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【設定】登場人物

若干本編に書かれていない事もネタバレ的に書かれているので読まれる方は自己責任でお願いします。

随時書き足して行きます。


ニオとフィアーネの項目を追加。


ケベル、サリエ、ヴォージェス、エウシュアットア、エウシュマージアの項目を追加。


レーチェに関する情報を追加(第七章を読み終わってから見る事を推奨)。


メイ、リーファに関する情報を追記。

レオシェルド、ダリア、フレジア、ラピスの項目を追加。


若手冒険者一覧を追加(いまのところ名前だけ)。

 【登場人物】


『オーディスワイア』

 男性。黒い短髪、黒い瞳。身長百八十センチくらい。見た目は体格の良いおっさん。


 作中では明言されていないが地球人。高校卒業と共に、中小企業の鉱工業で働きながら、趣味で錬金術の文献などを読み漁っていた彼は、自宅で簡単な錬金術の実験中にフォロスハートに呼び込まれる事になる(彼はある神の姿を見た事が無いと言っているが、フォロスハートに来たばかりの時に会っている)。

 それから数年間フォロスハートの中央都市ミスランの「金色狼こんじきおおかみの旅団」で戦士兼、錬金鍛冶師として活躍し、「金色狼の三勇士」と呼ばれていた過去がある(「破壊大剣」「破壊者」「剛剣」など数々の呼び名がある)。

 現在は「黒き錬金鍛冶の旅団」の団長兼錬金鍛冶師を担っている。料理や菓子作りも得意。


 趣味はテラリウムを作る事、観賞する事(これと錬金術への傾倒がフォロスハートに呼び込まれた理由かもしれない)。


 * * * * *


『レーチェ・ウィンデリア』

 女性。長い金色の波形髪ウェーブヘアーをした美女。薄紫色の瞳を持つ。身長は百七十センチを少し超えている。お嬢様口調。


 主人公(いわ)く「エロい身体の女」。ミスランとフレイマの間にあるクラレンスの領地を持つ領主の娘、兄と妹が居る。領地管理や経営などに通じている為「黒き錬金鍛冶の旅団」の運営管理を任されている。

 戦士としての腕はなかなかのもので、魔法に関してもある程度の適性を持っている。猫の目が苦手で猫が来る度に怯える。


 趣味は衣服や装飾品のデザインを描く事、また鉱石や宝石の原石を集める事も好きだとか。


❇(第七章の後半から)彼女は(神々を除いて)唯一、オーディスワイアが別の世界から転移してきた人間だと知っている。


 * * * * *


『ユナ』

 女性。青い髪を肩まで伸ばした少女。十五歳。緑色の瞳を持つ。身長は百六十センチ未満。


 「あか陽炎かぎろいの旅団」に居た頃は、魔法使い然とした黒い法服ローブつばの大きく頭の先が尖った帽子などを身に着けていたが、「黒き錬金鍛冶の旅団」に入ると、薄紫色の法服と青い宝石の付いた木製の杖を持つ姿になる。

 魔法使いとしての才能はそこそこだったが、母の形見の銀の腕輪が昇華錬成した事で才能も開花、どんどん新しい魔法も覚えていっている。


 趣味は園芸。読書も少々。育てた香草を使ったお菓子作りなど。


 * * * * *


『メイ』

 女性。赤毛の短髪の少女。十四歳。薄茶色の瞳。身長は百五十センチ未満。


 「朱き陽炎の旅団」でも活躍していた少女。普段着は結構、肌を露出させた大胆な格好を好む。冒険中は革鎧や籠手こてを身に着けている(手には金具を付けた革の手袋を装着)。

 格闘家(「闘士」という)として洗練された才能と実力を持ち、以前の旅団では「小さな鬼神」と呼ばれていた。「気」を使った攻撃で打撃以上の破壊力を生み出している。

 無口であるが人懐っこい、ユナとは親友の関係で彼女の事になるとキレ易くなるらしい。

 フレイマにある「ザハム武術道場」で格闘技を学び、リーファと数年を過ごした。


 趣味は食べ歩き? お菓子が大好きな子供らしい面も。仲間内からは砂糖中毒だと思われている。


 * * * * *


『カムイ』

 男性。赤茶けた短髪の少年。十八歳。黒に近い紫色の瞳。身長は百七十センチほど。


 駆け出しだった少年だが、オーディスワイアに出会った事で武器による強化で強くなり「黒き錬金鍛冶の旅団」に入り、軽硬合金フラウレグムの胸当て、籠手、すね当てを装備してさらに強くなった。

 黒銀鉄鋼グラズアルドの剣と軽硬合金の予備剣を装備している。

 剣士であり、いくつかの剣技を身に着けている。戦闘では割と慎重で臆病な面もある。

 なるべく冷静でいようとするが、本番で空回りするタイプ。周りに流されまいとして、いつの間にか一緒に流されている──そんな若者。


 趣味はえて言うなら剣の腕を磨く事。剣士として一旗揚げる事が自分の夢なのか迷ってもいる、そんな奴。


 * * * * *


『ヴィナー』

 女性。薄桃色の長髪をした少女、十八歳。濃い緑色の瞳。身長は百五十センチ前半。


 母はそれなりに優秀な魔法使いだったが、娘には魔法を教えなかった。そこで彼女は、近所の元魔法使いのおばあちゃんに魔法を教わり、ほぼ独学で(本を読んだり)魔法を学んだ。魔力量はそれなりにある。体つきは貧相であるらしい。

 魔樹カドモクスの枝と赤血樹アデラバークスの枝を絡ませ、魔力水晶球を付けた杖を装備した。

 ツンケンした性格で周囲(主にカムイ)と揉める事も多々ある、言葉(づか)いがやや乱暴。


 趣味は裁縫さいほうで手先は器用。服を作る事もあるが、近所の子供に作ってあげていた人形作りが得意。


 * * * * *


『ウリス』

 女性。焦げ茶色の髪を肩くらいまで伸ばしている少女。十七歳。黒い瞳。身長は百五十センチ半ばくらい。


 狩人かりゅうどとしての腕はまあまあ、短刀を投げる戦い方も得意。ヴィナーの幼馴染(おさななじ)みであるがあまり喋らないウリスと、よく喋るヴィナーが仲が良いのかは周りからは分からない。

 無口で必要な事以外は喋らない。体つきは同年代の中では発育が良い少女、目つきがやや悪く、誤解をされやすい。


 趣味は燻製くんせい作り、を作る為に削る木から、小さな木彫りの動物や人形を作ったりもする。


 * * * * *


『リーファ』

 女性。稲穂色の長い髪を後ろでまとめている女。二十代半ば。翠玉エメラルド色の鋭い目をしている。身長は百八十センチ近い。


 レーチェの侍女兼護衛。メイと同じ格闘家の訓練を受けた闘士。身のこなしや筋力は男顔負けの実力者。丁寧な口調で喋る鉄面皮てつめんぴのお姉さんという感じで若干怖い。

 いつも宿舎の掃除をしたり洗濯をしたりと、雑用している中で身体を鍛えているらしい。

 メイと共に「ザハム武術道場」で格闘技を学んでいた。


 趣味は筋トレ? 指先に紐でぶら下げた重りを持っての運動などをしている。レーチェから貰った給金は家族に仕送りしているらしい、ある意味謎の多い人物。


 * * * * *


『エウラ・フィアネスト』

 女性。長めの黒髪が美しい女性。二十代前半くらい。黒い大きめの瞳。身長は百六十センチ未満。


 オーディスワイアとは旧知であるエルグの妹。今は亡き兄の魔剣をゆずり受けた剣士。剣技の流儀は侍を思わせるものが多い。風の神が居る都市シャルファーで「深緑の風見鶏旅団」に所属していた。若いが実力はかなりのもの。

 表情が変わりやすく、美人にも少女にも見える。体つきは──細身。おっとりした部分と積極性のある両面を持ち合わせた変な人。

 実は貴族階級に近い家の出身。


 趣味は縁側えんがわで猫を抱いての日向ひなたぼっこ。童話や紙芝居を集めていて、それを子供に披露ひろうしているが、たまに怖い話をぶち込んできて子供を泣かせているらしい。


 * * * * *


『エアネル』

 女性。栗毛色の髪をして後方で小さな尻尾しっぽを作っている少女。十六歳。赤茶色の瞳。身長は百五十センチ半ばくらい。


 レンネルの双子の姉。地の神が居る都市ゲーシオンで「黄土の岩窟旅団」に所属していたが、一悶着ひともんちゃくあって抜ける。槍使いとしては優秀、弟の連携は強力。

 豪快で男勝りな性格。よく男の子と間違われる、少々言葉遣いも乱暴。


 趣味は釣り、湖のある(新しい)大地に引っ越すのが夢。


 * * * * *


『レンネル』

 男性。栗毛色の長めの髪をした少年。十六歳。赤茶色の瞳。身長は百五十センチ半ばくらい。


 エアネルの双子の弟。姉と共に「黒き錬金鍛冶の旅団」に加わる。防御力の高い剣士、姉との連携は強力。

 穏やかで女性的な性格。見た目も女の子と間違われるほど、言葉遣いは丁寧で控えめ。


 趣味は川や湖で貝を拾ったりする事、将来は「海」のある土地で暮らす事を夢見ている。


 * * * * *


『カーリア』

 女性。長いつややかな黒髪をした少女。十四歳。濃い青色の瞳。身長は百五十センチくらい。


 大通りにある鍛冶屋「猛牛の鉄兜」の店主アザビの娘。黒ずくめの魔女風の衣装をして、おかしな喋り方をしていた少女。色白で華奢きゃしゃな体つき。オーディスワイアの下で剣士として修行しつつ、魔法の才能を徐々に開花させた。「魔法剣」を使う「魔剣士」として成長中、まだまだ頼りない。

 素直でいい子だが、たまに中二病っぽい感じになる(魔女の格好は趣味)。割と強情な面もある、剣士に憧れて努力している子。


 趣味は読書、自分で物語を書いているらしいが──、内容は夢見がちな子供っぽい物。


 * * * * *


『ナンティル』

 女性。赤毛の短めの髪をした女獣人。二十歳くらい。黄色い瞳。身長は百六十センチは越えている。


 別の壊れた世界「パールラクーン」の猫獣人。長い尻尾を持つ。見た目より力持ち。短剣を使った戦闘を得意とした商人(素材屋)。オーディスワイアから「業突ごうつり」と呼ばれている商魂たくましい獣人。各地を歩き周りながらパールラクーンの素材も持って来る事もある。

 活発で元気な娘。ふらりとやって来てふらりと去る行商人だが、自分の世界には店がある様子。

 実はパールラクーンにある、中央神殿都市「アーカム」の神官長と知り合いで、彼に頼まれてフォロスハートの内情を探っていた。現在はただの行商人に戻った。


 趣味は無い、金稼ぎが趣味か。


 * * * * *


『リトキス』

 男性。青い髪の青年。二十代半ばくらいか。青い瞳。身長は百七十センチ後半。


 元「金色狼の旅団」団長だが、短期間で彼は旅団を離れた。魔法剣士で実力は高く(火、風、水の属性を扱う)、探索者としての知識も豊富。柔和にゅうわで穏やかなイケメンだが、浮いた話が出ない不思議な人。

 クロム鉄鋼と黒銀鉄鋼グラズアルドの合金で錬成した、魔法の剣を作ってもらった。現在は「黒き錬金鍛冶の旅団」に入っている。

 優しく気遣いの出来る好青年。理知的でもあり客観的に物事を判断できる人物。四大神に対する信仰心も持ち、このフォロスハートをどうするべきかを考えている人物の一人。


 趣味は書物を()()()事で、異界の書物を解読して、それらを含めた図書館をフォロスハートに建てるのが夢。


 * * * * *


『アラストラ』

 男性。銀色の短髪の中年。四十代くらい。水色の瞳。身長は百八十センチを越えている。


 「蒼髪の天女旅団」の上級冒険者の槍使い、白竜とも戦える実力者。オーディスワイアに白竜角の槍を強化して強化錬成してもらい、ますます強くなった。屈強な身体をし、実年齢より若く見える人。

 いかにも男気にあふれた戦士という人物。戦いでは率先して敵に突撃して行くタイプ、串刺しにした敵をそのまま持ち上げて、敵に投げつけるような豪快な男。


 趣味──というか息子を冒険者に育てるべく今は、旅団の若手を育てている。そんな状態のお人。


 * * * * *


『レクト』

 男性。灰色の短髪の少年。十八歳。茶色の瞳。身長は百七十センチ半ばくらい。


 「蒼髪の天女旅団」で最も優秀な若者と言える剣士。ウィーゼンという剣の師匠の影響で自分にも他人にも厳しい。目つきが鋭く怖い印象を与える見た目をしている。

 どちらかというと寡黙かもくなタイプで質実剛健しつじつごうけんを体現する少年。火の神ミーナヴァルズを心の恋人としているらしい。


 趣味は食べ歩き、休日には各都市へ食べ歩きに行っている。


 * * * * *


『メリッサ』

 女性。肩まで伸びた黒髪をした冷たい印象の女性。三十代前半。黄緑色の瞳。身長は百五十センチ後半。


 都市管理局技術班の会計担当であり、技術者でもある(第七章で技術班の実務長となった)。眼鏡を掛けた事務的な女性、性格も体つきもスマートな人。実は魔法使いとしても優秀。

 見た目は冷たい人に見えるが、実は熱意を持って都市の発展を考えている。管理局の中でも、この浮遊大地フォロスハートの行く末を気に掛けている若者の一人。


 趣味は旅。パールラクーンへ旅に行った事もあり、安全な別世界へ旅立ち、新しい安住の地を探す事を夢見ている。


 * * * * *


『ロンバーニ』

 男性。茶色の短髪、二十代前半の優男やさおとこ。焦げ茶色の瞳。身長は百六十センチ後半。


 都市管理局技術班の会計係、モブ。特徴、優男。


 趣味──どうでもいい。


 夢──モブを脱する事(無理)。


 * * * * *


『ブサイヌ』

 男性。灰色の短髪、四十代前半。薄茶色の瞳。身長は百六十センチ後半くらい。


 本来の名前はおそらく「ブザイン」とか、そう言った名前なのだろうが、オーディスワイアが顔を見てブサイヌと命名した。

 ふてぶてしい男でオーディスワイアも聞いた事のな無い、「金の禿鷲はげわし旅団」というのに所属しているらしい。

 不正を働く旅団の一員であった彼は、管理局に捕らえられ、大地フォロスハートの外に追放され、混沌へ放逐ほうちくされ死亡。


 趣味は──不明(どうでもいい)。


 * * * * *


『ミリスリア』

 女性。長い黒髪と頭部の上から長い獣(狐?)の耳が立っている。童顔だが目鼻立ちは比較的大人っぽい印象。金色に近い瞳。身長は百二十センチ未満。


 エルニス(小獣人族)の貴族。男性の前では媚びる様な口調になるが、大勢の前では尊大な、古めかしい口調をするのが特徴。

 風と水の属性魔法に適性が高く、魔法の剣もそれに対応した物を作ってもらった。剣士としてはそこそこの腕前。


 趣味は紅茶とお菓子を楽しむ事。かなりの甘党(エルニスの国「シュナフ・エディン」でも砂糖は希少だが甘草から取れる)。


 * * * * *


『エスクア』

 女性。銀色の髪を肩まで伸ばしている(たまに髪を一部縛る事も)。銀色の尖った耳が頭部から立っている。童顔であるが、きりっとした大人びた表情をしている。青い瞳。身長は百二十センチくらい。


 エルニスの戦士、ミリスリアの護衛。剣の腕はかなりのもの。身体能力強化の魔法などを駆使する。普段は騎士然としているが意外に照れ屋。

 火属性に適性が高く、魔法の剣も火属性の物を作ってもらった。戦士として様々な武器の扱いに長けているらしい。


 趣味は絵を描く事──らしいのだが、その絵はなかなか独特で個性的。


 * * * * *


『ロネア』

 女性。稲穂色の髪(薄黄土色)の短い髪、丸みを帯びた耳を頭部に生やす。穏やかで優しげな雰囲気を持つ少女(見た目)。赤茶色の瞳。趣味は百十センチほど。


 エルニス。ミリスリアの侍女。料理から裁縫さいほう、掃除洗濯と万能な侍女。おっとりとした性格。

 様々な魔法を使いこなすが攻撃魔法は苦手。


 趣味は料理やお菓子作り。


 * * * * *


『アディーディンク』

 男性。青い髪をした男。二十代後半。緑色の瞳。身長は百五十センチ半ばと小柄。


「金色狼の三勇士」の一人「小さき大魔法使い」の異名を持つ。全属性魔法を扱え、強力な攻撃魔法以外にも味方を援護する強化魔法も使える。

 温和おとなしい性格で、誰にでも優しい男。眼鏡を掛ける事もある。リゼミラと結婚し五歳の男の子と三歳の女の子が居る。


 趣味は将棋(現実にあるものとは少し異なる)、読書。リゼミラに甘える事。


 * * * * *


『リゼミラ』

 女性。長めの銀髪をした体格の良い女。三十代前半。黒い瞳。身長は百八十センチ未満。


「金色狼の三勇士」の一人「苛烈なる双剣」の異名を持つ。二振りの剣を使っての連撃で、敵を圧倒する戦士。力も強く片手で大剣を振り回すという。

 ゲーシオン近くのファンディアに住んでいたが、アディーディンクと共にミスランに引っ越した。二人の子供を育てている──。たまに冒険に出ている、子供が成長したら一緒に冒険に出るのが夢。

「黒き錬金鍛冶の旅団」にアディーと共に入団した。

 趣味は運動(筋トレ)。ディーディ(アディーの事)といちゃいちゃする事。


 * * * * *


『レオシェルド』

 男性。灰色のさんばら髪、筋肉質だが大柄な体型ではない中年(オーディスワイアより少し若い)。黒色の瞳を持つ。身長百七十センチ半ばくらい。


 元「金色狼の旅団」に所属していた冒険者。「無双の太刀」などと呼ばれていた太刀の使い手で、その剣技はあらゆる物を斬り裂くと言われた。

 旅団を去った後は、孤児院の子供達に剣技を教えたりしていたが、五都市にある孤児院すべてに持っていた財産を寄付してしまい、金に困っていた。

 優れた剣気の使い手であり、「金獅子の錬金鍛冶旅団」の剣術教官を勤めながら、たまに冒険にも参加している。

 一人称は「自分」が多い。


 * * * * *


『ダリア』

 女性。肩くらいの長さの金髪。二十代前半。オレンジ色の瞳。身長は百七十センチを超える。大柄で筋肉質な体つき──けど巨乳。肌は日焼けして褐色に近い色。

「三美人の冒険者」の一人。オーディスワイアに魔法の剣を造ってもらいに来たのが出会い。

 大剣使い。火と風の属性付きの魔法の剣を手にする。武器の通り豪快な戦い方を信条とする。


 * * * * *


『フレジア』

 女性。長い金髪。十代半ば。オレンジ色の瞳

 気弱で人見知りする少女。ダリアの妹だが体は小さい。

「三美人の冒険者」の一人。

 二本の手斧を持って狂戦士ベルセルクのように戦う(戦闘になると好戦的に)。火と地の属性効果の付いた二本の魔法の手斧を造ってもらった。 動物に好かれやすい体質で、猫が特に好き。

 人見知りで温和しい少女。

 一人称は「わたし」


 * * * * *


『ラピス』

 女性。背中まで伸びた青い髪。二十代前半(若く見られがち)。水色の瞳。

 線の細い感じの少女に見える女性。

「三美人の冒険者」の一人。

 長剣使い。地・水・風の三属性に親和性があり、魔法の剣にもこの三つの属性を付けてもらった。

 物腰柔らかく優し喋り方が特徴。大人びているのはダリア姉妹との付き合いが長い所為。フレジアを妹のように思っている。──ダリアは暴走しがちな友人といった感じ。


 * * * * *


『ニオ』

 男性。灰色に近い銀髪を後ろに掻き上げた髪型をした小柄だが、体格の良い少年。十五歳。水色に近い瞳。身長百六十センチ半ば。


 ミスランに実家があり、そこから「黒き錬金鍛冶の旅団」で修業する新米戦士。剣だけでなく、弓や斧を使うようだ。

 温和おとなしそうな顔立ちだが、思った事はハッキリと口に出す性格。


 趣味は山に登っての山菜採りなど、畑仕事も好んでやる。


 * * * * *


『フィアーネ』

 女性。赤毛の短髪、細身だが高身長の十五歳。赤みを帯びた薄茶色の瞳。身長百七十センチ近くある。


 ミスランに実家があり、ニオとは幼馴染みの関係。彼と一緒に「黒き錬金鍛冶の旅団」に入団した。体格には恵まれているが、筋力などはまだまだ半人前。剣にも槍にも扱えるらしい。

 気の強そうな少女に見えて、そこそこ人に気も使える少女。


 趣味は裁縫さいほう。衣服などの修繕しゅうぜんくらいは自分でやっていた。


 * * * * *


『ケベル』

 男性。赤茶けた黒っぽい髪、小柄で筋肉質な体型の十四歳。黒い瞳を持つ。身長百六十センチ未満。


 都市シャルファーにつながる道にある「フォルファス」の街に住み、その街の鍛冶屋で働き、燃え盛る溶錬炉の前で金属のべ棒を作り続けていた──忍耐強い少年。即決で「オーディス錬金鍛冶工房」で働く事になった。


 昇華錬成をしたオーディスワイアに弟子入りし、自分も冒険者の支えになるような武具を作りたいという、高いこころざしを持っている。見た目以上に落ち着きがあり、どこか達観した印象のある少年。


 趣味は無い

錬金鍛冶の勉強と実践じっせんが趣味とも言える。


 * * * * *


『サリエ』

 女性。淡い金髪、十五歳だが身長は高め。オレンジ色の瞳。身長百六十センチを超える。


 都市ウンディードに繋がる道にある街「エンフィーナ」出身。その街の工房で働き、金や銀の装飾品などを作っていた。手先が器用で意匠デザインにこだわりがある。


 昇華錬成を起こすには装飾した方がいい、という考えを持っていて、冒険者の使う装備品にも装飾をしていこうと考えている。


 趣味は料理、作る事もするが、食べ歩きをするのも好き。


 * * * * *


❇「金獅子の錬金鍛冶旅団」の若手冒険者一覧。


『エクスダイン』

『ローレンキア』

『リグザミト』

『アリスシア』

『ブラナラッハ』

『アローレ』

『セブ』

『アマン』

『ブーリット』

 他数名。


 * * * * *


『ヴォージェス』

 男性。黒い短髪、六十代前後の体格の良い初老の男。焦げ茶色の瞳。身長は百八十近い。


 以前は都市ゲーシオンの「黒獅子のたてがみ旅団」に入っていて、団内の揉め事を解決したりしている内に団長にまで担ぎ上げられた。大槍を武器に、一人で黒獅子を三体倒したという逸話いつわがある。それ以来、彼は「黒獅子ヴォージェス」と呼ばれるようになった。


 引退する賢者の一人に推挙すいきょされる形で七賢者の一人となり、冒険者を辞めた。

 メリッサは彼の「耳」の一人で、情報を届けている。


 * * * * *


『ミーナヴァルズ』

 火の神。真紅の長い髪をした美女(人前では紅玉ルビーの仮面を付けている)。外見は二十代前半。あかい瞳。身長は百七十センチくらい。


 火の神としての顕現体けんげんたいは燃え盛る大蛇。精神体は日焼けした肌の美しい女の姿。

 都市フレイマに住む。オーディスワイアを()()()()()だと思っているふしがある。


 神にしては自由奔放(ほんぽう)で割と好き勝手やっている神様。フォロスハートの人間を見守っているので人間には直接干渉(かんしょう)はしない。


 * * * * *


『ラホルス』

 風の神。鳥(猛禽類)の頭をした大男。身のこなしは年配者の様な感じだが声は若い、年齢不詳。緑色の瞳。身長は約二百センチ。


 風の神としての顕現体は巨大な雷(まと)う獣、もしくは大空()ける鳳凰おおとりだとも言われている。精神体は鳥の頭を持っている法服を着た大男。腕や脚は長く、指なども鳥に似ている。

 都市シャルファーに住む。死者の魂をいざなう役目を担っていると言われている。その為か滅多に人前に姿を現す事は無い。


 厳格な神であるが、多少の融通を利かす事もある、死者の言葉を伝える鳥の使者を使わすとも言われている。


 * * * * *


『ウル=オギト』

 地の神。人型になれない(顕現体が人型の為)、年齢不明。銀色の眼を持つ。精神体は体長二十センチ。


 地の神としての顕現体は武装した巨人の如き姿をし、戦士達の守護神ともされており、多くの冒険者にしたわれている。精神体は何とねずみの姿で、喋る言葉も「ちゅー、ちゅー」と言う鳴き声を発する。巫女にしかその言葉が分からないので巫女が通訳を行っている。

 都市ゲーシオンに住む。金属を授けてくれる神でもあり、戦士達にもっとも身近な神様と考えられている。


 大らかで寛容な神であり、風の神によって運ばれた魂を最終的に彼が預かり、新たな命として育むとされている。


 * * * * *


『アリエイラ』

 水の神。青い髪の中性的な若者の姿で現れる、外見は十代の少年や少女の様。水色、またはあい色の瞳。身長は百六十センチくらい。


 水の神としての顕現体は大きな水を司る龍であり、湖の中に存在している。精神体は両性具有の若者の姿であるが、こちらも顕現体と同様に人前に姿を現す事は少ない。

 都市ウンディードに住む。フォロスハートに水を供給している大きな湖の主、彼(あるいは彼女)のお陰で水は豊富にある。

 フォロスハートにオーディスワイアを召喚した(してしまった)のがアリエイラ。


 四大神の中では風の神と共に謎の多い神、一説では昼と夜で性別が変わると言われている。

 今ではオーディスワイアの恋人の様に振る舞っている(らしい)。


 * * * * *


『エウシュアットア』

 大いなる海の神に西の海の管理を任されていた、蒼い甲殻を持つ大きなかにの姿をした海をつかさどる神。


 半身のエウシュマージアが混沌こんとんに侵され、その力を封じていた。──現在は「西海の大地」と共にフォロスハートに接合され、海の恵をフォロスハートに供給している。


 穏和おんわで、人間を守ろうという意志が強い神。通常は海底で暮らしているが、たまに陸地に上がって来る。


 * * * * *


『エウシュマージア』

 エウシュアットアより生み出された、大地の力を司る神。地の化身として生まれた、灰色の体と金色の眼を持つ大蛇(今は縮んでいる)。


 混沌に侵されたが、オーディスワイアの機転により消滅を逃れた(力の多くは失っている)。


 双神としてエウシュアットアと共に西海の大地を守っている。

気になる事などありましたら気軽にコメントしてください。

引き続き本編の方もよろしくお願いします。

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