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第2話 超能力?1

皆さんおはようございます。一鬼 真です。突然ですが、わたくし、超能力者になりました!はい拍手ー!!


テンションがおかしくてすいません。

いやー寝て起きたら夢だったみたいになると思ってたらならなかったね。これ、どうしよう、、、


・・・・・・・・・・・・・・・・・


例のアプリをアンインストールして少し経った頃である。俺は自室でぐうたらしていた。


「真?お母さん、お米を買いに行きたいんだけど、用事ないなら手伝ってくれない?」


母がドアをノックして言う。


「分かった。出る準備するからちょっと待って」


用事も何もないので手伝う。反抗期は二年前に終わっているので、わざわざ母に重たい米袋を持たせようとは思わないのである。


地元の商店街の米屋に向かう。この辺には大型スーパーもあるのだが、この商店街はまだめちゃくちゃ活気がある。専門店ばかりな分、スーパーよりも安いのだ。


「真がいるから今日は20キロを買うわ。大丈夫でしょ?」


「まぁ大丈夫だけどね。」


ここぞとばかりに20キロを持たされるようだ。母め。家はそんなに近くないぞ。


ちなみにいつも家で使っているのはあきたこまちである。


「よいしょっと。うおっっ!」


なんだこれは。持ち上げようとしたら予想外に軽かったので米袋が宙を浮いた。

米袋を持っているときのバランスがおかしい。右手には何の重さも感じなくて、左手は普通に重い。

右手がおかしくなったのかと思って見てみると手の甲に変な模様が出て光ってる。

これはもしや超能力的なやつか?右手だけムキムキマッチョマンなんじゃなかろうか。右手に、左手にと米袋の重心を傾けてみると、恐らく正常なのが左手でおかしいのが右手だ!


そんな俺の奇行に会計をしている米屋のおやじと母は気づいてないようだ。


とりあえず自室で一人になりたい。これはヤバい。


買い物はもう終わりなので母とともに自宅へ帰ることになる。とりあえず母に右手の甲を見られないように帰らなくては。米袋を下から抱えるように持つと大丈夫そうだ。


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