メタルボーイズ2050 settings
機械
単座式軽装甲車・・・略して単軽。自動車のフレームに手足を取り付け、簡素なコックピットと天然ガスで動くエンジンを搭載したもの。最初期型に先輩組三人が乗り、新型には後輩組が乗る。
戦術サポートAI【メデューサ】・・・交通システム管理の試験運用として主人公部隊に導入された喋るAI。本人曰く天才らしいが、そうとは思えない稚拙さや天然さが見える。
世界観
・日本は滅び、海上にある巨大フロートに身を寄せて暮らしている。
・近海から天然ガスが湧出し、主な収入源はそれ(枯れる予兆が出ている)
・世界的に石油不足のため、日本が石油王のような状態に
・しかし、経営者達が利益を独占しているため、格差は広がる一方
・ヨーロッパvs中東vs中国&韓国vsアメリカ&日本の第三次世界大戦中
・しかしアメリカには早々に見捨てられている
・ガス産出国のため、暗黙の了解で攻撃は禁止されている
・平和ボケしているため、主人公達への風当たりは強い
・作中の基本言語は英語。小鳥遊のみが日本語のネイティブで、水上と嵐山は一般会話程度しかできない
先輩組
水上 涼子(24)
主人公部隊のメインリーダーにして、基地の大半を仕切る手腕の持ち主。能力こそ高いが、一人で抱え込んで倒れる癖があるため、参謀役が二人居る。
軍用の近接格闘術(CQC)とカタナを利用した自己流の剣術を持ち、前線で指示を出す戦術を取る。過去に小鳥遊と一騎打ちをしたようだが・・・?
機体【バミューダ・グラディエーター】
搭載重量に余裕のある最初期型を徹底的に軽量化し、制御インターフェイスに最新の医療工学の成果である神経接続装置を導入したもの。従来のコントローラーから入力する方式と違い、ほぼ入力ラグが無いため、水上自信の近接格闘能力を最大限に生かした戦闘が出来る。しかし、装甲は無いに等しく、薄い所は拳銃の弾が貫通してしまうほど脆い。さらに、搭乗するときは良好な接続状態を維持する為に肌面積の広い操縦服を着なければならない(ココ重要)。また、フレームこそ共通しているが大幅に外見が異なり、首は強固な装甲板で囲まれた固定タイプになっている。由来はS2000の基本色「バミューダ・ブルー」から。
小鳥遊 コウ(たかなし こう)(24)
主人公部隊の参謀その1にしてスケベ要員。機械いじりと料理が趣味だが、性欲のコントロールが少しばかり怪しいスケベオヤジ(本人の自覚はない)。実際は判断力に優れ、リーダーに相応しい資質を持つが、人望のあまりの無さと「めんどくさい」と言う本人の希望があり、参謀役に徹している。
近~中距離での銃の扱いに長け、相手を混乱させてから個別撃破をする戦術を得意とする。彼のみ所属が傭兵になっているようだが・・・?
機体【ライトニング・バレット】
最初期型の脚部を取り外し、自走可能なホバーユニットを装着したタイプ。脚部を換装した分、重心が低くなり、搭載重量も大幅に増え、多数の重火器を装備できるようになった。また、一部に市販品を利用したことにより、多くの種類の装備を運用することが出来る。例として、対空砲を装備したり、その部分に一小隊分の火器を装備出来たり、変わった所では簡易病院セットを装備することも出来る。心臓ともいえるエンジンに大幅な改造が加えられており、大きな排気音で敵の注意を引くことも出来る。名前はインプレッサの基本色の一つ「ライトニングレッド」から。
嵐山 カケル(あらしやま かける)(24)
主人公部隊その2にして悪ノリ要員。たぐいまれな美貌を持ち、ロックバンドのギターを秘密裏にしているが、基地の中では公然の秘密である。また、大の女性恐怖症(以前にバンド絡みでもめたらしい)。基本的に無口だが、無感情というわけではなく、すぐにイタズラを仕掛けようとしたり悪事にノリノリで参加しようとする。超遠距離からの砲撃・狙撃に長け、小鳥遊と水上がかき回した戦場を爆撃する役目を担う。過去に小鳥遊にひどいことをしたと後悔しているようだが・・・?
機体【サンバースト・ヘラクレス】
最初期型のフレームのみを残し、駆逐戦車のような外見に改造したもの。中央に巨大なレールガンを装備し、カブトムシのように見える事から名前が付いた。レールガンは本来飛行船用の副砲だったため、通常の状態では反動でひっくり返ってしまう。そのため、車体の一部が腕に変形し、地面に縫いとめる能力を持つ(逆にいえば、それぐらいしか単軽の名残は残っていない)。また、極端に全高が低いため、操縦者は寝そべって操縦する。由来はRX-7(FD3S)の基本色の一つ「サンバーストイエロー」から。
主人公組
神崎 勇(14)
この作品の主人公。本島下層部にある道場の次男。自己主張は少なく、自分に自信が無いが、言うことははっきりと言う毒舌。自分が兄や父親よりも劣っていることがコンプレックスだが、兵士としての経験を積むうちに立派な青年へと成長していく。名前の由来はyouのもじりから。
機体【アテーナイ1型】
最初期型の運用を受け、その後二度の世代交代を経た最新型の先行試作機。上半身がバミューダに搭載されている制御システムの廉価版により構成され、下半身はライトニングとサンバーストから得た半自動制御になっている。基本的には数が足りないため、複数人のパイロットで使いまわすのが前提の運用がなされている。神崎たちが乗る1型は、間接部の強化、被弾しやすいところへの増加装甲が施され、格闘戦に向いた仕様へと改造されている。
土井 賢人(14)
主人公その2にして神崎の親友役。名は体を・・・と言うが、それに真正面から逆らうとてつもないバカ。電動バイクいじりを趣味にしており、その腕を見込まれて整備班に配属された。後にアテーナイ1型のパイロットとなる。
伊川 真里菜(14)
主人公その3。元陸上選手だったが、怪我により家庭から半ば放逐として部隊に配属されている。自分が正しく、自分は絶対に失敗しないと考える自信家であり、最初の内はふてくされているが、友人の助けや先輩組のいたずらで徐々に打ち解けるようになる。また、彼女の家庭はフロートの上層部に住むいわゆる「勝ち組」であり、両親からの脅迫めいた願望が異常な自信家に育てたとも言える。
機体【アテーナイ2型】
同じくオリジナルのアテーナイから改造された機体。左腕を大型のクローアームに改造し、鉄板を側面に装着。頭部を多機能センサーに改装し、近距離での歩兵援護に適した改造がなされている。
牧村 瑠奈(14)
主人公その4にして伊川の友人。伊川とは対照的に、家庭は最下層にあり、何人もの姉妹・兄弟が居る。父親が沿岸での密漁を生業にしていて、その手伝いをしていたせいか、非常に視力が良い。ある程度知識を持つミリタリーマニア。搭乗機体は無く、代わりにカスタマイズされた偵察用パワードスーツを使う。
木村 楓(18)
ヒロインにして整備班の新人。元々、フロートに隣接した研究所に所属していたが、実地研修という名目で編入される。主人公組の中では最年長だが、身長の低さと本人のぽやっとした性格から同年代として扱われている。良家の生まれで、親が決めた婚約者がいる。
その他組
アザミ(??)
年齢不詳の整備班長。性別さえ不明。一流の整備技能を持ち、自らの思いつきで武器を作ることもある。なにやら意味深な経歴があるようだが・・・?
ほんへの感想くださいね!