#33:小さな勇気
それにしてもさぁ、さっきから、通りすがりの男の子や男性からチラチラ見られてるような気がして、なんだかスッゴく落ち着かない感じなんだけど… 今日はパンツルックだし、ファッションも特段派手ってわけでもない。髪型だっていつものポニーテール。なのに、異性からの視線を強く感じる。今、ここにひとりで居るもんだからさぁ、ちょっと、自意識過剰になってんのかなぁ。
なんかさぁ、心細いってゆうか、不安ってゆうか。あぁー、早くパパか麻弥、帰って来ないかなぁ。
こうやって、女の子がひとりでベンチに座ってると、やっぱ目立つのかなぁ? 家出少女に見られたり、とか? それとも、このパンパンになったお持ち帰り袋が気になる、とか?
でも、よくよく考えてみたら、これだけ大衆が集まる所に居るのって、あの事故以来、初めてのことだから、緊張してるのかなぁ。さっきまでは麻弥も居たし、そんなこと意識もしなかったんだけど、ひとりになったとたん、周りの視線が急に気になり出したみたいだ。
「あのぉー、すみません。もしかして、木下センパイですか?」
「えっ?」
さっきまで下を向いて考え事してたから、人が近付く気配に全然気付かなかった。
顔を上げると、そこには見知らぬ、麻弥と同じくらいの可愛らしい少女が立っていた。
「やっぱり、木下センパイ。ご無沙汰してます」
「いえ、こちらこそ」
誰だか知んないけど、とにかく、話を適当に合わせなきゃ。
「木下センパイ、こんな所でひとり、何してるんですか?」
「えっと、家族と遊びに来てたんだけど、みんな別の用事があって、ここで待ち会わせしてるの」
「そうなんですか。じゃあ、麻弥ちゃんも、一緒なんですか?」
この子、麻弥のお友達? だから俺のこと、知ってるんだ。
「うん。そうなんだけど、当分帰って来ないと思うけど」
「残念。私も時間が無いんで、麻弥ちゃんによろしく」
「じゃあ、またね」
「ハイ。じゃあ、木下センパイ、失礼します」
彼女は軽く頭を下げ、一礼をすると、足早に去って行った。
「ほっ」
軽く溜息を吐くと、大して気も使ってないのに、なんだか疲れたような気がした。
あの子、いったい誰なんだろう? 後で、麻弥に確認しとかなきゃ。
ほっとしてたのもつかの間、
「ねぇ、君、ひとり? 暇なら私とデートしないか? もちろん、お小遣いははずむよ?」
今度は見知らぬ、紳士的な雰囲気の中年男性から声を掛けられた。
人は見掛けによらないものだ。恐らく、パパと同じで30半ばぐらいだろう。一見、誠実そうに見える中年男性だが、自分の娘くらいの女の子を相手にしようなんて、ロリコンかよっ! しかも、援交の誘いみたいだし。
こんなの、相手にするのもかったるく、無言で頭を左右に振ると、
「あっそ、残念」
と言って拍子抜けするほど、あっさりと引き上げて行った。
ったく、いい歳こいて、いったい何考えてんだか。こんな変態ロリコンエロオヤジがいるから、援交に走る少女が後を絶たないんじゃないのか? 気持ち悪い気分と、なんとも言えない怒りがないまぜになって、イラっときた。
あぁ、もうぉー。いつまでこうやって、ひとりで待たなきゃいけないんだろう? ここを動くわけにもいかなし、またヘンな人に声を掛けられるかもしれないと思うと、憂鬱な気分になった。
案の定、その嫌な予感は見事に的中し、
「すみません、お嬢さん。読者モデル、やってみたいと思いませんか?」
今度は、20代後半から30代前半くらいの、美容師風でお洒落な感じの、そこそこイケメンな男性から声を掛けられた。
「はぁ?」
「私、こうゆう者でして」
名刺を差し出され、受け取ると、
「RSプロダクション?」
「ハイ。今、雑誌の読者モデル、探してるんですよ。お見掛けしたところ、ビビっと来るのもがありまして、お声を掛けさせて頂いた次第で」
「えっと、そうゆうの、わたしは全然興味がないので…」
「そうですかぁー、もったいないですねぇー。あなたぐらい可愛いと、雑誌の読者人気、トップ取れそうなんですけどねぇー。どうです? 物は試しです。やってみる気はありませんか? 当然、それなりの報酬は出ますよ?」
そうやって褒めちぎって、その気にさせて、最後はお金で釣ろうって?
「ごめんなさい、その気はないので。他の子、当たってもらえませんか?」
「残念ですねぇー。もし、気が変わったら、気軽にその名刺の電話番号に電話して下さい。いつでもいいですから」
彼は、そう言うと、次のターゲットを見つけたのか? 猛ダッシュで去って行った。
いったい、なんなんだ? あの人は?
そういや、鮎美ちゃんに言われてたこと、ふと思い出した。俺って、ああゆう人達のカモになり易いってゆうの。
今の俺、マジでそうなってるじゃん。なんでかなぁ? やっぱ、見た目がひ弱そうな感じで、大人しそうな雰囲気、あんのかなぁ? 認めたくはないけど、否定できないのも確か。
今度ヘンな人が来たら、スパッと、毅然とした態度で断んなきゃ。
そうだ、携帯イジってよっと。声掛けにくいだろうし。たぶん、暇そうにひとりでボーっとしてるから、スキがあるように思われちゃうんだ。
「えっ?」
ショルダーバッグから携帯を取り出すと、画面に新着メールのお知らせがあった。
「あれっ? いつの間に?」
里子ちゃん? えっと、なになに? 明日のリハビリ練習、来れないんだ? ふぅーん、急遽、ケガした選手の変わりにサッカーの練習試合に出れることになったんだ? それから、やっぱお熱い二人の邪魔はしたくないって? ったく、里子ちゃん、何言ってんだか。
このメールを読んだとたん、急に喜多村くんの顔が頭ん中にぽっと浮かび上がった。その直後、胸が高鳴りを始め、何とも言えない気恥かしさに包まれてしまったのだけど、そんな気分は一瞬にして消え去った。
というのは、向こうからチャラチャラした、いかにも不良っぽい感じの、二十歳前後の二人組の男の子達が、こっちに向かって近づいて来てたからだ。
まさか、こっちに絡んでこないだろうな? と思いつつ、視線を逸らそうとしたのだけれど、一瞬、片方の男の子と目線が合ってしまった。しくじったと思い、携帯の画面に視線を落としたのだけど、時すでに遅し、彼らはこっちに向かって確実に一歩ずつ近づいて来ている。どうやら、ターゲットにされてしまったのは間違いないようだ。
ったく、ひとりになってから、ヘンな人に絡まれてばっか。ホント、ついてない。この危機をどうやって切り抜ければいいのか? 必死で頭ん中で考えるも、情けないことに何も良いアイデアは浮かんで来ない。
そうこう考えているうちに、
「よう、お嬢さん。今、ヒマだろっ? ひとりで携帯イジってるくらいだからさぁ。俺達と遊ばないか?」
「ごめんなさい。今、人を待ってるので…」
視線を床に落としたまま、やんわりと断った。すると、もう一人の男の子が、
「あのさぁー、人が話し掛けてんのにさぁ、下向いたままっていうのはどうよ?」
「そうそう、ちゃんと、顔上げて話そうよ」
「……」
これって、やっぱナンパ、だよな? 頭ん中じゃあ、毅然とした態度で、ハッキリと断らなきゃって思うんだけど、俺の意思に反して口が動こうとしない。なぜだか、今まで感じたことがないような、男性に対する恐怖心みたいなものが急に襲ってきたんだ。体が委縮してしまい、言うことを聞いてくれない。
彼らの背は、175cmは有に超えていると思われ、それが尚一層、恐怖心を煽っているように思えた。
「なぁ、下向いたまま、ダンマリかよ」
「うひょー。チョーかわいいじゃん!」
もうひとりの男の子が、しゃがんで俺の顔を見上げるようにじーっと見てる。絶対に目線を合わせないよう、必死で顔を背けていたが、痛いほど視線を感じた。
あぁ、どうすればいいんだろう? このまま、下向いたまま、黙ってるだけじゃあ、どうしょうもない。かといって、ヘンなこと言って怒らせると、もっとサイアクだ。
そうだ、叫んで誰かに助けを呼ぶ? そう思ってたら、彼らはそれを見透かしたのか? 両側からまるで俺を取り囲むように、こっちに向いてベンチに座ってきた。彼らの長い脚が邪魔で、これじゃあ、逃げようにも逃げられない。退路も絶たれてしまい、完全に逃げ場を失ってしまった。
「なぁ、そんなに怖がらなくてもいいじゃん」
「俺達、こう見えても優しいんだぜ?」
勇気を振り絞り、なんとか口を動かす。
「あのぉー、申し訳ないんですけど、他の子、誘ってもらえませんでしょうか?」
あくまでも、丁寧に、かつ、彼らの機嫌を損ねないように喋ったつもりだ。
「やっと喋ってくれた。そう言われてもなぁー、俺、キミに一目惚れだし。さっき、一瞬、キミと目線が合っただろ? そんとき、運命感じちゃったんだよねぇー」
「おいっ、ひとりで抜け駆けはズルイぞっ、隆史」
この状況、自らの軽はずみな行動が、招いてしまった悲劇ってことなのか?
益々ドツボにはまってるじゃないか。どうやってこの状況から抜け出せばいいんだよ?
「だってさぁ、徹也。こんだけカワイイ子って、そう滅多にお目に掛れないぜ!」
「確かにそうかもなぁ。素人にしとくには、ちょっと、勿体ないかも。あれっ? またダンマリ、ですぁー?」
あぁ、早くパパか麻弥、帰って来ないかなぁ~。誰か、助けてくんないのかなぁ~。さっきから、人は行き来してんだけど、こうやってベンチで三人並んで座ってると、俺が、特に困ってるようには見えないのかもしれない。
そうだ、彼らにバレないように、メールで助けを呼ぶ? パパには心配かけたくないし、やっぱ麻弥?
「なぁ、そうやって黙ってないでぁ、なんか話そうよ。俺、隆史。キミ、名前は?」
「……」
「口も聞きたくないんだってさ、隆史。お前、もう嫌われちゃったみたいだな」
「さっきから人が優しく話しかけてんのにさぁ、そうやって携帯イジって、完全にムシかよっ! かわいいからって、お高く止まりやがってよぉー」
「おいおい、隆史。そうキレんなよ。彼女、ビビってるじゃないかよ」
よし、メール送信! 気付いてくれるかなぁ、麻弥。気付いてくれないと、困るんだけど…
「よっと、この携帯、カワイイねぇー。このデコ、キミがやったの?」
俺の右に座っていた隆史と名乗る男の子に、あっさりと携帯を奪われしまった。
「あっ、携帯、返して下さい!」
「イヤだよぉーっと」
ほんと、うかつだった。麻弥にメール送信できたことにホッとして、気が緩んでしまっていた。
「でたぁーっ、隆史の悪いクセ!」
どうやら、俺の携帯と、自分の携帯の電話番号とメルアドを、勝手に交換しているらしい。
しまったぁー、完全に油断してた。まさか携帯を奪われて、こんなことされるなんて、考えもしなかった。今更悔やんでみても、後の祭りだ。最初、ナンパなんて直ぐに断れるだろうし、大したことは無いだろう、そんな軽い気持ちでいた。その油断がこの結果だ。
「終了ぉー。徹也、ほらっ、パス」
俺の携帯が、左に座る徹也という男の子に向かって放り投げられた。
「ハイ、げっとーっ。えっと… ここかぁ。さてさて、キミのお名前はっと、木下真結花。ふぅーん、まゆかちゃんっていうのかぁー。かっわいい名前だねぇ~」
奪われた携帯の、個人プロフィールを勝手に見られてしまったようだ。
これって、完全にプライバシーの侵害だよな? と抗議したところで、常識が通じる相手でもない。
こいつら、相当手慣れてる。よりによって、最悪な相手に捕まってしまった。
「お願いです。携帯、返してもらえませんか?」
「じゃあさぁ、この携帯、返す代わりに、今から俺達とデートしてくんないかぁ」
「おっ、徹也、それ、いいねぇー」
「だろっ? 隆史」
悔しい気持ちでいっぱいなのに、怖くて抵抗できないこのもどかしさ。どうしようもできない自分自身に、腹立たしく、絶望的な無力感を感じた。すると、無性に悲しい気分が俺を襲い、勝手に涙が溢れてきた。
「おいおい、これくらいのお遊びでさぁ、なんも、泣くこたぁねぇだろ? 徹也、携帯、返してやれよ」
「しゃあねぇなぁ。ほらっ」
なんとか携帯は返してもらったが、涙が止まる気配はない。
「徹也、お前が、泣かせたんだからなっ」
「お前だって、同罪だろっ。ったくよぉー、いつまでも、泣くなよなぁ~。まるで、俺達が悪者みたいじゃないか」
こいつら、悪びれてる様子も、その自覚さえもない。
しかし、この状況から一刻も早く抜け出す方法はないものだろうか? 麻弥にメールで助けを求めたものの、見てくれているのかどうかも分からない。このまま、俺が泣きやんだとしたら、いったい彼らは、俺をどうするつもりなんだろう?
サイアクの展開も、考えなきゃいけないかもしれない。暫くの間、泣いたまま、途方に暮れていると、
「こらぁーっ! おねぇちゃんを、イジメんなぁーっ!」
ゆうとくんが、大声を張り上げ、向こうから猛然とダッシュして来る姿が見えた。
ゆうとくんの大声に驚いた周りの人達は、何事かと、一斉にゆうとくんに視線を浴びせ掛ける。
あんな小さな体なのに、こんなに大きな彼らに立ち向かおうなんて。なんてハートの強い子なんだと、軽く感動していた。
「はぁ、はぁ」
「お前、なんなんだ? 大声出しやがって、このくそガキはよぉー」
ベンチに座っていた彼らが、一斉に立ち上がった。こうやって真近で彼らを見ると、やっぱデカい。
「お前、お姫様を助けにきたナイトきどりってわけか? ははっ、ちっちぇーナイトだなぁー」
「お前ら、おねぇちゃんを泣かせたなぁー」
「ったく、くそ生意気なガキなこと」
「なぁ、隆史。こんなガキ相手にするの、やめようぜ。向こうから、厄介なヤツが来てる」
「そうだな。電話番号とメルアドは頂いたことだし、面倒なことになる前に消えようぜ」
そう言うと彼らは、逃げるように立ち去った。
「まゆかおねぇちゃん、大丈夫?」
「ゆうとくん、ありがとう」
そう言った後、バッグから取り出したハンカチで涙を拭った。
「おねぇーちゃーん」
麻弥が警備員を連れて、こっちに向かって来ていた。
そっか、彼らは警備員を見て逃げ出したってわけか。
「お嬢ちゃん、大丈夫かね?」
50過ぎらしい、警備員の制服が板に付いたような男性から、優しい声を掛けられた。
「はい、なんとか。絡まれてた男の子たち、警備員さんを見て、逃げちゃったんで」
「お嬢ちゃん、真昼間だからといって、油断したらダメだよ? 特に、ここのアミューズメントパーク周辺は若者が多いから、変な輩も集まってくるんだ。それと、身の危険を感じたら、勇気を出して、周りに助けを呼ぶこと。分かったかい?」
「はい。ご迷惑を掛けて、済みませんでした」
「いや、いいんだよ、これが我々の仕事だから。お嬢ちゃんが無事で良かった」
「警備員さん。おねぇちゃんを助けてくれて、ありがとうございました」
警備員さんに深々と頭を下げ、お礼を言う麻弥。ほんと、しっかりした妹だよ。
「じゃあ、気を付けて遊ぶんだよ」
「はい」
「麻弥、ありがとう。ほんと、助かった」
「うん、ほんと間に合ってよかったぁー。スッゴく心配してたの」
「もちろん、ゆうとくんも、ありがとうね」
「うん」
ゆうとくん、少し照れながら、ニコニコと笑顔を返してくれた。
「おねぇちゃん、ほんとに、ごめんねぇー」
本当に申し訳なさそうに、両手を合わせて謝る麻弥。
「なんで、麻弥が謝るの?」
「だって、おねぇちゃんをひとりにして、危険な目に遭わせた麻弥が悪いんだもん」
「油断してた、わたしも悪いの。だから、麻弥のせいじゃないよ」
「うぅーん、やっぱおねぇちゃんの服装、もっとダブダブでボーイッシュな色の服にして、帽子被らせてた方がよかったなぁ」
麻弥が、俺の頭のてっぺんから足先まで、視線を動かしながらそう言った。
「なんで?」
「だって、今日のおねぇちゃんのカッコ、可愛すぎるもん。男の子が、ほっとくわけないよ」
「えっ? そんなことないと思うけど? 今日のわたしのカッコ、フツーじゃないの?」
「だってさぁ、そのシャツ、パンツにしても、体のライン、丸見えでしょ? おねぇちゃん、体が小さい割に、プロポーションがいいんだもん。それに増して、そのかわいい顔にポニーテールでしょ? 男の子が、そのギャップに萌え! とか、クラっときてもおかしくないよ」
はぁー、そうなんですか? 麻弥。じゃあ、俺が感じていた男性諸君の視線は、気のせいではなかったと。
そう思った瞬間、鳥肌が立つ程、ブルっと寒気がしたため、思わず両手で体を抱きしめた。
「まゆかおねぇちゃん、どうしたの? 体の具合、悪いの?」
「うぅうん。心配してくれて、ありがとう。ゆうとくん」
「ねぇ、おねぇちゃん。結局、ゆうとくんのおにいちゃん、見つかんなかったの。どうしょっか?」
「そのこと、わたしも考えてたんだけど、パパが帰って来てからさぁ、一緒に迷子センター行くしかないのかなって、思ってて。ゆうとくん、それでいいかな? これだけ待ってても、ゆうとくんのおにいちゃん、現れないみたいだし」
「うん、わかった。これ以上、おねぇちゃんたちの迷惑になりたくないし」
「麻弥、迷惑だなんて思ってないよ? なんかさぁー、少しの時間だけだったけど、弟が出来たみたいで、楽しかったし」
「うん、麻弥の言う通りだよ。わたしもさぁ、もし、家にゆうとくんのような弟がいたらさぁ、今よりも、もっと家が明るくなって楽しいんだろうなって想像してたの。それにさぁ、ゆうとくんって、ホント強い子だと思ったよ。その小さな体の勇気に、わたしも頑張んなきゃって励まされたの。ホント、感謝してるんだから」
「へへっ」
ゆうとくんの照れた姿が可愛らしく、思わず、強く抱きしめたい衝動に駆られたんだけど、グッとガマンしてこらえた。
これって、やっぱさぁー、母性本能がくすぐられているってことなんだろうか? ゆうとくんの手を握ったときも同じような感じ、したんだよねぇー。なんか、スッゴく不思議な感覚。
とんだ災難に巻き込まれてしまった真結花。
ゆうとくんの活躍により、その災難は去ったようですが…
次回につづく。