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#50:相合傘の果てに見えたもの

 早坂さんと一緒に通学を始めて早三日目、今朝は女の子同士で相合傘ですよ?

 というも、昨日の帰宅時に使った折りたたみ傘、傘立てに入れたままで、今朝カバンに入れること、すっかり忘れてたんだよね。駅に着いたとたん、パラパラと小雨が降り始めたわけで、なにも好きで女の子同士で相合傘しているわけじゃない。

 なのに…… 早坂さんときたら…… さっきから、すっごく嬉しそうな顔してこっちをチラチラ見てくるんだよね。 いったい、何がそんなに楽しいわけ? 本格的に梅雨入りしたしさぁー、ここんところ、憂うつな雨ばっかなのに、今朝から何かイイコトでもありました?


「あのぉー、早坂さん?」

「はい?」

「今朝は何かイイコトでも、あったのかなぁ?」

「うん、あったよ?」

「えっ? なに? そのイイコトって?」

「へへっ、ヒ・ミ・ツ」

 イタズラっぽい表情でそう答える早坂さん。もしかして、彼氏でもデキた?

「そのぉー、もしかしてカレシがデキたとか?」

「うぅーん、それとは、ちょっと違うんだけどねぇー。真結花さんにはカレシ、今いるんですか?」

 彼氏ねぇー。さて、ここで自分に質問です。喜多村くんは、彼氏と呼べるんでしょうか?

 告られたといっても、正式には付き合っているわけでもないし、彼氏という響きにはまだちょっと遠いような存在……

「えぇーっと、カレシってわけじゃないけど…… 仲の良い男友達はいるよ?」

「ふぅーん、っで、真結花さんはその男子のこと、気になる存在とか?」

「えっ? どうかな? 気になるといえば、気になるかもしれないけど……」

 それが今の正直な気持ちかな? つい最近まで、恋患いしてたはずなんだけど……

「じゃあぁ、今はフリーってことですよね?」

 まっ、今はそういうことになるのかな? 喜多村くんとの関係、これから先、どうなるかなんて今はまだ全然想像できないし。

 とりあえず、喜多村くんには、友達からっていう返事をしたわだけど、今ひとつピーンと来ないっていうか、なんだか他人事みたいだし。

「うっ、うん」

 なんだか喜多村くんには、悪いような? でも今は…… 鮎美ちゃんや園田センパイの方が、何かと気懸かりなんだよね。

「よかったぁー」

 満面の笑顔を返してきた早坂さん。

「んっ? 何がよかったの?」

「えっ? だって、その…… えっと、ほらっ! 真結花さんにカレシがいたら、友達として、こうやって一緒に登校したりできないじゃない。例えば、ほらっ、あの前を歩くカップルのように、朝っぱらからラブラブになっちゃうわけでしょ?」

 早坂さんが指をさした方を見ると…… 

「……」


 絶句。あれ、うちの生徒達だよね? 朝っぱらから相合傘でイチャイチャ、ですか? なんともお熱いことで。って、人のこと言えないのかな? 今のこの状況、女の子同士で相合傘なわけで、杏菜ちゃんが言ってたように、傍から見れば、女の子同士でイイ感じって見られちゃうかもしれないわけだし。

 でも…… ラブラブになっちゃうと、ああやって毎朝一緒に登校することになるのかな? それって、めっちゃ恥ずくない? だってさ、“私達は付き合ってるんでーすっ!”って清々堂々とクラスメイト達に見せ付けて、歩く広告塔みたいに宣伝して回っているようなものなわけだし。

 ある意味、潔いっていうか、それとも開き直り? いや、周りの雑音なんて、二人の愛の世界に入って来ないんだ? 俺も、近い将来、喜多村くんとああゆうこと、することになるのかな? それって…… うわわぁー、想像しただけで超恥ずかしいっ!


「真結花さん、どうしちゃったの? 急に下向いて押し黙っちゃったりして…… それに、ちょっと顔、赤いみたいだし、大丈夫?」

「あっ、ごめん、ごめん。あの熱いカップル見てたら、こっちが急に恥ずかしくなっちゃって」

「だよねぇー、でも朝っぱらから、よくあんなにイチャイチャできるよね? じゃあさぁー、こっちも負けずに、イチャイチャ、しちゃおっ?」

 そう言って急に腕を組んできた早坂さん。むっ、胸、腕に当たってるんですけど…… って、なんの冗談のつもり?

「もうぉーっ、朝からそういう冗談はやめてよね、早坂さん」

「あはっ、怒られちゃった」

 嬉しそうな顔をして答える早坂さん。

「早坂さんがそうゆう悪ふざけするから、ヘンな噂が出ちゃうんじゃない!」

「ヘンな噂?」

「そう、うちのクラスの杏菜ちゃんって子に言われたの。早坂さんとわたし、デキてるんじゃないかって」

 それにしても、杏菜ちゃんってどこからそんな情報、仕入れてるんだろ?

「ぷっ、あははっ、それって、傑作! ところで、真結花さんって、今日の放課後、予定、開いてない?」

「まっ、このまま雨だと、今日は何も予定は無いけど……」

 雨、止んだとしても、グラウンドは使えそうになさそうだし。

「じゃあ、美術部、一緒にいかない? 真結花さんって、美術部に全然顔出してくれないんだもの」

「美術部ねぇー、そういえば最近、全然顔出してなかったね」

「じゃあ、いいよね?」

「うん」


 早坂さんって、なんだかここ最近、雰囲気、少し変ったよね? 急に積極的になってきたっていうか。ちょっと前までは、俺に対して遠慮してた面があったというか、少し距離を置いてたような? まっ、知り合って間もないわけだし、今まで余り話したこともなかったわけだし…… 鮎美ちゃんには悪いけど、新しい友達も増えたことだし、まっ、いいことだよね?




 放課後、さあ! これから美術部に行くぞ! と席を立ったとたん、喜多村くんに呼び止められた。

「木下さん、今日はもう帰るんだよね? じゃあ、一緒に帰ろうよ」

「えっ? 喜多村くん、今日はサッカー部の室内練習はないの?」

「雨の場合、いつも体育館が使えるってわけじゃないんだよね。他の部活の都合もあって」

「ふぅーん、そうなんだ? でも、今日はごめん。先約があるから、またね?」

 今朝、早坂さんと約束しちゃったし。

「あっ、うっ、うん」

 たかが一緒に帰れないくらいで、なにも、そんなお通夜みたいな顔でしょげなくても…… まだこれから、いくらでも機会があるじゃん。喜多村くんには悪いけど、今日は無理だし。

「じゃあ、さよなら、喜多村くん」

「さよなら、木下さん」


「ふふっ、見事に撃沈って顔、してるわよ? 喜多村くん」

「見てたんだ? 水瀬さん。僕、なんだか遠回しに避けられてるのかなぁ? 木下さんに。どーも、今週に入ってから、なんだか様子がヘンなんだよね。木下さんに話掛けると、気まずい雰囲気になるっていうか、こう、何かギクシャクしているような感じなんだよね」

「そう。もしかして、まゆかちゃんに対して、何かやましい事でも、したんじゃないのかしら?」

「えっ? この僕が? そんな心辺りは…… どこにも無いんだけど?」

「ほらっ、もっと胸に手を当てて、よーく考えてみて」

「なんだろう? うぅーん…… 全然、思いつかないだけど?」

「くすっ。あっ、ごっ、ごめんなさい」

「えっ? なにが可笑しいの? 水瀬さん。僕、何かおかしな事でも言いました?」

「ほんと、あゆの言ってた通りね、喜多村くんって」

「えっ? 結城さんは僕のこと、何て言ってたの?」

「さあ?」

「さあ? って、いったなんなんです? 水瀬さん。さっきから僕のこと、からかっているんですか?」

「そうかも?」

「そうかも? って……」

 なんなんだ? 水瀬さんって。さっきから全然、掴みどころがないっていうか、いったい何考えてるんだか。

「わからない? わからないでしょうねぇー? 今の喜多村くんには」

「水瀬さんに木下さんのこと、相談に乗ってもらうとしたのに、いったいなんなんです? その人をバカにしたような態度は? そんなに僕と木下さんが仲良くするのが、気に入らないんですか? それとも、もしかして、嫉妬ですか? 水瀬さんのこと、見損ないましたよ。いくら木下さんと仲が良い友達だからといって……」

「合格!」

「はぁ?」

「だから合格って言ったでしょ? 聞こえなかったのかしら?」

「えっ? 水瀬さん、もしかして僕のこと、試したの?」

「そう、喜多村くんの、まゆかちゃんへのホンキ度っていう限定付きだけどね。まゆかちゃんのこと、こんな所で私にグジグジ言ってないで、気になるなら直接、本人に聞けばいいのに。今日は放課後、美術部に行くって言ってたわよ?」

「ありがとう、水瀬さん」

 ほんと、まゆかちゃんと喜多村くんって、世話の焼ける二人だよね。あゆからも、二人のこと心配したメールもらったわけだし、あゆが不在の今、この私が面倒みなくっちゃね。




 あれっ? 美術部の部室、鍵が掛ってる? もしかして、しばらく来ないうちに廃部になったとか? 部員、少ないって言ってたし。そう思っていたら、ちょうどいいタイミングで早坂さんが、小走りでやってきた。

「真結花さーん」

「早坂さん、部室、鍵が掛ってるんだけど?」

「じゃーん、はい、これが部室の鍵でーすっ」

 そう言いながら、なんだか楽しそうに部室の鍵を開けてくれた。

「鍵、取りに行ってくれてたの?」

「うん、今日は誰もいないの。だから、二人の貸し切りね?」

「えっ? 他の部員は? もしかして、廃部になったとか?」

「あははっ、廃部? 顧問があの戸田先生だよ? 廃部になんて、するわけないじゃん」

「そうだよね? じゃあ、どうして今日は誰もいないの?」

「今日はねぇー、沢村センパイと横山センパイは、表彰を受け取りに行ってるの」

「表彰って、こないだ沢村センパイが描いてた横山センパイがモデルの油絵?」

 あの時はまだ未完成だったけど、それでも、すっごく上手かったもんなぁー

「そう、何かの賞を貰ったみたいなの。今度の土日、美術館で展示されるの。もしよかったら、一緒に見に行かない? たぶん、センパイ達も見に行くと思うけど」

「うん、いいよ。沢村センパイが描いてた絵、見てみたいし」

「じゃあ、部活始めよっか?」

「えっ? 部活って、二人だけで、どうするの?」

「えっと、真結花さん、今日は私のモデルになってくれない?」

 えっ? モデル? せっかく今日は、久々に絵を描くつもりで来たのに……

「わたしが?」

「うん、ダメかな?」

 いや、そんな、半分泣きそうな目で見ないでくれるかな? 早坂さん、わかったから。

「いいよ? でもその前に、ちょっとトイレ行っていい? モデルって10分ぐらい動けないし」

「うん、じゃあ待ってる」

 今度は、ぱぁーと、弾けたような笑顔を見せる早坂さん。そんなに嬉しいんだ? まっ、人の役に立つっていうのも、たまには悪くはないかも。いつも、周りの誰かに助けてもらってばかりいるわけだし、今度は自分が誰かを助ける番だよね?



 トントン。


「ハイ、開いてますけど?」

 

 ガラッ。


「えっと、ココ、美術部に木下さんが来てるはずなんだけど、君、知らない?」

「あなた、いきなり、なんなんです? 名前も名乗らず、失礼じゃないですか?」

「あっ、ごめん、僕、喜多村泰介っていうんだ。君は?」

「私は早坂友美茄。あなた、真結花さんとはどうゆう関係なの?」

「えっと、クラスメイトだけど? ところで、木下さんは?」

「何か、急に用事を思い出したって言って、さっき、帰ったわよ?」

「そうなんだ? 邪魔したようだね、じゃあ」

 仕方ない、今日は諦めるしかないか……


 あれっ? あの後ろ姿、もしかして喜多村くん?

「早坂さん、さっき、もしかして、美術部に男の子が訪ねてこなかった?」

「知らないよ?」

 えっ? もしかして、誰かと勘違い? でも、喜多村くんだと思ったんだけどなぁー。

「でもさっき、確かに男の子がこの廊下歩いてたようだけど…… ここ最上階だし、人気が少ないから」

「それって、もしかして、ストーカーとか? 私、こわーい。部室の鍵、閉めておくね?」

 そう言って早坂さんは、部室の鍵を閉めた。

「まっさかぁー? 学校内でストーカーとか、それはないんじゃない?」

「真結花さんって自覚が無さ過ぎ! 真結花さんのこと、狙ってる男の子、結構いるんだよ?」

「えっ? そんなのナイナイ。だってわたしって、学校じゃあ、特に成績優秀な優等生でもなけば、スポーツ万能ってわけでもないよ? それに、目立つような人間でもないし、これといって他人より秀でた特技らしい特技も無いわけで、すっごく地味な生徒だよ?」

 まっ、強いて挙げる特技と言えば、カラオケくらいなもの? って、カラオケぐらい上手い人はいっぱいいるわけだし。

「もぉーっ! その考えが甘いっていうのっ!」

 えっ、いったい、急にどうしたっていうわけ? 早坂さん?

「そのぉー、甘いって?」

「真結花さんって、自分にどれだけ魅力があるのか、全然、わかってないっ!」

 なにも、そんなにブリブリ怒らなくても……

「急に、そんなこと言われても……」

「じゃあ、私が言ってあげる。真結花さんって、最近、陸上部の練習に参加しているのよね?」

「えっ? なんでその事、早坂さんが知ってるの? クラスが違うのに」

「私じゃないの。私のクラスの男子の噂」

「早坂さんのクラスの男子?」

「そう。これが何を意味するのか、もう分かるでしょ? 陸上部での真結花さんの練習風景を見ている、運動部の男子が沢山いるってこと。つまり、他のクラスの同級生の男子はもとより、上級生の男子からも、真結花さんは密かに注目されているってことね」

「……」

 そういうこと? だから、物珍しさに生徒会長なんかがちょっかい掛けてきたってわけ? こりゃ、学校で変な注目集める前に、陸上部での練習、止めるしかないのかな? そうなると、たった一人で、自宅での走り込み練習になるのかぁー、それも辛いような? まさにジレンマってヤツ? いったい、どうすれば、注目を集めないで済むのかなぁ?


「ねぇ! 私の話、聞いてるの? 真結花さん。ボーっとしちゃって」

「うっ、うん」

「なんだか、話半分って顔ね?」

「まっ、世間話はこれくらいにして、本題に入らない? せっかく、部活しに来たわけだし」

 ちょっと、テンション、下がりまくりだけど……

「そうよね? 部活は、楽しくなくっちゃね?」


 あぁー、絵のモデルって結構辛いぃー、こうやって、じーっと動かないで椅子に座って10分も耐えるなんて、どれだけ強靭な精神力してるんだろう? あの横山センパイって。それってやっぱ、沢村センパイとの間に漂う、愛のなせる仕業なのだろうか? やっぱ、愛の力って偉大?

 そう、モデルと言えば、最近、アルバイトで写真モデルやったわけだけど、あの時は動いてもよかったわけで、その時と比べても断然辛い。なぁーんか、じぃーっと動かないでガマンしてるこの状態が面白くない、つまんない。せめて、なにかしらのBGMでも流れてると気が紛れるんだろうけど……

 それにしても、早坂さん、なんか怖い、怖いよ、その目。なに? その上から下まで、舐めまわすような、その絡み付くような視線。すっごく痛いんですけど? そりゃ、早坂さんの真剣さはビンビンと伝わってきますよ? もしかして、不真面目なのはこっちの方? あぁー、早く終わんないかなぁー。やっぱ、人助けも、ラクじゃないよね。


「あのっ! 真結花さん? 動かないでくれる? 今、乗ってきたところなの!」

「はっ、はい」

 うっ、早坂さん、やっぱ怖い…… なーんか、別の人格が乗り移ってる? それとも、なんか、降りてる?

 途中の休憩挟んで、もうこれで5回目だし、そろそろ、いいんじゃないの?



「お疲れ、真結花さん。後、写真、何枚か撮らせてもらってもいい? 真結花さんって、次に部活に来れる日がわかんないし、後は写真見ながら仕上げるから」

 ほっ、やっと終わったよぉ~、もう限界。つかれたよぉ~。

「写真? うん、いいよ」

 写真って言うから、てっきり、携帯で撮るんだと思いきや、早坂さんは、奥の備品庫から、なにやら三脚と本格的な一眼レフのデジカメを取り出してきた。

「えっ? そのカメラで、撮るの?」

「うん、そうだよ? このカメラ、スゴイでしょ?」

「写真部でもないのに、なんで、そんな高そうなカメラが美術部に?」

「コレ? 実は写真部のお下がりなんだよ? 戸田先生が交渉して、写真部から1台譲り受けたって言ってた。生徒の作品を写真に収めたり、今日みたいにモデルを撮ったりするためにね?」

「ふぅーん、そうなんだ? 戸田先生って、結構やり手だよね?」

「でしょ? じゃあ、カメラに向かって少し微笑んでくれる?」

「こう?」

「うぅーん、少し表情が堅い」

 なんか、少しだけ微笑むって難しい。

「じゃあ、こう?」

 ううっ、なーんか、顔がひきつりそう。

「うぅーん、今ひとつ」

 やっぱ、ダメ?

「じゃあ、こうだ?」

 今度こそ。

「おしいぃー、あと一歩」

 まだダメ?

「だったら、こう?」

 今度は間違いない?

「それは、やりすぎぃー、あざとい」

 またダメ出しかぁ~

「えぇーい、だったら、これで?」

 もう、これでいいでしょ? いい加減、限界なんですけど?

「うん、まあその表情ならいいかな? 動かないでよ、真結花さん。はい、チーズ」


なんだか、早坂さんに、いいように振り回された感じの真結花でしたが……

次回につづく。


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