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第3話 超能力?2

さて、母の目をなんとかごまかし、自室というプライベート空間までたどり着いた。


うん。超能力ゲット。

どないしよ、、、。わい某アメリカ国で解剖されてまうかも。


とりあえず検証しよう。


仮説:超能力をゲットした。それは右手の筋力が異常にアップすることである。


いや、違うな。まだパニックを起こしているようだ。


まず事実から。

①20キロの米袋を右手で持つと重さを感じなかった。

②重さを感じないだけでなく、右手の挙動も重さを感じさせるものではなかった。


実際に、感覚がマヒしてるとかでは無くて米袋を右手で軽々動かせた。(母にバレないようにやっていた。)


ふむ。自室の本棚を持ってみよう。本棚にはかなり本が詰まっていて、当然片手で持てるようなものではない。


はい。持てちゃいました。ちなみに重さはゼロというよりも空のペットボトル的な感じである。


うーん。超能力だわ。急に筋力がアップしたとかならまだほんの少し超能力以外の可能性があったけどこれは無理がある。右腕の見た目(ムキムキ度的な)も全然変わってないし、本棚を持ち上げるのに肘から先しか動かしてないのである。


仮説1:この超能力は右手が運動する際に運動エネルギーを追加する能力である。


物理は全く得意ではないのでこの言い方は間違ってるかもしれないが、こういうことだろうか。


仮説2:この超能力は右手で持った物の重さを軽くする能力である。


これもありうるか?でもさっき持ち上げた本棚を元に戻したときにドンって言いましたよ。


うーん。鉛筆でも引っ張ってみようか。両手で。


うん。驚きです。鉛筆は裂けたりしなかったし、右手と左手で力が釣り合っていた。


仮説2のようですね。

最後に家にある筋トレ用のバーベルを右手で持つ。当然異常に軽いがそれを持ったまま左の手のひらに相づちを打つようにしてみる。


左手はそこそこの衝撃を受けた。本来受けるべき正しい衝撃である。


左手にバーベルを持ち替えて相づちを打つ。


右手にはまったく衝撃を感じなかった。


結論:右手に触れたものの重さをほぼゼロのように扱うことができる。ただし、そのものの重さは右手以外にとっては変わらない。


うーん。地味?





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