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作者: 剣月しが

暗く、とても静かな水底で、

白く、とても小さな貝が閉じました。

頑丈そうで、柔らかそうで、

二度と開かぬ夜でした。


夜の静寂に私の心も静まります。

耳が湖面の波音を拾います。

いつも透明で穏やかな波音

――自制する欲があるだけ幸せなことかもしれません。


野心と成長、満足と停滞、

渇望の焦燥、知足の安寧。

月の見えない静かな夜に、

湖はあります。


風の冷たい湖岸に立って、

水草の匂いに難しいことを空想すると、

視界の遥か彼方まで、

湖はあります。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 湖水の繊細さがきれいに描写されていると思います。 [一言] あとほんの少しネガティブな単語を吟味すれば、より研ぎ澄まされた水の詩になったかと感じました。
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