第三話 勉強
どうも!!作者の新鮮グミです!(*^^*)
今回からできれば話を展開させていく予定です!!
「アルト~!!部屋に戻って来なさ~い」
おっとお母さんに呼ばれたようだ、部屋に戻らなければ....
「よいしょっと....」
そう言いながら背伸びをして本を本棚に戻した
「今行きま~す母さん」
ガチャ
「アルトお勉強の時間よ!!まずはお母さんと魔術と魔法について学びましょう、アルトはよく私の本を読んでいるから知識で知ってるかもしれないけど、基本から振り返りましょう!!」
待ちに待った魔術や魔法についてやっと学べる!!転生する時神様から祝福を貰ったはずだから少しは使えるはず....
「はい!!お母様」
「まずアルトは魔術と魔法の違いが分かるかしら??」
「えーと確か魔法は生まれつき神様や精霊からの祝福で使えるようになる物で、魔術は道具とかに付与されていたり、魔術結晶に付与されている物...ですよね??」
「流石!!アルトは可愛くて天才なんだから!!」
そう言って僕の髪をわしゃわしゃしている
「母さん!!やめてよ....もう...」
「えーといまアルトが言った通りで今からやるのは魔法よ!!魔術は迷宮とか商会でしか入手出来ないから後回しね。
魔法は生まれつき持っていないと行使するのも不可能だと言われているわ、ステータスは10歳になってからだけど、魔法適性を調べる為に必要な道具は友達にお願いして貰ってきたわ!!」
「もう....母さんそれ結構無理して貰ってきたんじゃ....」
「そ、そんなことないわよ!!
魔法の種類は基本四種類あって、【火、水、風、土】の4つよ、これは四元素って呼ばれているわ。
この四元素が基本で上位に位置するのは三種類あるわ、【雷、氷、炎】の3つね、今確認されているのはこれだけよ。
まぁまずは適性を調べましょう!この水晶に手を乗せて見ればすぐわかるわ!」
そう言って母さんは机の上に透明な水晶のような物を置いた。
「この水晶に手を乗せればいいんですか??
じゃあ置きますね!!」
自分の手を置いた瞬間、水晶は.....音を立てて割れた....!?
「か、母さん...?これってどういう...」
母さんの方を向いたら母さんの顔から笑顔が消えていて下手したら殺気のような物すら感じれる気がした...数秒経たないぐらいで母さんはこう言った。
「アルト....これは大変だわ....私が知っている限りでも水晶が割れるなんて聞いた時ないわ...もしかしたら初代勇者よりも魔法適性が....」
「母さん??なにが大変なの??」
「アルト勉強は申し訳ないけど1回終わりよ...ジークと王に伝えなければ行けないかもしれないわ...
シルヴィア!!」
そう言いながら慌てた様子で部屋を出ていきシルヴィアを呼んでいる声が聴こえる
「えーと.....どうすればいいんだろう...
これってもしかしなくても神様も祝福のせいだよね.....なんか面倒事な予感が....」
「アルト..?お母さんが叫びながら廊下を歩いていたけどどうかしたのかしら??」
「姉さん!!僕もよく分からないけど魔法適性を調べる水晶を割っちゃったんだよね....
僕怒られるのかな??」
どうやら気になって姉さんが来たみたいだ...そりゃそうだろう、いつも温厚な母さんが慌てた様子で廊下を歩いてたみたいだから。
「水晶が割れた!?アルトそれって凄いんじゃないかしら!!お母さんは怒らないと思うわよ?
アルトは可愛くて天才なのかもしれないわね!!お姉ちゃんなでなでしちゃうぞ!!」
「お、お姉ちゃんも髪わしゃわしゃしないでよ!もう....
水晶が割れるって凄いことなのかな??」
「私も割れるなんて聞いた時ないからなんとも言えないわね...けど割れるほど適性を持っていたんじゃないかしら??お姉ちゃんも嬉しいわ!」
「そっかぁ....まぁ明日になればなにか分かるかもね!!お姉ちゃん」
おーと...魔法適性を調べる水晶を割ってしまった...!?
次回は王様が出るかもですよぉ(*^^*)
お楽しみに!!
(ちなみにジークはお父さんの名前ですねぇ...今回初登場...ですよね??w)