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恋詩、、恋唄  作者: 健汰
きみゆけり 遠き一つの ふに似たり
7/7

#5 傷

8月22日、僕が彼に告白する1日前のお話。


いつも通り彼と会話していると、こんな話題が出てきた。




『今までで記憶に残った出来事ベスト3』




いつも会話は、


どちらかが話題を出す

出された方からその事について話す

次に出した方が話す


こんな感じで、この「話題」は僕から出したから彼からはなすことになっていた。


3位、2位と、色々な思い出話を聞いて。



「1位は何?」と聞いた後、彼が紡いだのは《答え》では無く《忠告》だった。






『ちょっと暗くなるけどいい?』



暗くなる ってそんなに重い話なのかなぁ、と思ったと同時に、1位に持ってくるんだからかなり記憶に刻まれてるんだろうな、とも思った。



だから、言った。






「大丈夫だよ。」






『分かった、じゃあ話すね』











、、、この時は知らなかった。



知る由もなかった。



彼にあった心の傷を。



僕だったら耐えられないであろう《間章》を。

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