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世界に祝福去れし者

作者: 鏡の都

主人公は女


舞台は現代 だがどこか変だ


違和感をどこだどこだと探すうちに


彼女は友に出会った


しかし、誰一人として彼女を覚えている人

はいなかった


いや、覚えていないのではない…


はじめから知らないのだ


では、彼女は誰だ?


なぜこの場にいる?


知らない人間が自分のことを知っていた


なんだこれはと恐怖に駆られ


体が震える


自身の家が存在しないという事実


これは夢ではない。現実なのだ


あなたは誰


わたしは…


その世界に招かれた魂


他世界と言っても所詮は平行世界


自分が行ったことを行わなかった世界ともいい、行わなかったことを行った世界ともいう


この世界の彼女は息絶え


そして他世界の彼女が中身として呼ばれた


誰が呼んだのか


なぜ彼女は死ななければならなかったのか


ただ、一つ言えることは彼女は


この世界では異物であることだ


これを忘れてはいけない


息絶えた彼女と同じ者だと判断してよいのか?


答えは否である!


否!否!否!否!


彼女は二度と戻らない!


所詮は偽者よ


この世界からの応答は非情である


世界にとって偽者とは異物とは


所詮は異物なのだ


排出して当然だろう?


何を恐れる必要がある?


大丈夫だ。次死ぬときは…


心が壊れて何もわからないだろうからね

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