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後悔と覚悟の狭間
後悔は存在した
躊躇いもあった
それでも願ってしまった
本当を伝えること
残酷な言葉と知りながら
止まらない言葉
傷つけたくないと思ってる
理解されないと知ってる
通じないことも承知で
言葉を生み出してしまった
積み重ねの傷に気付かなかった誰か
気付かれないように振る舞ったツケ
責任の在りかは知っている
全て自身に在る
後悔を上回る覚悟と願いは
誰かに傷を負わせ
自身に跳ね返ってくる
その先に訪れる現実を知るのは自身のみ
僕は覚悟をしながら選ばなくてはならない
自身を罰することを
誰にも気付かれないように
ばれないように計算し
再び後悔する覚悟を決める迄を待っ
慣れた後悔と覚悟
何故なら覚悟の後に
後悔は訪れる
迷いを吹き飛ばす衝動という覚悟
後悔はいつも背中から現れるものだから