じたのだ。

キラキラと陽に透け、風にさらわれる金の糸が見えた気がした。


「・・・キレイ・・・」

「シェーナ?」


手を伸ばすと、その手に温かいものが触れる。手を掴まれたのだと悟ったとき、急激に世界が色鮮やかに変わったような気がした。

そして、同時に掴まれている腕や抱えられている背中に熱を感じる。自分とは違う温度は、火傷しそうなほどに熱かった。


シェーナ、ともう一度凛と響く声が名前を呼んだ。


目の前にあるのは青い瞳。フィルカ人とは違う浅黒い肌、彫りの深い顔立ち。そして、光っているような薄茶色の髪をじっと見つめて、シェーナはおそるおそる呼びかけた。


「カナス様・・・?」

「シェーナ?気が付いたのか?ちゃんと俺が分かるか?」


途端に、険しかったカナスの表情が安堵のものに変わったのがわかった。

それを見て、シェーナもまた、心からの安らぎを覚える。


「・・・カナス様・・・カナス様、私・・・」


シェーナはまだ自由な方の手をカナスの背中に回した。温かい。

迷うことなく、彼はシェーナを抱きしめてくれた。

とても強い力で。幻想だと疑う余地もないほどの強い力で。


「カナス様・・・?あ、の・・・苦しい・・・です」

「・・・・少し・・・我慢しろ」

「カナス様?」


聞こえてきた声が震えているように思えて、シェーナはかすかに首をかしげる。

こんな切羽詰った声を聞いたことがあっただろうか。


「よかった・・・」

「え・・・?」


彼の吐いた熱い息が耳にかかる。その吐息に乗った言葉は、まさに万感がこもっていた。


「目が覚めねえんじゃないかと・・・」

「・・・あ・・・」


ようやくシェーナは自分が何を感じ、何に怯えていたのかを、現実に自覚した。

途端にぶるりと震えが走り、シェーナはぎゅっとカナスにすがる手を強く握りこむ。

そしてこわごわと尋ねかけた。


「本当・・・に・・・これが、本当、ですよね・・・、こっちが夢じゃない、よね・・・カナス様・・・いるよね・・・?」

「ああ、当たり前だ。俺はここにいる」

「・・・フィルカ、じゃない・・・?」

「そうだ。ここはアキューラ。お前は、俺の大切なシアンだ」


ゆるぎない物言いに、じわじわと確かな実感が胸の内に広がっていく。


「カナス様・・・っ」


シェーナはカナスの首に腕を回して抱きついた。


「こわ・・・怖かった・・・アキューラ、に、いるの・・・全部、ゆめ・・・だった・・・のか、って・・・。ほんとうは、一人、ぼっち・・・の、ままじゃないか・・・って、怖かった・・・」

「そんなことあるわけねえだろ。お前は一人じゃねえ」

「ほん・・・とう・・・?」

「本当だ」


今にも泣き出しそうなシェーナをカナスはしっかりと受け止めて、シェーナの大嫌いな黒髪に口付けまでしてくれる。

今度こそ間違いなくカナスだと思った。

いつも、シェーナを呪われた子としての運命から救ってくれようとする大切な人。

黒い瞳からぽろぽろと涙がこぼれおちた。

必死に嗚咽を飲み込もうとしていると、目元にも口付けをくれたカナスが優しい声で言う。


「こら。泣くなら声出して泣けって言ってるだろ」

「・・・ぅ・・・・うえ・・・っく・・・う・・・ぅカナ、カナス様・・・こわ・・・うあ・・・っ、怖か・・・っ、えぇ・・・っんく」

「ああ、そうだな。怖かったよな。けど、よく戻ってきた。頑張ったな」


偉かったぞ、とまるで子供に言うような口調で、彼はシェーナの背中を叩き、黒髪に指を絡ませた。

「ふえ・・・っ、カナス様・・・カナスさま・・・」


夢でよかった、とそればかりを繰り返すシェーナを、カナスはずっと抱きしめていてくれた。

彼の腕の中はあたたかい。あらゆる恐怖から絶対に守ってくれるという安堵感があった。

どれくらい泣いていたのかわからない。

けれど、いくらでも、思うままに泣いていてもいいのだとそんな頼り切った心持ちで泣き続けていたことだけは覚えている。


やがて、体力のなくなったシェーナは、吸い込まれるように眠りに落ちていった。

もう、眠ることは怖くなかった。自分をくるむ、温かい腕を感じていたから。


◇◇


あのときの、シェーナの恐慌を思い出す。

そしてぽつり、ぽつりと繰り返しつぶやかれた悲しい言葉も。


―――お父様、いい子にするから許して。叩かないで。どうかわたしにも笑って。好きになって。


シェーナはいつだって父親を恐がっていた。

アキューラに来て1年以上が過ぎようとしているのに、いまだ父親に近い年頃の人間をみればひどく怯えるし、時として夢にうなされる。

だが、それは渇望の裏返しでもあったのかもしれない。


彼女は、恐れながら、それでも父親に好かれようと必死だったのだろう。

誰も味方のいない中、たった一人の肉親には愛されたくてたまらなかったのだろう。

だが、結局その小さなはかない望みが叶うことはないままだった。

その呪縛からは逃してやることはできない。

できる限り忘れさせる努力はした。

大切だと何度も伝え、それに応えるようにシェーナは愛らしく笑ってくれるようになった。


それでも。それでも、心の深くに根を張ったそれを除いてやることはできなかった。

忘れさせる――この方法は、いい加減、限界なのかもしれない。

のばしのばしにして来たが、もうはっきりと決着をつけるときがきたのではないだろうか。

あの国は、もうシェーナには必要ないと、わからせるときが。


そのために、自分は力をつけてきた。

また、彼女が成長するのを待ち、ずっと周囲にわからせ続けた。

たとえ、彼女の心を傷付けてしまうとしても、絶対に立ち直らせてみせるから。


だから、今回の訪問は、いい機会なのだと思った。

その決断が、どれほどに甘いことなのか、彼女が置かれてきた残酷なまでの現実も知らずに。



過去はここまでです。次から現在軸に戻ります

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