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もうすぐ大学生のお客様
カラン、カランと、店のベルが鳴り、
一人のお客様が入ってこられる。
「こんにちは。」
少し照れたような笑顔で、お客様は挨拶をしてくれた。
「いらっしゃいませ~。あら、綺麗な髪色ですね!」
従業員の一人が、目をキラキラさせてお客様に声を掛けると、
お客様も、パーッと嬉しそうな笑顔になる。
「本当ですか?ありがとうございます!」
このお客様、なんとこの春から大学生になるので、
思い切って髪を明るく染められたのだとか。
「たくさん可愛くして、おしゃれもして、
それで、楽しい学校生活を送りたいんです!」
夢いっぱいの様子で、そう話をしてくれるので、
マスターは微笑みながら、お客様を眩しそうにを眺めていた。
「その時は是非、新しくできたお友だちと一緒に、
もう一度、このお店にもいらしてくださいな。」
マスターがそっと声を掛けると、
「はい!」
と、元気いっぱいにお客様は返事をしてくれたのでした。




