散々な一日
どうも。こんにちは。
弦間 和将です。
今回は冒険者としての初めての一日です!
どうぞ、読んでやってください。
よろしくお願いします。
俺は左手の甲の刻印に右手の人差し指で触れた。
「状態!」
突然、刻印の模様に白い光が走った。
『ステータス』
そう書かれたホログラムのようなものが浮かびあがる。
『エノミヤ ヒロキ登録完了』
と記された。
どうやら登録は済んだようだ。
それにしても近代的じゃね?
ちょっとイメージが崩れるな······
「これがあなたのステータスです」
そう言って受付嬢は左手に指を向けた。
すると画面が変わりそこにはこう記されていた。
エノミヤ ヒロキ
HPランク 2
MPランク 3
スピードランク 4
アタックランク 4
ディフェンスランク 1
賢さランク 3
「あ、ちゃんとでましたね、ステータス。ふむふむ、これならスピードを活かした戦術が有効でしょう」
これが俺のステータスか!
受付嬢の反応を見ると3が基準のようだな。
つまり俺のアタックランクとスピードランクは基準より高い!
まぁディフェンスランクは言うまでもない。
心とか箸でつつかれるだけで美味しく醤油で食べられてしまうだろう。
冷奴かよ。
「分かりました。ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!」
「はい。よろしくお願いしますね!」
俺はエルフ特有の柔らかい笑顔を見るとそのまま帰ろうとした。
「あ、待ってください!」
なんだろう。
何か問題でもあったのだろうか。
俺は自分に指をさして俺? と確認すると、どうやら俺のことらしい。
「いま確認したんですが、その装備はどこで手に入れたんですか!? 剣ではなくあなたのその変な防具です!」
え、このジャージのこと?
てか変で悪かったな。
「その装備は······」
この装備は······?
「見たことのないスキルを持っています!」
え? そうなの?
「もしかしたらとても強いかもしれません。これからも大事に使ってください! 特にその装備は『特殊装備』と言って最初は弱いですが装備者の強さに比例します」
「というと?」
「つまり、あなたの努力次第でとても強くなります」
おおおぉぉぉ! と周りの冒険者から歓声が上がる。
「おぉ! すげぇな! その装備!」
「こりゃ魔王討伐してくれるんじゃねぇのー?装備が」
「おい! うちのものにならねぇか? 装備!」
うん。嬉しい······のか?
いや、なんか腹が立ってきたぞ。
装備装備って、いきなり俺のことはそっちのけかよ!
俺はここを早く立ち去ろうと考えた。
「はは! ありがとうございました! では失礼させていただきます······」
最初は笑顔だったものの失礼させていただきますのところは曇に曇った目だったと思う。
いや〜目から汗がでるなぁ。
やっぱり前言撤回だ。
どの世界にでも嫌な奴はいるもんだ。
「はぁ······ 仕方ない。宿でも探すか。と言っても今は金がないし」
生憎だがさっきのギルドに戻れる強靭な心は持ちあわしていない。
「野宿······かな」
今はまだ日が頭の真上にある。
この世界の時間が24時間なのかは知らないが、まだ時間はあるはずだ。
これから探すか······
俺は野宿できるところを探した。
幸い、今は春の終わりくらいの時期である。
布団がなくても快適に眠ることができそうだ。
国の壁の外に出ると危険なモンスターが出るので外で寝ることは自殺に近い。
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その後、俺は街を歩いて観光を楽しんだ。
平和すぎるように感じる。
街の中を通っている川では子どもたちがはしゃいで楽しんでいた。
むしろ日本の方が怖いまである。
と、俺はいい感じの野宿場を見つけた。
公園のような場所だ。
芝生が広がっている。
さすが中世だ。自然は残されている。
真ん中の木にでももたれかかって寝ることにしよう。
いや、野宿場ってなんだよ。
まぁいいか。もうそろそろ日が暮れる。
もう探す時間もないだろう。
はあぁ······ 腹減った。
考えたら朝から何も食ってない。
「明日から頑張るかー」
どこぞのニートが言いそうな言葉を発して俺は眠りについた。
榎宮弘樹の冒険者一日目は野宿で終わることなった。
どうも。こんばんは。
弦間 和将です。
昨日は七夕でしたね!
七月七日といえばたくさんのキャラクターの誕生日で、なんかいい日になるんじゃないかなーと思いました。
あ、今日から一日一話の投稿をしようと思います!
まぁテストや生徒会もあるのでちょくちょく休むと思いますが······
感想をよろしくお願いします!
もしよければ評価もつけて頂けると嬉しいです!
これからもよろしくお願い致します<(_ _)>




