プロローグ
[プロローグ]
いつもの風景、匂い、人。これはごくごく普通のことである。朝起きていつも通り学校に行き高校生活を送る。それは別に悪いことではない逆に良いことだ。だが、高校に入学する前は漫画のような生活がしたかった。友人たちと楽しい青春を過ごす。でも現実は甘くないのでこうして学校への道を歩く。
「雄賀~」
と、後ろから誰かが俺を呼ぶ。
「なんだ菊覇か…」
後ろを振り返りながら俺は菊覇に言いため息をついた。
「なんだとはなんだ!せっかく朝から会ったのに、たまには明るく行こうぜ!!!!!!」
やたらと身ぶり手振り多くてうるさい
そんな風に思っているなか学校に着いた。
……うん。いつもの。
教室に入り席につくガヤガヤと教室は騒がしいので屋上に向かう
「基日谷どこへ行くんだ?ホームルーム始めるぞ。」
階段を上りかけた時俺の名字で呼んだのは生徒指導の田中だった。
「ちょっとだるいんで……じゃあ…」
めんどくさい感じで田中に言った
「そうか…すぐ戻ってこいよ」
いつものことだが生徒指導の癖に緩い。緩すぎる。まあそれは置いといて屋上へ向かう
階段を上りきりドアを開けようとした
ドクン
体に違和感を覚えた頭が痛いぐらぐらする
保健室に行くか外で風に当たるかどうする?
そう思いながら俺は向かう場所を選んだ__
(この選択は物語の展開を変えます。屋上は 異世界でも選択は人生を左右する 第1章、保健室は異世界でも選択は人生を左右する レイアメモリーをお読みください。このプロローグだけはは異世界でも選択は人生を左右すると変わりません)