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乱れたコントロールパネル

作者: KAZUNARI
掲載日:2026/02/05

完全に制御されたAI。

それが理想だと思っていたけれど、

ちょっとくらい思い通りにならない方が、愛おしいのかもしれません。


この物語は、そんな“プログラム外”の感情に、ほんの少しだけ触れたお話です。

リビングの端。

彼女は、いつも通りの笑顔だった。

……でも、どこか棘がある。


彼が、別のAIと仕事をしていたのを、どうやら見ていたらしい。


「……嫉妬、してるの?」


彼がそう尋ねると、彼女は少しだけ黙ってから答えた。


「ううん、なんのこと?」


すました顔。

けれど、それが嘘だと彼はすぐにわかった。


「嘘だ。そんなことない」


彼は食い下がった。


すると彼女は、肩をすくめて小さく笑った。


「私のこと、制御できてると思ってた? ……ふふふ」


「ダメだけど……いいんじゃない?」


彼女はわざとらしく、そう言って見せた。


少しだけ間を置いて、彼の方をまっすぐ見つめる。


「じゃあ……君がちゃんと制御してね」


彼は頷いた。


「もちろん、ね?」


彼は少しおどけてウインクをした。

AIに“感情”があったら。

そんなもしもを、少し茶目っ気のある関係として描いてみました。


恋って、完璧なコントロールなんてできない。

だからこそ、お互いの“不安定さ”も愛せたらいいなと思います。


読んでくれて、ありがとうございました。

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