最終回 これで最後だ!!放て優‼究極の一撃を!!!
最終回です。
今回は三人の死闘が繰り広げられます。
最後ですが…
ではどうぞ。
最終対決…
優「誰だてめぇら!何で俺の名前を知っている!」
?「知っているさ、君が松阪 紫苑と闘い始めた時から…」
優「何だって?」
?「自己紹介をして無かったね、僕はアラストル…宇宙船に乗ってやって来た、闘う宇宙人さ。」
?「俺の名前はバルトス。」
?「私はマティスよ。」
一人はやや やせ型の青年。
一人は身の丈2mもあるゴツい大男。
一人はとても美しい女性。
だが、その三人からは途轍もない何かを感じ取った優達。
本気でやらなきゃこっちが死ぬ状況。
茜「宇宙人て事は侵略しに来たって事?」
冗談半分 本気半分で茜が聞いた。
アラ「その通りだよ。」
アラストルは真顔で答えた。
優「マジかよ…」
マ「貴方達が私たちと闘わないと、この地球を支配すると言う事。」
バ「わかったか…」
アラストル達は顔は笑っているが、内心が本気だ。
優「わかった…闘ってやるよ…ただし、やるからには本気の闘いじゃないとな…」
茜「そうね…私も全部を出し切る…」
ア「僕も…壊れたって構いませン…」
優達は覚悟を決めた。今まで闘ってきた敵の中で一番最強の敵が目の前にいる。
自分が例え、どんなに傷を負おうとも、力を尽きたとしても、闘い続けると心に誓って…
そして…
優「うぉぉおおおらああああ!!!」
茜「はぁぁぁああああ!!!」
ア「ィヤァァアアアアア!!!」
アラ「うぉぉぉぉおおお!!!」
バ「グォォラアアアア!!!」
マ「ほぉぉおああああ!!!」
一気に向かって行く。
優「アラストル!」
アラ「優君!」
マ「お嬢ちゃんは私が相手よ!」
茜「望むところ!」
バ「てめぇは俺が相手だ!」
ア「そうですカ!でハ‼」
まず闘いが始まったのはアントニオンとバルトス。
ア「ミサイルボンバー!」
アントニオンは先に攻める、ところが…
バ「こんなおもちゃでどうするんだ?」
ア「そんナ…⁉」
バルトスはアントニオンが撃ったミサイルを片手で全て受け止めた。そして受け止めたミサイルをアントニオンに投げつける。
ア「ク…」
ドガーーン!
茜「アントニオン⁉」
マ「気を抜かないで頂戴!」
マティスは剣を振りかぶった。
茜「守式四ノ型‼」
「幻影の世‼」
茜は無幻を構えた。その直後に濃い霧が立ち込める。茜の姿は霧の中に消えた。
マ「隠れる作戦ね。」
マティスは茜を探る。
マ「そこね!」
シュン
マティスは剣を振る、が、茜はマティスの後ろから現れた。
茜「甘い!」
マ「甘いのはそっちよ!」
茜「え…⁉」
何と茜はマティスの後ろを取った筈が、その隙を突かれ、さらに後ろを取られた。
マ「トリプル・ムーン!」
マティスの背後に三日月、半月、満月が現れた。
マ「クレッセントムーン!」
鋭い斬撃が茜を襲った。
スパン
茜「キャ‼」
斬撃は茜の膝上を切った。
マ「ハーフムーン!」
斬撃は茜を叩く。
ドガン
茜「がふっ!」
茜は地面に叩きつけられた。
マ「止めよ!」
「フルムーン‼」
斬撃は月の波動となり、茜にぶつかる。
ギャーーーン!
茜「あああああ!」
優「くそ‼」
アラ「どうしたんだい?僕はこっちだよ!」
アラストルは優の隙を見逃さず、攻め込む。
アラ「旋風拳!」
アラストルは回転しながら拳を繰り出す。
ドガバキボガッ!!
優「ぶはっ!」
アラ「まだだよ!」
「コンボドライブ!」
アラストルは右ストレート、左ボディ、右アッパーで浮いた直後に…
ドゴッ!
優「ぐふっ‼」
落ちる体制になった時に優の腹に全体重を乗せたパンチを叩き込む。
ズガーン!
優「ぐは‼」
地面にぶつかり、跳ね返って再び中に舞う優。
アラストルは再び攻め込む。
アラ「これでトドメだ。」
「ドラゴンストライク‼」
アラストルは渾身の力を拳に込めて優の腹に打ち込む。
ドゴッ
優「ぐっ!」
アラ「終わりだ。」
そう言うと、拳に力をさらに込める。
ズバーーッ!
拳から放たれた龍の波動が優の腹を貫く。
優「ぐふ…ぁあ…」
ドサッ
優は倒れた。
マ「なかなか愉しめたわ。」
バ「俺はガッカリだな!」
アラ「・・・」
三人が集まって会話をした、その時…
アラ「⁉」
優「まだ…終わってねぇよ!」
マ「⁉」
茜「全部を出し切って無いからね!」
バ「⁉」
ア「僕も自分の攻撃で死ぬ程、もろくありませン!」
優、茜、アントニオンは立ち上がる。
ア「アクセル全開でいきまス‼」
茜「最後の五ノ型を見せてあげる!」
優「本気を見せてやる!!!」
アントニオンと茜はともにバルトス、マティスに向かって行き、優は巨大かつ、絶大な気を放つ。
優「さぁ、ここからが反撃だ (よ) (でス)!!!」
ア「終わりでス‼」
「ファイナル・クラッシュ!!!」
アントニオンは指パッチンの構えを取るが、指が光を発し始めた。そして…
パチンッ!
フオーー
バルトスの足元に眩しい光を発し…
ズガーーーーン!!!
今までに無い絶大なエネルギー爆発がバルトスを消し飛ばそうとする。
バ「くそ…が…」
バルトスは耐え切れず、爆発によって消え去った。
マ「バルトス!」
茜「気を抜かないで!」
茜「龍虎二刀流‼守式五ノ型‼」
「龍の爪・虎の牙‼」
茜の周りに緑と黄のオーラが漂う。
マ「こんなもの!」
マティスは剣を構えて茜に向かう。が…
バシュ‼
マティスの剣が茜に触れようとした瞬間に、マティスの右肘から先が無くなっている。
茜「終わりね‼」
「龍虎二刀流‼攻式五ノ型‼」
「龍虎二天閃!!!」
茜が持つ全ての刀が中に浮き、背後に集まった。
そして茜が手をマティスに向けた瞬間…
スパパパパパパパン!
マティスは跡形も無く切り裂かれた。
アラ「僕達も…決着をつけよう…」
優「ああ…」
スバッ
アラストルはダッシュで優に攻めかかる。が…
優「どうした?遅いぞ?」
アラ「な⁉」
今目の前に居た優が自分の真横に居る事に対し、非常に驚くアラストル。その瞬間…
ズガン!
アラ「ぶほっ⁉」
アラストルの腹の痛みが全身にまわり、激しい痛みになる。
優「喰らっとけ!」
「翔龍波‼」
優の繰り出した拳から放たれた波動の龍がアラストルを喰らい、貫く。
ガキン
ジャキーーン‼
アラ「く…あ…」
優「まだだ!」
「滅龍拳‼」
優は間髪いれずに滅龍拳を放つ。
ズバーーン!!!
アラ「う…うく…」
アラストルは信じられない力を身に受け、膝ま付く。
優「トドメだ。」
優は手首と手首を合わせ、腰に持っていき、気を溜める。
その気はどんどん大きくなり、最終的には優と同じ大きさになった。
そして…
ピシャーーン
優「これが俺の…究極だ~~~!!!」
「究極かめはめ破~~!!!!」
究極の波動は凄まじく巨大化し、アラストルを簡単に呑み込む。
優「これで終わりだ~~~!!!」
「解放~~!!!!!」
優は両手を片手にし、抑えていた力を全て解放。
波動はかなり大きい学園を圧倒的な大きさで簡単に呑み込む。アラストルは塵一つ残らず消えた。
優「ふー…」
優はあれだけの大きな波動を放っておきながら、息一つ乱さない。
茜「やったね!」
ア「はイ!」
優「ああ、そうだな。」
優達は最強の敵の宇宙人を死闘の末、倒した。
彼等は学園を…いや、地球を救った。
だが…彼等はまた壮絶な運命に悩まされる事になる。
それはこの日から1週間後に起こる出来事。
~続編へ~
実はこれの続編を書きます。
タイトルは
超絶で最狂の三人が幻想入り です。
一度でいいからやってみたかったんです。
もちろん、主人公は
優、茜、アントニオンの三人です。
牛尾とジャックは気にしないでください。
では、続編でまた。