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恋詩、、恋唄  作者: 健汰
呼ぶ子鳥 いたくな鳴きそ わがこひまさる
3/7

#3 確信

***やり取りを始めてから約1週間、

僕は、


「ねー、」

「通話してみよう?」


と彼に向かって打ちました。***

(結構仲良くなったから話したいんだよなぁ、、)

(拒否されないかなぁ、、、、)


と、心の中で色々思案してる内に

彼から返信が来た。



『いいよー!』

『通話しよう!』



良かった。

いきなり通話したいって言ったのに快く了解してくれるあたりほんとに優しい人だ。

僕は嬉しさに急かされて、イヤホンを取り出し耳につけた後、通話ボタンへと指を伸ばした。



「...」



『...』





「.........」






『.........』




大体検討はついていたが、やっぱり自分は«コミュ障»なのだろうか。

まっったく話し始める事が出来なかった。

でも、そんな事じゃせっかく応じてくれた彼に失礼だ。

勇気を出して、話しかけた。



「こ、こんにちはー」


『こんにちは』



イヤホンの奥から紡がれた声は、柔らかくて心地よくて、とても優しかった。

そんな彼と話していくうちに、だんだん僕の緊張も解けていった。



そして、緊張が解けていくと同時に、彼への恋心が深まっていっていた。


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