外務省の幹部は喧嘩が出来る人材でないといけないのではないか?
暴論ではありますが。
昨今、隣国との関係性が悪化の一途を辿っています。
全ては向こうの問題だと思いますが、日本の態度にも原因があったのも事実ではないでしょうか。
不当な要求には断固拒否という態度を示し、客観性を重視して曖昧な返事をしないなど、日本の外交に求められる改善点は今後の課題でしょう。
まあ、外交の現場を知らないので頓珍漢な提言かもしれませんが、日本の対応を見ていると生温いとしか見えないので。
そこで、外交を担うべき外務省の官僚達に求められる能力の一つとして、喧嘩をする事が出来るというのが必要な気がします。
これは暴力を肯定しているのではなく、暴力に屈しない為です。
喧嘩というのが大袈裟であれば、武道の嗜みのある人間としましょうか。
自分の肉体を駆使し、相手と向き合った事のある人物です。
要は、外交の後ろ盾は武力ですよという事を、肌で理解している者という事です。
外交の実際を知らないので想像ですが、時に相手が激昂し、大声で威圧的に話してきたりする事もありそうです。
そんな時、小心者の私などでは委縮してしまい、言うべき日本の立場も言えずに終わりそうです。
怒っている人を前にしたら膝が笑っちゃう私の様な人が外交官ですと、日本の国益は損なわれる一方です。
翻って今の日本の外交官はどうなのでしょう?
ロシアのプーチン大統領を前にし、一歩も引かずに日本の主張を貫けるのでしょうか?
何だったら北方領土は攻め取るぞ、くらいの気概が外交官にあるのでしょうか?
昔は外交官が戦争の布告をするんじゃなかったでしたっけ?
その胆力を持った外交官がいるのでしょうか?
専守防衛の日本でも、経済的に殺すぞくらいは言って欲しい。
殺すぞが不穏なら干すぞ、でも良いですよ?
武力を用いない日本の力を見せてやるぜ、でもいい。
経済的に殺す寸前までいけば、平和的に北方4島を返した方が得だとロシアの世論も納得するでしょう。
寧ろ返せとなる気がします。
日本にそんな力は無いのでしょうか?
私はあると思っているのですが、それを試す絶好の相手がいます。
低空飛行がどうのこうのと言っている例の国です。
戦後70年も経っているのですから、独立国家が持つ自衛権の正当な行使に踏み切っても罰は当たらないのでは?
武力行使はまだまだ国民に拒否感があるでしょうから、経済的に締め上げればいいのでは?
その結果を下に、次は北方領土のロシア、尖閣で五月蠅い中国と段階を踏んでいくと。
トランプ大統領の今なら、アメリカの反対はない気がします。
もしもアメリカが反対するなら、何言ってんのと。
日本の国益を侵害する気なら、アメリカといえども容赦はしませんよと。
アメリカがアメリカ・ファーストなら、日本は日本ファーストですよと。
同盟国なら、同盟国の国益を守る行動の邪魔はしないで下さいねと。
日本の外交官に、アメリカに喧嘩を売る度胸はあるのでしょうか?
いや、アメリカから売られた喧嘩を買う度胸でしょうか?
これはアメリカを、価値観を共有する友人と思うからこそです。
自由と正義を大事にするアメリカが、アメリカであって欲しいからこそです。
友人が正しくない道を選ぼうとしている時に、忠告しないのは本当の友人関係と言えるでしょうか?
聞く耳を持たない時に、殴ってでも止めようとするのはやり過ぎですか?
日本の外交を担う人材は、喧嘩くらいは出来ないと困る気がします。
自分が我慢すれば丸く収まる。
優しい人や空気を読み過ぎる人はそう考えて、しなくても良い譲歩をしがちです。
その場限りの事ならそれも良いのですが、大抵は相手が増長して際限の無い譲歩を重ね続ける結果となり、優しい人の堪忍袋の緒が切れて爆発します。
先の大戦がそれでは?
ですので過去を真摯に反省し、韓国を徹底的に糾弾しましょう。
二度とふざけた態度を取れない様にすべきです。
それが日本の国益の為ですし、ひいては韓国自身の為です。
一歩間違えていたら戦争となってもおかしくないのですから。
このままでは他の場面で他の国に似た様な事を仕出かしかねません。
その原因は日本が窘めなかったからとも言えます。