さすがに3日ともなるとおせち料理も人気あるやつと人気ないやつがはっきりするなぁ
「さすがに3日ともなると人気あるやつがなくなって人気ないやつがめっちゃ余りまくってんな(笑)」
「そうだよな、それわかるわ!子供たちはみんな 伊達巻とか蒲鉾とかローストビーフとか海老ばっかり食べるんだよな! 残るのは数の子と田作りと卯の花とごくわすがな黒豆ぐらいだわ」
「で、俺らはその残り物を食べるんだよな 俺だってローストビーフとか食いたいよ!」
「「まぁ子供はお寿司とか刺身とか食べてあとはいらなーいってなっちゃうからね おせち料理の一つ一つに込められている意味もわかるようになれば食べてもらえるかもね?」
」例えば人気田作りは五穀豊穣(豊作)と子孫繁栄を願う縁起物で、カタクチイワシの稚魚を肥料にしたところ豊作になったという故事に由来し、「田を作る」食べ物という意味で名付けられたんだ 豊作を祈る意味ってことだ」
「へーなるほど これを食べれば 豊作になるってわけね」
「これまた人気のない 黒豆は「まめ(豆)」に元気に働けるように(勤勉)という願い そして病気にならず健康に過ごせる(無病息災)という願いが込められているんだ」
「なるほど 受験生とかマジで食べたほうがいいぞ! だって無病息災だぜ?」
「人気のない 昆布巻きは よろこんぶ「養老昆布」に由来して、不老長寿や子孫繁栄の願いが込められた縁起物なんだよ
特にニシン(二親)を巻くと、両親の長寿と子宝を祈り、家族の幸せを願う意味が強調されると言われているんだ」
「へーそれはいいな! あ!」
「お寿司もうないのー?」
「いいか? お寿司もいいけど 昆布巻きもどうだ? これを食べないと幸せになれないぞ?」
「そうなんだ~ じゃ私の分まで食べておいてー」
「はー?なんで俺なんだよ!」
「え?だって地味だし 色も綺麗じゃないし 普通に苦手だから」
「なんじゃそりゃ!」
結局 人気のないおせちはたくみが全部食べることになったとさ




