お泊まりの日
「ジミーいらっしゃい」
「お邪魔します」
「存分にお邪魔していーですよ、ジミーなら大勧げーです」
「相変わらずリリちゃんは何て言うか好意の伝え方が真っ直ぐね、私が毒気を抜かれるって相当よ? 解ってる?」
「んー、ジミーは毒持ってますけど相手選びます、リリーは抗体持ってるからへーき、そーいう事です」
「毒持ってるってリリちゃんから言われると反省したくなってくるわね、アイツに何度言われても気にはならないのに不思議ね」
「オーガはオーガですから、でもいー人ですよ? ぶっきらぼう? な所有りますが私に遠慮しないのジミーとオーガとノゾくらいです、リリーはどうしたってりゅーがくせーですから」
「違うわ、貴方はどうしたってリリーよ、リリージョンソン、他の何でもない、他が勝手に壁を作っているだけ、まぁリリちゃんはお人形さんみたいだから二の足踏むのよ、多分メイクしたら呪いの人形にだってなれる」
「おー、次のHalloweenは生きた西洋人形ですかね」
「その時は私は日本人形やろうかな、二人してアメリカの子供阿鼻叫喚で泣かせましょう」
「うーん、ご近所さんに悪いですが楽しそーです、でもジミーは少しはおっぱい有りますけど和服着れますか」
「タオルとか使えば問題ないわよ、着付けはちょっと面倒だけど」
「リリーも和服着てみたいですね、ジミーの子供の頃のとか有ったら今度持ってきてください」
「うーん、子供の頃のは無いわね、着付けは最近覚えたし、アイツにも着せたいしついでに買わせましょう、いや、アイツにはkkkの服着せてリンチに合って貰った方が良いかな?」
「アッハッハ、今のアメリカであんな格好したらリンチじゃ済みませんね、病院送りから刑務所送りです、運が良くて教会送りです」
「アイツの場合神父様がお祈り挙げるより早く復活するけど?」
「あー、じゃあ無限にリンチですかね、オーガがぶちギレてmince量産するまではタコ殴りできるでしょー」
「それだと1分持たないしアイツがガチギレするとアラスカが地図から消えるわよ? まぁ今さらリンチで殺されたくらいだと怒らないでしょうけど」
「オーガの感覚絶対に狂ってます、でも狂ってるなりにりょーしん持ってます」
「良心? で良いのよね、発音的に両親にも聞こえるわよ」
「日本語本当に面倒です、どーおん異義語おーいです、日本人LRの発音とやかくいーますが、上がる下がるのほーが意味不明です」
「私からするとアクセントを何処に置くかだけなんだけど、地味に発音って重要なのよね、例えば高田さんでもた↑か→だ→さんた→か→だ→さんで違うし微妙に発音気にする人多いし」
「その点リリーは抜かり無いです、ソッコーでNickname着ければ問題消え去ります」
「リリちゃんのアダ名癖ってそんな理由なのね」
「とってもFriendlyでいーでしょー」
「良いでしょう、ね、似てる音と母音の連続発音苦手だけど何か理由とかあるの?」
「んー、良く解りませんです、そっちのほーが楽ですからかも」
「まぁ慣れたら問題ないし可愛いから良しよ」