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詩全集3

終宿主

作者: 那須茄子

深まる底

誰かの身を食べて

ボクはボクじゃないまま 

呼吸していた

透明な殻に包まれて   

唯一の灯を追った


寄り添うように 

侵すように

身も蓋もない食いつぶした穴だらけの中で 

それでもなんとか形を変えて

忘れられた名前をもう一度

上書きした


それは最後の場所

痛みも嘘も全部

細胞まで溶けていく


深まる底

誰かの身を食べて

ボクはボクじゃないまま 

呼吸していた

透明な殻に包まれて   

唯一の灯を追った


「ごめんね」と「ありがとう」が

同じ色に染まる頃

きっと

以前と同じ存在に生まれてくる


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