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蛇足 ~世界観・登場人物~

                              2025年5月18日            

各位


      ぼくは勇者の剣です。勇者さまから、逃げられないッ!

   ~剣と正義(狂気)の勇者の冒険譚~ あるいは話す武器たちの物語

      に関する登場人物および世界観などについての蛇足



拝啓 ここまでお読みいただいた読者諸賢


 このたびは、勇者さまの冒険譚をおよみいただき、誠にありがとうございます。


 さて、本蛇足ですが、正義と狂気の境界線が著しく曖昧となり、読者の価値観・倫理観に重大な影響を及ぼす可能性がございます。


 いわばこれは、すでに完結した物語への「業流斬撃」であり、“閑話”という名の後日談、あるいは毒にも薬にもならない、筆者の“狂気の発作”です。


 本篇の余韻を大切にされたい方は、どうかここで剣を納めてください。


 しかしながら――


 「ちょっとした蛇足も正義である。むしろ面白い」

 もし、そう思われる方は、ぜひ一読いただければと思います。

                                                敬具


◇ 世界観:

 本作の舞台は、「魔物が跋扈し、勇者が必要とされる世界」。

 ただし、“勇者”の定義は限りなく不安定。

 “正義”として受け入れられているが、村人は泣く。


 文明水準は中世ファンタジー風だが、描写は少ない。


 神々の存在、魔力の系統、信仰の実効性などはすべて“あり”設定

 なお、信仰が物理となる事例も(セツドー神父による物理お清めなど)。


■ 武器と魂

 この世界の“武具”は、単なる道具ではなく、人格と記憶を宿す存在。

 一定の条件を満たした武器は自我を得ることがあり、会話能力を持たなくても心がある。

 また、禁術により人の魂を武器に移植することも可能(杖のじいちゃんなど)。


 武器は“成長”し、素材の強化、鍛冶技術、魂の共鳴などにより進化する。

 剣くんも折れては鍛え直され、最終的には狂気に耐えうる業物へと変貌する。


■ 勇者病とヒロイン病

 この世界には「勇者病」なる概念が存在する。

 正義に目覚め、己を正義と信じ、問答無用で魔物を成敗する衝動に駆られる状態。

 狂気と紙一重の正義観であり、理性とのバランスを失うと周囲ごと滅ぼす。

 なお、本作の勇者は「勇者=狂気=正義」まで自己理解している。


 「ヒロイン病」はその変種・進化系であり、

 “強き者”に従いたい、“正義に寄り添いたい”という感情が肥大化した状態。

 一度感染すると、正義に突き進む勇者からは逃れられない。

 が、逆に勇者もまたヒロインから逃げられない。



■ 魔物と魔人

 世界各地には“魔物”と呼ばれる存在が多数生息しており、

 これらを退治することが勇者とか冒険者たちの主目的とされている。


 魔物の中には上位種として“魔人”が存在し、高い知性と力を持つ。

 本編では“ヴァルギルス”と呼ばれる魔人が登場し、

 勇者と相対して一度は仲間たちを圧倒するが、修羅化した勇者により滅される。


 魔人の力は空間を切り裂き、詛術や分裂・進化すら可能な存在。

 だが最終的には“正義”に敗れ去る。


■ 国家・宗教・秩序

 本作の舞台となる大陸には複数の王国が存在し、

 オルフィーナ姫が所属する「ハルコンネン王国」はその一つ。


 また、「ナンムサン信仰」をはじめとする神聖宗教が一般的に浸透しており、

 神職者は祈祷のみならず、物理的な“お清め”も行うという極めて戦闘的な職種――

 セツドー神父は特殊事例だと信じたい。


 国家、教会、勇者――それぞれが“正義”を名乗る、すっげぇ適当な秩序構造。



◇ 登場人物(武具含む)


■勇者の剣(名称はないが、剣くんとよばれる)

 本作の語り手。主人公にして、勇者さまの剣。

 剣だけど、主にツッコミ役。戦闘より実況担当。


 何度か折れているが、なんだかんだで生きてる。

 勇者さまから逃げたいけど、逃げられない


 元はただの鉄剣だったが、魔改造の果てに超重量・高硬度の一撃必殺武器へ進化。

 本人は平穏を望むが、勇者さまに振り回される宿命を背負っている。


 最後は「業流我剣大回転」で伝説級の活躍をする。


 変遷

 ①ただの鉄の剣

 ②玉鋼で強化

 ③ミスリルで強化

 ④最終段階トンデモウエポン

  刃渡り160cm/厚み15mm/重量10kg


 なお、感情表現は豊か



■ 勇者(名前は……まだない)

 勇者さま。

 本作最大の災厄にして、最大の魅力。正義と狂気の融合体。

 村を救うし、村も壊す。敵を斬るし、ついでに道も地形も破壊する。

 戦いのたびに壺を割り、剣を掘削ツールにし、仲間をドン引きさせる。


 約35歳の寡黙系武人

 別大陸。魔族を殲滅して飽きたので、こっちに来た

 戦闘中に角と牙が生えたが「邪魔」と自力でへし折った

 好きな言葉は、「正義」「成敗」「狂気」


迷言集:

「此の剣、運命の器なり。我が正義、これに宿るべし。

 疑念、許されず。ただ信ぜよ。信ぜぬは愚なり」

「勇者とは狂気の者ぞ。狂気とはすなわち正義!

 されば――我こそ正義なりィィィィッッ!!!」


 他多数


■ 拳吾郎(武闘家)

 全身から汗と涙と筋肉が滲み出る、漢の中の漢。

 勇者さまを「兄貴」と呼び慕う。豪快かつ情に厚く、熱血タイプ。

 実はヤクザではなく、映画のファンという裏設定あり。


 最終回では斧ちゃんと別れ、山ごもり修行へ。斧ちゃんの涙が止まらない。



■ 斧ちゃん(斧。女の子)

 拳吾郎の相棒武器。泣き虫で乙女でツッコミ体質。

 筋トレグッズ扱いされて、『斧吾郎』と呼ばれて、泣く。

 剣くんに好意がある(たぶん……?)


変遷:

 元・巨大魔斧 → 魔改造 →口調が極道のゴクツマに変化 →面倒で戻された

 


■ セツドー神父(聖職者)

 物腰柔らかな笑顔の聖職者……に見せかけて、

 やってることは物理全開の「お清め」=破壊僧。

 祈りと信仰で物理殲滅する創作ではよくいる「狂信者」

 十字架姉さんとコンビで常に血塗れ。

 


■ ブラディーナ姉さん(十字架)

 神父の愛十字架。口調が清楚とヒャッハーの間を高速で行き来する。

 「ハーレルヤッ!」と叫びながら敵をぶん殴る。

 尊きもの(ラブコメとか)に興奮するフェチ気味武器。


狂言:

 朝靄の中に佇む武人のうなじ。

 白く曇る吐息が、そこへそっとキスするようで――ああ、罪深きかな、背中美。


 こういうのが耽美なのか?


■ メメちゃん(魔法少女)

 静かでおっとり、でも火力はトップクラス。

 魔法陣を重ねてぶっぱなす構築魔術の使い手。

 お茶を点てる設定が一応ある。ほんのり癒し枠。


 北国の天才少女

 杖じいちゃんと二人旅

 最後は帰郷して研究生活へ


■ 杖のじいちゃん

 メメちゃんのお爺ちゃんで、今は“髑髏の杖”。

 人格転移魔法で魂が宿った魔杖。けひょひょと笑う情報屋ポジ。

 武器なのに探究心旺盛

 武器としてまだ10歳。


■ オルフィーナヒロイン

 姫であり武人でありヒロイン。

 勇者病に感染し、ヒロイン病へと進化。

 腕は立つ方で、勇者と手合わせするくらいのことはできる。


 勇者さまの背後にぴたりと張り付いて、全ての準備を整える。

 旅の資金、食事、装備、護衛、ぜんぶ姫さまが用意します。


■ クラリス(姫剣)

 オルフィーナ姫の剣。落ち着いたお嬢様剣だが、

 オリハルコン製の凄い剣だが、蔵に死蔵されていた。

 それをひっぱりだしたオルフィーナに忠義を尽くす。


「おーほっほっほっほ」的な金髪縦ロールキャラ。

 

「ヒロインからは逃げられませんのよ?」という圧がすごい。

 最終話で剣くんを追い詰め、姫さまの愛を正当化した。



◇ 蛇足の蛇足 筆者(本作における)


 物語の黒幕にして、神を名乗る存在。

 正体不明、動機不明、そして文体自由。


 登場人物に対し、時に慈悲を与え、時にトンチキを与え、そしてしばしば無茶振りを与える。

 でも、基本倫理観が高いので、人死にを書けない。


 作文は、ギャグから情緒まで振れ幅が大きい、

「すべての登場人物に愛をもって酷い目に遭わせたい」という哲学を信条とする。


 勇者病、ヒロイン病、斧吾郎、ナンムサン信仰など、

 すべては筆者の脳内遊戯により産み落とされた創造物である。


 \誤字が多い、校正してない、エンタメがわからない/ 

 ビジネスでAIをゴリゴリに使ってるので、最近は小説校正にもAIを使用中。

 基本文章をAIに書いてもらうことはないが、描写に行き詰ったときに案は貰う。


 なお、蛇足パート、筆者のここは、AIからの感想を流用していまふ。


 基本、読まれないとしても、自分のために書くタイプ。

 評価は欲しいが、リアルを重視するので……でも、欲しいよね。


 コメントは凄く欲しい系。


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