VSジャポネーゼ帝国陸海軍①
いよいよ、決戦の時は来た。ロースト達とジャポネーゼ帝国陸海軍とのリアルガチバトル。
ジャポネーゼ帝国陸軍の執拗な攻撃を繰り出す約120万人。正面からぶつかれば、一瞬でゲームオーバーである。そこでビーフンはトラップを設置して敵をまとめて狩る事にした。流石に4人VS120万人では勝ち目がない。
ビーフンは非常にシンプルな作戦をとった。ビーフンはトラップを五重に重ねた。第1のトラップは深さ5メートルの落とし穴である。直径は10メートル。
第2のトラップは有刺鉄線である。文字通り刺の付いた鉄状網である。
第3のトラップは対人地雷の設置である。踏んだ瞬間戦車もろとも吹き飛ぶクラスの対人地雷を100個配置した。
第4のトラップは機雷封鎖である。よくもまぁ、これだけのトラップを4人で成し遂げたものだと感心する。
第5のトラップは地対空ミサイルである。地上配備型最新ミサイル防衛システム"エァトゥグランデ"であり、これはヒロシ・アベが調達して来た。
ジャポネーゼ帝国陸海軍を倒す為、準備は抜かりなく行われた。とは言え、戦力差は明らかであり、不利な条件における戦闘には定石がある。とは言ってしまえば元も子もないのであるが、数的不利な場合はとにかく陽動するに限る。
陽動とは相手のウィークポイントに対して、秘密裏にトラップを設置して相手の戦力に対して仕事をさせない事である。
ジャポネーゼ帝国では古くから陽動専門の忍者と言う兵種がある。ヒロシ・アベは実は沢山の味方がおり、これだけのトラップを短期間に仕上げられたと言う訳である。コミュニケーション能力も実は高いのか?なんやかんやと、やっているうちに、ロースト達はジャポネーゼ帝国陸軍を撃破し退却させたのである。ちなみにまだ陸軍を排除したのみで、海軍と空軍は排除していないので、制圧には至っていない。