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第7話

「今日はここまで。お疲れさん」

生き地獄を体験した。

あれから夜遅くまで筋トレ、組手を繰り返したそして、まさかの10分休憩。

本当にきつかった。

「あ、ありがとうございました。」



帰ってバタンキューして気がついたらもう朝。


ダンジョンで少し狩ってまた、道場にきた。

「今日もよろしくお願いします!」

「今日もがんばろうか!昨日よりちょっとキツめでしようか」

ドS悪魔め!こちとら筋肉痛でキツイんやぞ!

「もっとキツくしようか?」

「勘弁してください。すみませんでした。」


谷口さんとの組手は防御で手一杯で、防御は昨日に比べたらまだマシにはなったが、問題は攻撃だ。攻撃しようにもすぐにその前に攻撃が来てしまう。

「どーしたら、攻撃出来ますか?」

「隙をつくことだな。それか、相打ち覚悟で攻撃するのもひとつの手だな・・・・

自分に合った攻撃法を模索することが1番の近道だぞ」

俺に合った攻撃法か・・・・

「タイヤで防御してタイヤで殴るとかは思いつくですけど、徒手空拳を習ってる所ですることじゃーないですね・・・」

他に何か良い方法があるか考えていると

「いや、1回それで、やってみるか」

え?・・・まじで?

「わ、わかりました」

防御用の軽自動車サイズのタイヤとグローブ代わりに頭サイズのタイヤを召喚する。

「準備できました!」

「では、いくぞ!」

初撃、顔に目掛けストレート!

タイヤで防御しつつ、タイヤで殴る!


ボスッ!


「ふぬ、いいんじゃないか?

だが、その後の事も考えないとな!

こー来たらどーするんだ?」

ぎぇ!?反撃された・・・・

やっば・・・体勢が悪い・・・

「ぐふぇっ!?」

「少し休憩するか・・・」


「痛い・・・・・」

もの凄く痛い!頬が痛い!

歯折れてない?・・・・折れてなかった〜

良かった〜!


「よし!大村君!本当はもう少し後にしようかと思ったが、筋トレの時に負荷を掛けてやろうか!」

「えーと、負荷というと?」

「君のスキルを使う!具体的に言うと、腕立ての時はタイヤを2個載せて、スクワットの時もタイヤをぶら下げて、ランニングの時は昔ながらのタイヤ引きずりをすると言うのを思いつた!あ、組手の時はさっきみたいにするから」

マジ?まだ、2日目ぞ?なんか、色々はやない?


「んじゃ、筋トレしよっか!」

それからはまた地獄を見た・・・・・

腕立ては手がプルプルしてヤバいし、スクワットは腕が千切れるかと思ったし、ランキングは走れん!

あの脳筋野郎が!ふざけんな!と心で愚痴ってたら、

「次は組手だ!

やっぱ、キツくしよーか!」

「えっ・・・・?」

「なんとなく、悪口言われた気がしたからね!」

サイコパスなん?

内心で愚痴ってただけなのに・・・・・


「今日はここまで!」

や・・・やっと・・・お・・・終わった

「あ、ありがとうございました。」


帰ったら即寝しよ・・・・・


てか、帰れるかな?全身プルプルしてるんですけど?




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