表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

限界オタク枕草子

作者: 新流晃夜

締切に追われている時に窓の外が明るく白んでくるのを見て枕草子を思い出したのでパロディにしました。

コスプレイヤーさんや同人作家さんあたりのあるあると実体験を元に書いています。



春はあけぼの

ようよう白くなりゆく窓際

少しあかりて

縫い損じたる糸の細く散らばりたる


夏の夜

月の頃はまっさらなり

宵もなお、誤字の多く飛び違いたる

ひとつふたつ、時計の進みてゆくもおかし

システムエラーなどもおかし


秋は長夜に

ミシンの糸目飛ぶとて、3つ4つ、2つ3つなど、やり直すさえあはれなり

まして玉などの連ねたるがぶちまけられるはいとおかし

滅入りはてて、スマホ、Twitterのタップ音など、いうべきにもあらず


冬は短夜

締め切りの間近ははたいうべきにもあらず

原稿のいとしろきも、また布のまだ紙なるも寒きに

やる気など急ぎ起こして珈琲を淹れるもつきづきし

昼になりて茶の冷ややかになれども、目の前のものどもは白きままにてワロタ



心当たりのある方がクスッと笑ってくれたら嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ