表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
93/158

四章・序節 プロローグ

 運命の人を信じるかと聞かれれば、私は一応YESと答えないといけない。


 今年で十七にもなって何を歯が浮くようなことを言っているのかって思うけど、私はその運命の人とやらに出合ってしまった。


 それも二人もだ。


 ……待って、ちょっとだけ言葉を変えたい。


 私たちの関係にロマンチックな響きは違う気がする。


 出会うべくして出会ったという意味では確かに運命めいたものは感じたけど、根幹にあるのは切っても切れない因果だと思う。


 うん、冒頭のあれは撤回。


 因果ね。もしくはなるべくしてなった腐れ縁でしょ。


 だっていつ思い出しても第一印象はどっちも最っ悪だった。


 一人は世界を書き換える化物。出会ったその日に殺し合いを演じて、結局決着は付かなかったけど、霊地をけっこう取られた。まあ他の奴らなら兎も角、あの子ならそう大きな損失ではないから別にいいんだけど。


 問題はもう一人。仮にも法の番人がニコチン中毒ってどうなのよ。おまけにあれは間違いなく天性の女たらしね。花か蜂かでいえば花の方。それもとびっきりの厄ネタを背負った女の人を呼び寄せるタイプ。


 だからまあ……悪い奴じゃない。


 私こと神崎雀と雨取照の元にあいつが来たのは、そういうどうしようもない因果だったのよ。


 もちろん、当方は一切のクレームを受け付けません。


 なんてね。


 運命でも因果でも腐れ縁でも、どうせ行くとこまで一緒に行くんだから、スタートが多少悪くても別にいいでしょ?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ