第5話 怒れ!優!仲間の為に!
今回は優が怒ります。
覚醒はしませんが、かなり力を出します。
敵が可哀想になるくらいに。
それでは、どうぞ。
○○学園の教室にて
また誰かが監視しているようだ。
?「なかなかやるな、あいつら。」
?「ふふふ…そうだろ?彼らは君が思っている以上に強い。特に優と言う少年、彼はかなり強い。今までの闘いで一度も本気を出してないんだ。」
?「うっそ~⁉結構出してたように見えたけど?」
?「君は何もわかってないな。なら、証明してあげるよ、彼の力を。」
~優視点~
優「はっ ははっ…ハックション‼う~~…」
今日、俺は風邪をひいてしまった。
優「う~ん…ダル…マジ ダルビッシュ」
~outside~
その頃…
茜「ねぇちょっと優 て、あれ?今日優は?」
ア「今日は風邪で休むそうでス。」
茜「あ そう。あ!ねぇ、これ見て!」
茜はそう言うと、中指にはめている指輪をアントニオンに見せた。
ア「茜さん、それは?」
茜「ふふ、いいでしょ?道を歩いてたらみつけたの!すごく綺麗だから勿体無いと思ってひろったの!」
ア「確かに綺麗ですネ!でも、ちょっと不吉です。」
アントニオンは黒く輝く指輪を見てそう言った。
その時…
ズガーン!
爆音は校庭からした。
茜「またなの?懲りないな~全く!」
ア「そんな事より、委員長、早く行きましょウ!」
牛「えっ⁉あ、ああ。」
ジャ「僕も行くよ。」
茜「よし、じゃあ行こう!」
茜達は校庭に走って行った。
が、目の前の光景に茜達は驚く。
茜「何これ…何もいないじゃない⁉」
ジャ「どうやら爆発は本物のみたいだ。」
と、その時!
パーーーン
茜・ア・牛・ジャ「うわっ⁉」
茜がはめている指輪が突如光りだした。
光りが止んだ時、茜達の目の前には、なんと…
茜「あれは!私⁉」
ア「僕がいル…」
牛「あれって、俺じゃないか⁉」
ジャ「何だ!これは⁉」
茜達の目の前にいた者…それは自分自身であった。色は黒いが、姿 形は茜達その物である。
偽 茜・ア・牛・ジャ「・・・・・ (笑) 」
その頃、優は…
タッタッタッ
優「ものすっげぇ嫌な予感したんだけど、あいつら、大丈夫かなぁ…」
優は風邪にも関わらず、悪い予感の元凶である、学園へと急ぐ。
学園へ着いた優が見た光景…それは…
優「…あ…茜! アントニオン! 牛尾! 先生!」
なんと、そこには、茜達のボロボロな姿があった。優は茜達に駆け寄った。
優「おい‼大丈夫か⁉一体何があった⁉」
ジャ「優…君…き…きちゃ…ダメだ…」
茜「…優…お願い…逃げて…」
ア「は…早く…逃げて…ください!」
優「・・・」
牛「何やってんだ…早く行け…」
茜達が逃げるように言い放っているうちに、茜達の偽物、ドッペルゲンガーが戻って来た。
牛「くそ…戻って来やがった。」
茜「優…早く…!」
偽 茜・ア・牛・ジャ「・・・ (笑) 」
優はドッペルゲンガーを見た瞬間、抑えられない程の怒りが込み上がる。
優「てめえらか、俺の親友を…よくも…よくも!!!」
偽 茜・ア・牛・ジャ「・・・ (殺) 」
優「う~ よくも~~~!!!!!」
ズバーーーン!!!
優は身体全体から青い気を放つ。
その気は触れるだけでも相手消し飛ばせる程の威力を持っていた。
偽 茜・ア・牛・ジャ「・・・ (驚) 」
優「覚悟は…できてんだろうな⁉」
スバッ
そう言った瞬間、ドッペルゲンガーの牛尾がこっちに向かって来た。
優「失せろ!」
バーーーン!!!
優がドッペルゲンガーに向かって波動を放つ。
そして、波動により、ドッペルゲンガーは塵も残らず消えた。
優「さあ、次に消えたい奴は来い。」
偽 茜「・・・ (殺) 」
今度はドッペルゲンガーの茜が攻撃をしてきた。
サササッ
ドッペルゲンガーが繰り出す攻撃を軽々と避ける優。そして反撃。
優「これをくらえ‼」
「波動拳‼」
優はパンチを繰り出すと同時に青い気弾を放つ。
放った気弾は敵目掛け一直線に飛んで行く。
だが、ドッペルゲンガーは飛んで来る気弾をジャンプでかわした。
優「うぉぉおおおらああああ!!!」
優は再び青い気弾を放つ、が、今度は数え切れない程の気弾を放った。
優「波動百烈拳‼」
信じられない程の数の気弾をドッペルゲンガーは避けられるはずも無く、全弾命中、茜のドッペルゲンガーも消え去った。
隙を見たジャックのドッペルゲンガーはレールガンを構えた。が その瞬間…
優「うぜえんだよ!!!」
「翔龍波!!!」
優はジャックのドッペルゲンガー目掛け、龍の形をした波動を放った。
ガキン‼
龍の形をした波動はドッペルゲンガーを喰らいそして…
ジャキーーン‼
喰らった敵を貫く。貫かれたドッペルゲンガーは跡形も無く消え去った。
それと同時にまた新たなドッペルゲンガーが指輪から生成された。そのドッペルゲンガーは優だった。
偽 優「・・・ (殺) 」
優「なあ、お前、究極って知ってるか?」
偽 優「⁇」
優「じゃあ…」
優「俺が究極を見せてやるよ!!!」
スバッ
ドッペルゲンガーは優に向かってダッシュ。攻撃を数回繰り出す。
ササササッ
だが、優はドッペルゲンガーの繰り出した攻撃を全てかわし、アッパーをドッペルゲンガーの腹に当て、上に上げる。拳を引き、再び攻撃体制を取る。そして…
優「これが俺の究極だ~!!」
「滅龍拳!!!」
優はドッペルゲンガーに向かってジャンプし、アッパーを繰り出す。それと同時に龍の形をした青黒い波動が優を包み込み、優自身が飛翔する龍と化す。そして…
優「消えろ~~!!!!!」
バシューーン!!!
龍の形をした青黒い波動がドッペルゲンガーを貫き、消し飛ばす。
スタ
着地した優は、こう言った。
優「みんな、大丈夫か?」
一方、それを見ていた謎の人物達は…
?「・・・ (驚) 」
?「どうだい?彼の力は?」
?「信じられないわ…あの子があんな力を持っていた何て。」
?「かなり強くなって来たね、でもまだ足りない、また少し送るとするよ。」
~続く~
次回は武器や技の紹介をします。
本編は少し休みます。
暇だったら、少しやります。
では、また次回。