Bad end (結末)
【C3 壊滅
昨日未明、サンディアナ空港を爆破した疑いのあるテロ組織C3の幹部である一色剛(31)容疑者が建造物侵入の容疑で現行犯逮捕された。
ある廃墟の一軒家にて、銃を持った人がたくさん倒れているという通報があった。警察が駆けつけると、そこには、気絶したC3の人間と思われる人間が12人倒れており、その中の一人が一色剛であった。
一色容疑者達に命の別状はないが、高電圧の電気に感電したことによる全身麻痺により、現在でも病院にて治療が行われている。
高電圧が生じた原因は調査中ではあるが、蜂の巣の様に撃ち抜かれた洗濯機がその場に残されており、それが関係するのではないかとされている。
また、洗濯機の中には、洗濯機が撃ち抜かれた穴からは赤い液体がしたたり落ちていたとの証言もある。この廃墟には、クロント大学の学生である飴井冷子(16)さんのものと思われる学生証や私物が見つかっていた。
なお、飴井冷子さんは、ちょうど一週間前のサンディアナ空港爆破事件以降、連絡がとれておらず、現在も行方不明のままである。
警察は飴井さんが潜伏していた廃墟がC3に攻め込まれた結果、逃げ場を失った飴井さんが洗濯機の中に隠れたが、C3に見つかってしまった結果、洗濯機ごと撃ち込まれた。その結果、洗濯機が何らかの原因で、ショートを起こし、放電した結果、その場にいる人間が感電により気絶したとして捜査を続けている。】